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新日本プロレス:Best of NJPW 1998の分析


名勝負 BotSJリーグ戦:大谷晋二郎vs.獣神サンダー・ライガー(5/28/98)

G1決勝:橋本真也vs.山崎一夫(8/2/98)
好勝負 Jr.ヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.金本浩二(7/15/98)

G1準々決勝:橋本真也vs.天龍源一郎(8/1/98)

G1準決勝:橋本真也vs.小島聡(8/2/98)

@BotSJリーグ戦:大谷晋二郎vs.獣神サンダー・ライガー(5/28/98)
 序盤はグラウンド。
 ハイ・フライを際立たせる前座にはしない。
 ライガーがロープ・ブレイクに逃げた大谷の脚にニーを連打したり、
 大谷もアーム・バーへの切り返しで逆転してから
 フェイス・ウォッシュ連打、と攻撃性のぶつけ合い。
 締め/打撃/投げどれも効果的に見せていますね。
 文句のつけようのない完成度なのですが、
 映像としては20分試合が12分にカットされているのが難。
 そこが評価の難しいところですが、
 映像で確認する限りでは他の試合時間が加わって
 クオリティが落ちることはまず考えられない。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/?/18)

AJr.ヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.金本浩二(7/15/98)
 ライガーの首狙いに対して金本は脚狙い。
 最初の10分はハイ・フライを排除しグラウンドに固執していますね。
 10分経過しているのでライガーの反撃はハイ・フライだろうと予想していたら
 ライガーも掌底から低空ドロップ・キック、と脚攻めの仕返し。
 堅いレスリングですね。
 しかし徐々に織り交ぜられる打撃の鋭さが緊張感をもたらしています。
 ライガーが場外へのブレーン・バスターを狙うも
 金本は防ぐとエプロン、柵にライガーの脚を叩きつけます。
 ダイブかと思いきやこの執拗な脚攻め。
 ここまで徹底しているとサービスとしての
 スポットがなくても勝負が決まりうるという認識が観客にも生まれます。
 それが出来てから売れ線の見せ場を
 このコンセプトから逸脱しないレベルで交えてくるので効果は抜群。
 ただここまで拘ったのなら最後は是非4の字等で決めて欲しかった。
 熱狂しない熱戦の情熱。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:6/?/17)

BG1準々決勝:橋本真也vs.天龍源一郎(8/1/98)
 天龍のナックルから早くもヒート・アップし
 逆水平と袈裟切りのチョップ合戦。
 連打したり、相手の抵抗を切ったり、ナックルを混ぜたり、
 様々な意味合い、展開を込めて表現していく。
 異常な打撃戦が異常な熱気を生み出します。
 前半が凄すぎて後半が霞まないか心配しましたが、
 疲労感が出てる中での見せ方ができている。
 とはいえ少し打撃偏重過ぎて中盤の展開に一捻りあると
 終盤の攻防もより映えた印象です。
 文句なしに好勝負。

CG1準決勝:橋本真也vs.小島聡(8/2/98)
 橋本がセントーンを耐えて起き上がり蹴りを叩き込めば、
 小島もダウンしつつもレフェリーが橋本を引き離して
 生まれた隙に起き上がってラリアット。
 攻守の切り替え所の見せ場が気持ちをしっかり伝えますね。
 橋本の蹴りも相当にハードなので、
 それ以外のベース部分も中々もって見応えがある。
 終盤は部位攻めとタフな削りあいで
 ストーリーを持った攻防をやりきりました。
 文句なしに好勝負。

DG1決勝:橋本真也vs.山崎一夫(8/2/98)
 UWF上がりの山崎とあって
 橋本vs.天龍、橋本vs.小島とはまた違う打撃戦に。
 牽制して探りあいながら山崎がロー・キック。
 橋本が蹴り返すも痛みで膝を突く形でドラマを見せます。
 橋本は袈裟切りチョップもあるので
 そこで攻防をずらしながら理と蹴りの見せ場を両立。
 山崎がドラスクや鉄柱攻撃で更なる脚攻めを見せ4の字。
 これで一気に終盤の雰囲気感が仕上がりましたね。
 一本筋の通った山崎の攻めに
 橋本の盛り返しが見事に輝きました。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@BotSJリーグ戦:大谷晋二郎vs.獣神サンダー・ライガー(5/28/98)
AJr.ヘビー級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.金本浩二(7/15/98)
BG1準々決勝:橋本真也vs.天龍源一郎(8/1/98)
CG1準決勝:橋本真也vs.小島聡(8/2/98)
DG1決勝:橋本真也(優勝!)vs.山崎一夫(8/2/98)