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新日本プロレス:Best of NJPW 1995の分析


名勝負 BoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
好勝負 なし

@BoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
 (複数カットあり)
 90年代Jr.らしくベースラインから気迫がこもっています。
 両者ダイブ後にフェンスへのウィップを入れて、
 激しさをより印象付けていますね。
 一方で相手への攻撃性だけでなく、
 観客も見ていてアピール性も加えているバランス感が流石です。

 様々な技を幅広く使っていますが、
 それぞれの技に適切な間、緩急で使い分けている。
 そしてリングのどこにいるかどう見えているか、
 場所の認識力もずば抜けていますね。
 同じリングの中でも場所が少し違うとまた違ってくる。
 両者共に技術の粋を発揮できています。

 タイガーの強烈なアピールから終盤は更に加速。
 技で推していく中、最後フィニッシャーへの導入に
 後転受身を使っており、最後まで脱帽でした。
 これ程最高の試合をカットしてしまったのは大きな損失。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:7/?/19)

ABotSJ:エル・サムライvs.ワイルド・ペガサス(7/7/95)
 (放送日は7/29/95)
 (途中から)
 この好カードがBotSJのシチュエーションで、
 しかも30分時間切れと聞けば誰もが期待をせざるを得ないでしょう。

 実際、雪崩式スープレックスから丸め込みまで、 
 硬軟織り交ぜた攻防が精力的に繰り広げられ盛り上がっています。

 しかし30分の試合時間の内、最後の9分間のみ放送という
 最悪すぎる編集方法によりどうにも適切に評価しかねる事態となっています。
 残念。

 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/20)

BG1準決勝:スコット・ノートンvs.武藤敬司(8/14/95)
 (カットあり)
 ノートンがスペース・ローリング・エルボーを受け止めジャーマンなど
 技のインパクトで圧倒しつつ、
 手を変え品を変え単調にならないよう構築。

 ノートンが悪くない働きを見せるので、
 武藤はある程度任せて大局観でこちらも応じます。

 場外での派手な鬩ぎ合いで特別性を演出しつつ、
 最後は武藤に流血要素までプラスされて、
 このカードとは思えない程見応えのある内容に仕上がっています。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/?/20)

CG1決勝:武藤敬司vs.橋本真也(8/15/95)
 まずは取り合えずじっくりグラウンド。
 主導権を握るために武藤は技を決める必要はあるが
 橋本に受け止められたりと利かないのでグラウンドに。
 橋本の体格故の制限はありますが
 そこに戦いの上での理屈をつけている。
 体力の削りあいの勝負になる中、
 橋本が敢えてフォールせずに待ち構えることで表現的に。
 武藤が優勝経験者なのに橋本の方が余裕を持って壁になっている格好となります。
 武藤がアーム・バーなど多彩な攻め手から打開策を探るも見つからない。
 橋本はこのまま押し切っても観客を惚れきらせる程の強さを見せます。
 DDTで武藤がこの試合の前に負っていた傷口から流血。
 最後は橋本がコーナー上から飛ぶという予想外からドラマスティックに。
 ただ個人的にはそれまでのDDT乱発もあって
 こういう乖離した締め方をせざるをえないだろうな、という見方。
 あそこから武藤を勝利させるにはああいう攻防しかないとは思いますけど。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:?/?/12)

DIWGPヘビー級王座戦:武藤敬司(ch)vs.平田淳嗣(9/25/95)
 平田が異例のプッシュを受けて遂にトップ王座に挑戦。
 
 最初のレスリングは見応えがあるし、
 恵まれた体躯がスピード感良く動く攻めも良い。

 武藤が冷静に攻防合わせをするので、
 平田は気持ちを押し出して
 多少強引にでもプロレスをすることが出来ていますね。

 最後は武藤がラナ系でまとめましたが、
 ラナはあくまでクイック系でダメージ度は低いので、
 もう一段階高みを目指そうと思えば目指せたでしょうね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@BoSJ公式戦:ワイルド・ペガサスvs.ブラック・タイガー(7/4/95)
ABotSJ:エル・サムライvs.ワイルド・ペガサス(30分時間切れ)(7/7/95)
BG1準決勝:スコット・ノートンvs.武藤敬司(8/14/95)
CG1決勝:武藤敬司(優勝!)vs.橋本真也(8/15/95)
DIWGPヘビー級王座戦:武藤敬司(ch)vs.平田淳嗣(9/25/95)