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新日本プロレス:Best of NJPW 1993 part.3の分析


名勝負 武藤敬司vs.馳浩(9/24/93)
好勝負 なし

@武藤敬司vs.馳浩(9/24/93)
 期待通りのじっくりとしたグラウンド。
 馳が武藤の真似をしてきたりと静かな火花を散らします。
 スムーズに逆転できる技として4の字を活用するのですが、
 これを意味を変えて反復利用したのが凄い。
 現代プロレスみたいな技の派手さ、凄さはないが、
 一つ一つの技がそれまでの展開を受けて意味ある行動として行われている。
 馳の真骨頂ですね。
 武藤も追い込まれてから定番ムーブで色気の演出。
 しかし終盤になっても馳は引かず、
 マスタープランが見える追い込み。
 だからこそカウント3を信じさせ、
 ニア・フォールに盛り上がります。
 技自体のインパクトだけでなくて、
 その背景で出来るというのが素晴らしい。
 そしてそのまま終わるかと思ったところで
 馳がクライマックスで敢えてのチョップ連打。
 時代の先を行く見せ方で信じられませんね。
 更に裏投げの切り返し合いを加えて大満足の一戦。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:12/?/18)