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Noah:Best of Noah 2003 part.2の分析


名勝負 Jr.タッグ王座戦:KENTA、丸藤正道(ch)vs.リッキー・マルヴィン、フベントゥー・ゲレラ(11/1/03)
好勝負 初代Jr.タッグ王座戦:KENTA、丸藤正道 vs. 獣神サンダー・ライガー、村浜武洋(7/16/03)

Jr.タッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch)vs.金丸義信、橋誠(9/12/03)

@初代Jr.タッグ王座戦:KENTA、丸藤正道 vs. 獣神サンダー・ライガー、村浜武洋(7/16/03)
 村浜の表現力の稚拙さにはうんざりしますね。
 MMAレスラーは需要があるので
 少なからず役割を担っていますが他の同スタイルの選手が誰かいなかったのかと思います。
 他3人。
 KENTAは基本を外れる事なく打撃戦もこなします。
 丸藤も同じく基本を押さえていますが
 彼の場合は独自の動きを活かせるよう更にアップグレードさせていて良いですね。
 最後にライガー。
 試合外のインタビュー含め素晴らしい態度で
 それを見事に試合で表現しています。
 文字通り新日を背負っている。
 レジェンドだからこその最高の仕事です。
 総合すればNoah組みが王者になるべく安定した試合運びを見せ
 新日組みはライガーがお荷物以上の活躍で初代王座戦に必要な特別性を与えました。 
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/26/09)

AJr.タッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch)vs.金丸義信、橋誠(9/12/03)
 前回と同じく激しい打撃の打ち合いからスタート。
 しかし情動に身を任せていた前回と違って
 ゆったりとして踏み込んでいきません。
 橋がKENTAにエプロンでリバースDDT、
 金丸が花道から場外へのボディ・スラム、と
 分かりやすいスポット2連発でKENTAの孤立につなげます。
 丸藤のダイブを挟んで今度は橋の孤立。
 安定した展開ですね。
 橋の腕狙いも深みを増している。
 今何をすべきかが明確なので
 それをこなす選手側からも観ている観客側からも分かりやすい内容。
 完成度の低さをがむしゃらさで誤魔化していたのとは正反対ですね。
 両方の良いとこ取りが出来るとベストだけど。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/12)

BJr.タッグ王座戦:KENTA、丸藤正道(ch)vs.リッキー・マルヴィン、フベントゥー・ゲレラ(11/1/03)
 試合前マルヴィン、フービーの日本語アピールで笑いが起きましたが
 フービーらの襲撃から試合がスタートしてみれば
 トルネード式に入り乱れながら華やかな連携技、
 美しい軌道を描く攻防に魅了されます。
 マルヴィン、フービーのアピールで仕切ると通常タッグ形式に戻りますが
 一般的な軽量級の攻防を素晴らしいスピードで実現。
 場外に落下した丸藤に控えのフービーがブルドッグを決め孤立に結び付けたりと
 初タッグであるマルヴィン、フービーは連携技だけでなく戦略も見事にこなしています。
 マルヴィンがアンクル・ロックに切り返した所で
 控えのフービーがダイビング・レッグ・ドロップで合体させたところは印象的でした。
 またメキシカン・ストレッチを上手く使った試合運びも良い。
 所々に散りばめられたユーモアもにくいですね。
 一方の丸KENも驚異的な技の数々を披露。
 1対2スポットからDGばりの立体技で盛り上げ、
 ここらへんで終わるかなと思いきや、
 更なるクライマックスとしてフービーvs.KENTA、丸藤vs.マルヴィンのシングル対決が待っている。
 終わらないことが幸せな素晴らしい時間でした。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:1/?/12)

CGHCヘビー級王座戦:小橋健太(ch)vs.小川良成(11/1/03)
 小川が不意打ちして水吹きかけでスタート。
 小川の兵法と小橋のでかさ、凄みがそれぞれ際立っていますね。

 小川が活き活きと翻弄。
 小川に踊らされるのを観客も楽しんで会場の熱量も十分です。

 小川が脚攻め。
 小橋も気持ちで跳ね除ける反撃で益々盛り上がります。

 更には小橋が小川を鉄柱にぶつけ、
 ナックルを小川の額に打ち付けると流血。
 ここまでは最高でした。

 ただ流血後は前半の攻防の域を抜け出ず、
 新しい風景は見えなかったですね。

 vs.秋山は極端だったとはいえ、
 あれで折角小川が問題提起したのに
 GHC王座戦は何だかんだ20分超えないといけないという
 常識に縛られてしまった感があります。
 終盤は小川の血も引いてしまって絵が弱くなり勿体なかった。

 もう少し時間絞って走り切れば好勝負だったでしょう。
 しかし特別な試合で小川フリークは必見。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/?/20)