TOP日本のプロレスNoah 2000年代の大会 →Best of Noah 2003

Noah:Best of Noah 2003の分析


名勝負 GHC王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(3/1/03)
好勝負 初代Jr.タッグ王座決定トーナメント決勝:金丸義信、橋誠vs.KENTA、丸藤正道(3/1/03)

GHCヘビー級王座戦:小橋健太(ch)vs.本田多聞(4/13/03)

@ディファ・カップ・トーナメント3位決定戦:KENTA、鈴木鼓太郎vs.KUDO、MIKAMI(2/9/03)
 3位決定戦というシチュエーションは微妙ですが
 手を抜かず軽妙な切り返しにバチバチの打撃。

 相手を舐めたストーリーを
 相手の実力認めて思いっきり行います。

 片方だけの試合運びでもちゃんと緩急ついていて、
 後半双方向で作るようになるとクオリティは更に飛躍。

 MIKAMIの持ちネタのラダーまで出て、
 右肩上がりのインパクトでショー・スティーラーの一戦になりましたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/25)

A初代Jr.タッグ王座決定トーナメント決勝:金丸義信、橋誠vs.KENTA、丸藤正道(3/1/03)
 最初から激しい打撃戦で盛り上げると
 金を払う価値のあるスケールの大きな技を連発。
 橋がKENTAに火花を散らしていますが
 KENTAの心理的なヒートの見せ方はまだまだ洗練されておらず
 今のところ金丸との華々しい攻防の方が売りになっていますね。
 しっかり理由付けをした上で孤立シーンへ。
 孤立の維持と同時に追い込みの意味もつけて連携技を披露。
 丸藤は華を押し出していて細かい部分は荒削りですね。
 それならと金丸が簡単に反撃を許さず、
 丸藤のビッグ・スポットを活かす関わり方をしていました。
 やや雑ながら若さ溢れるエネルギーに圧倒される。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/12)

BGHC王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(3/1/03)
 3年ぶりの黄金カード。
 三沢にそろそろ衰えが見える中にもかかわらず
 予想を裏切って往年以上に過激度な方向へと走り
 序盤から必殺技を狙うし
 かつては腕攻めにつなげたエプロンから柵への自爆スポットの後には
 場外でのハーフネルソン・スープレックスを打ちます。
 更に終盤には花道から場外へのタイガー・スープレックスなんて技も出る。
 これまで以上にリアルなダメージに頼っているものの
 その結果としてこらまでの小橋vs.三沢の精練された正の鏡合わせではなく
 ドロドロとした負の感情の奔流のぶつかり合い、という
 四天王プロレスの原点に回帰しました。
 そして間違いなくこの試合は四天王プロレスの中でも
 最も壮絶な試合という名を冠するに値するのです。
 1/20/97には敵わずとも歴史的な名勝負です。
 (執筆日:12/20/07)

CGHCヘビー級王座戦:小橋健太(ch)vs.本田多聞(4/13/03)
 10年目という節目にシングル王座を狙う本田。
 そのストーリー通り本田の気持ちが伝わってきますね。

 バック・ドロップ連打の仕掛けも良いし、
 積極的にレスリング技術も見せれている。

 小橋は本田の用意した多彩な技を
 丁寧に試合の中に組み込んで受け止めていますね。
 執拗なヘッドロックも展開として良かった。

 後半にかけても本田が花道へのデッド・エンドに
 小橋の痛めている肘を攻めることで最後まで一進一退。
 予想を超えて迫力のある終盤になっていましたね。
 
 両者の良さが噛みあった素晴らしい試合です。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:6/?/20)

D獣神サンダー・ライガー、リッキー・マルヴィン、村浜武洋vs.KENTA、鈴木鼓太郎、丸藤正道(6/29/03)
 軽妙なテンポで攻防。

 丸藤/KENTAのタッグは鉄板だし、
 ライガー、村浜も大阪プロレスのタッグ王者にもなっているので悪くない。
 
 ただマルヴィン、鼓太郎がいなければ
 2組共より濃度高く連携要素見せれたのではないか。

 マルヴィンなので対抗戦の位置づけにもなっていませんしね。

 終盤の控え入り混じっての派手な競演はトリオならではですが、
 そういうメリットより制限の方が強く感じてしまった。

 中々良い試合。
 (執筆日:6/?/20)