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新日本プロレス:Best of NJPW 1997の分析


名勝負 8冠王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.大谷晋二郎(2/9/97)

BotSJリーグ戦:獣神サンダー・ライガーvs.金本浩二(6/1/97)
好勝負 なし

@8冠王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.大谷晋二郎(2/9/97)
 それぞれ相手の行動にリアクションを返し繋がっていきます。
 理の鎖の結果としてライガーの脚攻めへ。
 荒っぽいやり方で雰囲気を高めると
 大谷も一歩も引かずにやり返していきます。
 打撃の打ち合いがややくどいし、
 一極攻めももう少し他のアクションを織り交ぜ最大化するべきという点で
 少々ヒート・アップし過ぎてましたけどね。
 大谷が執拗に腕狙いで動きを封じにいく。
 こちらは打撃とのバランスが良かったですよ。
 ここでライガーは意固地になって脚攻め続行。
 じくじくとした一極攻め対決となっていきます。
 これで完全に2人だけの世界に入ると
 その後の華麗な技も単なる演出以上の相手を潰す武器となります。
 場外パワー・ボムを打ち合ったりと過激な静と動の見せ方。
 決められない方も辛い攻守が一体となった戦いに突入していきました。
 終盤においても序盤と同じくくどさがありましたが、
 それもこの試合の魅力の一つに映る荒々しい特別な試合でした。
 文句なしに名勝負。

ABotSJリーグ戦:獣神サンダー・ライガーvs.金本浩二(6/1/97)
 金本がポジショニングで凌ぎ、
 えぐい打撃でサブミッションから逃れ、
 鋭いサブミッションで相手の部位を壊す。
 絶好調ですね。
 ライガーの反撃を簡単に金本許さず
 熾烈な攻め合いで主導権を奪い合います。
 ここではレスリングの見せ場を
 ユニークに組み合わせたシーンがありましたね。
 ライガーが形振り構わない必死の技で反撃。
 豪華なスポットのシークエンスで盛り上げます。
 そこからは力尽きるまでJrは戦うという合意の下、
 激しい攻防をやり尽くしました。
 文句なしに名勝負。

B異種格闘技戦:小川直也vs.山崎和夫(7/6/97)
 情熱、当りの強さという単純な物差しで計られがちな蹴りですが
 山崎は同じ蹴りでも何種類か使い分けて試合を進んでいる。
 小川はその蹴りに対して冷静に過剰にも過小にも反応せず、
 自分の武器を見せることも忘れていない。
 後半にかけて山崎は相手の良さを活かす仕掛け方をしていましたね。
 終盤のそれぞれのSTO、ジャーマンは大きなインパクトを生んでいました。
 10分満たない試合なのが残念ですが充実していた異種格闘技戦。
 中々良い試合でした。


 (執筆日:1/?/15)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@8冠王座戦:獣神サンダー・ライガーvs.大谷晋二郎(2/9/97)
ABotSJリーグ戦:獣神サンダー・ライガーvs.金本浩二(6/1/97)
B異種格闘技戦:小川直也vs.山崎和夫(7/6/97)