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新日本プロレス:Best of NJPW 1995の分析


名勝負 BoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
好勝負 なし

@IWGP王座戦:橋本真也(ch)vs.ウィリアム・リーガル(4/16/95)
 リーガルは橋本の動きを効果的に止めるサブミッション使い。
 橋本は場外で間を置くも相手の攻めに対して何もリアクションが取れない。
 リーガルが自身で打撃との織り交ぜにより成立させているが
 どうしても一次元的内容でしかないですね。
 しかしその主導権の握り方がリアルであるが故に
 リアルの戦いをそのままに見世物の戦いとして成立している。
 また後半はリーガルがその世界観の中で通常技に対してしっかり受け、
 派手さはなくても重厚感で通用する試合となっています。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

A橋本真也、平田淳嗣vs.蝶野正洋、天山広吉(6/12/95)
 試合開始時から火花を散らします。
 勢い持続させるに当って平手、天山が粗いものの
 どちらも連携技を豊富に見せて来たのには
 良い意味で予想を裏切られました。
 平田がやられつつ頑張りを見せる一方で橋本は揺らがない存在として自己を確立させる。
 しかし蝶野、天山が連携でラッシュしかければ橋本も崩れうる。
 この絶妙のバランスが後半にかけて素晴らしいストーリーを描き出しました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:?/?/12)

BBoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
 (複数カットあり)
 90年代Jr.らしくベースラインから気迫がこもっています。
 両者ダイブ後にフェンスへのウィップを入れて、
 激しさをより印象付けていますね。
 一方で相手への攻撃性だけでなく、
 観客も見ていてアピール性も加えているバランス感が流石です。

 様々な技を幅広く使っていますが、
 それぞれの技に適切な間、緩急で使い分けている。
 そしてリングのどこにいるかどう見えているか、
 場所の認識力もずば抜けていますね。
 同じリングの中でも場所が少し違うとまた違ってくる。
 両者共に技術の粋を発揮できています。

 タイガーの強烈なアピールから終盤は更に加速。
 技で推していく中、最後フィニッシャーへの導入に
 後転受身を使っており、最後まで脱帽でした。
 これ程最高の試合をカットしてしまったのは大きな損失。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:7/?/19)

CG1決勝:武藤敬司vs.橋本真也(8/15/95)
 まずは取り合えずじっくりグラウンド。
 主導権を握るために武藤は技を決める必要はあるが
 橋本に受け止められたりと利かないのでグラウンドに。
 橋本の体格故の制限はありますが
 そこに戦いの上での理屈をつけている。
 体力の削りあいの勝負になる中、
 橋本が敢えてフォールせずに待ち構えることで表現的に。
 武藤が優勝経験者なのに橋本の方が余裕を持って壁になっている格好となります。
 武藤がアーム・バーなど多彩な攻め手から打開策を探るも見つからない。
 橋本はこのまま押し切っても観客を惚れきらせる程の強さを見せます。
 DDTで武藤がこの試合の前に負っていた傷口から流血。
 最後は橋本がコーナー上から飛ぶという予想外からドラマスティックに。
 ただ個人的にはそれまでのDDT乱発もあって
 こういう乖離した締め方をせざるをえないだろうな、という見方。
 あそこから武藤を勝利させるにはああいう攻防しかないとは思いますけど。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:?/?/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@IWGP王座戦:橋本真也(ch)vs.ウィリアム・リーガル(4/16/95)
A橋本真也、平田淳嗣vs.蝶野正洋、天山広吉(6/12/95)
BBoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
CG1決勝:武藤敬司(優勝!)vs.橋本真也(8/15/95)