新日本プロレス:Best of NJPW 1982の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | MSGシリーズ優勝決定戦:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.キラー・カーン(4/1/82) |
@WWF Jr.ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.スティーブ・ライト(3/4/82)
このブックは過酷でしたね。
ライトがヨーロッパ・マットの
テクニカルなグラウンド・テクニックを披露。
頭一つタイガー・マスクより高いぐらいの印象で
その長身から繰り出される技は非常に見栄えがします。
一方でタイガー・マスクとしては
スピードと攻防で自分の魅力を押し出したい所でしたが、
攻防が上手くかみ合わず、
ライトも気難しいのか、安易に譲歩してくれません。
場外戦で鉄柱にぶつけて何とか先にリングに戻りリングアウト勝ち
なんていう結末だけでなく内容としても不完全燃焼でした。
平均より少し上。
(執筆日:5/?/20)
AMSGシリーズ優勝決定戦:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.キラー・カーン(4/1/82)
猪木負傷によりカーンが繰り上げでこの決勝カードに。
アンドレがキャリア一のワークを見せましたね。
序盤の打撃無視しながらの圧のかけ方から
幅広い技の使いこなし方、
そしてカバーを返される際の動きなど
地味な部分で良い受け身を見せました。
後半はカーンが脚攻めを前面に。
どうしてもアンドレ体が大きいので、
攻めと受けを完全一致させてのアクションには出来ないものの
アンドレが反応できない小さな打撃を上手く抑揚に活かしていましたね。
両者とも上手く足攻めの要素を使ってスケール・アップさせました。
文句なしに好勝負。
(執筆日:5/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@WWF Jr.ヘビー級王座戦:タイガー・マスク(ch)vs.スティーブ・ライト(リングアウト)(3/4/82)AMSGシリーズ優勝決定戦:アンドレ・ザ・ジャイアント(優勝!)vs.キラー・カーン(4/1/82)