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新日本プロレス:Complete Inoki V.4 Disc 2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@アントニオ猪木vs.レフト・フック・デイトン(4/3/79)
 デイトンがゴング前に奇襲。
 只ヒールっぽいキャラでもなく単発。
 すぐに退屈になってしまいますが
 茶番みたいな光景はなく一定のテンションは保ち続けている。
 猪木が頭突きでデイトンを流血させクライマックスとしてドラマが生まれるかと思いきや
 そこからデイトンは只粘るだけで力尽き期待を裏切る。
 悪い試合。

Aアントニオ猪木vs.ウィリー・ウィリアムス(2/27/80)
 ベースとしてはそれなりだがたいして見せ場もないまま場外にもつれ込みダブル・リングアウト。
 再開まで時間をかけ過ぎで完全に分離しています。
 そして再開後は先ほどと同じように試合が無効になるのではないか、という
 ネガティブな物でハラハラさせる内容。
 その状態で両者ドクター・ストップという結末に導くのだから信じられない。
 ひどすぎる試合。

Bアントニオ猪木vs.レオン・スピンクス(10/9/86)
 猪木はサブミッションを使わないとグローブをつけて試合に望みます。
 その状況でスピンクスが良いコンビネーションで猪木を追い込み、
 アリを彷彿とさせる人を食った身振りを所々に交え、
 観客のエネルギーを溜めていきます。
 4R前で猪木がグローブを外し、良い構成でした。
 しかしそこからがじれったい。
 猪木がその流れに乗らずグダグダして
 最後は馬鹿にしたようなフォールでのフィニッシュ。
 まずまずだったのにフィニッシュ含めた終盤で台無しです。
 悪い試合。

Cアントニオ猪木vs.ショータ・チョチョシヴィリ(4/24/89)
 ノー・ロープにした演出は良いですね。
 しかしそれだけ。
 チョチョシヴィリは柔道家で密着状態が基本なはずなのに
 プロレスの進め方に自信が無いために前に出るのを躊躇し間抜けに見えます。
 技自体はそこそこ様になってますけどね。
 序盤とはいえ猪木のバック・ドロップにノー・セルで
 どう帰結させるのかだけに注目していたけどそのまま猪木が負け。
 たまには負けて盛り上げる事も必要ですが何故チョチョシヴィリでこれをやるのでしょうか。
 悪い試合。

Dアントニオ猪木vs.ショータ・チョチョシヴィリ(5/25/89)
 前の敗北をすぐに忘れさせるためでしょうか
 短い時間で猪木があっけなくギブ・アップを奪います。
 見所は1つもなし。
 ひどい試合。

総評
 外れ100%・・・。
 (執筆日:6/14/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アントニオ猪木vs.レフト・フック・デイトン(4/3/79)
Aアントニオ猪木vs.ウィリー・ウィリアムス(2/27/80)
Bアントニオ猪木vs.レオン・スピンクス(10/9/86)
Cアントニオ猪木vs.ショータ・チョチョシヴィリ(両者ドクター・ストップ)(4/24/89)
Dアントニオ猪木vs.ショータ・チョチョシヴィリ(5/25/89)