新日本プロレス:Best of NJPW 2025 part.13の分析
| 名勝負 | IWGP世界ヘビー級王座戦:ザック・セイバーJr.(ch)vs.竹下幸之助(10/13/2025) |
| 好勝負 | グローバル・ヘビー級王座戦:ゲイブ・キッド(ch)vs.辻陽太(10/13/2025) SJTL公式戦:ロビーX、石森太二vs.藤田康生、ロビー・イーグルス(11/1/2025) |
@タッグ王座戦:OSKAR、Yuto-Ice(ch)vs.海野翔太、上村優也(10/13/2025)
Yuto、OSKARの安定した試合運び。
OSAKARはキャラ上、分かりやすく一進一退作れるし、
Yutoは上村との相性の良さはタッグでも同じ。
キャリアで勝る海野はちゃんとオスカーのポジを損なわずにバランスを取っていますね。
充実の内容。
Yutoはシングルでもタッグでも素晴らしいパフォーマンスで
この1年で一気に駆け上がっていく可能性を秘めていますね。
好勝負に少し届かず。
Aグローバル・ヘビー級王座戦:ゲイブ・キッド(ch)vs.辻陽太(10/13/2025)
躍動するやり取り。
スケール感を持たせつつ根底にはちゃんとライバリティが語られています。
ゲイブは先手を取りつつ、
実況席の棚橋にも目を向けたりと
広く場を見て試合を展開できていますね。
中盤の攻守自体はまったりだが
辻もギアをかけていくとかなり見応えのある攻防。
今回こそセミに甘んじていますが
ビッグ・イベントのメインに値することを証明した内容でした。
文句なしに好勝負。
BIWGP世界ヘビー級王座戦:ザック・セイバーJr.(ch)vs.竹下幸之助(10/13/2025)
ちよっとしたサブミッションでセイバーがテクニックを、
ただのフライング、ボディ・スラムの飛距離で
竹下が規格外のスケール感を見せます。
序盤から最高のカードであることを伺わせますね。
セイバーはエプロンでラリアットをいなして腕にストンピングを叩きこむ等
これまでの定型ではない攻め方をしますが、
それなのに余裕をもって実行し、尚且つその精度の高さといったら。
竹下もまたよく理解している細やかなフォローを見せます。
腕の痛みの表現も素晴らしい。
その後もセイバーがここにきて更なる高い次元に到達して魅せていきます。
見守る側の感覚が分かっていて完璧なタイミングで切り返し。
セイバーの巧みさをベースにしつつ
竹下もG1後半から変えたスタイルでアウトプット。
それは竹下の本領ではないのではと思う部分もありましたが、
このセイバーのような相手がいれば
これまた竹下の120%が出せることが証明されました。
文句なしに名勝負。
CSJTL公式戦:ロビーX、石森太二vs.藤田康生、ロビー・イーグルス(11/1/2025)
石森、エックスが攻防に目が向いている中で
序盤からコンスタントに控え絡めたアクション。
両チームの目指す方向が一致していますね。
後半は4人でタッグならではの密度。
イーグルス、藤田の合体技連打と
石森、エックスのラッシュが共演し盛り上がりました。
ぎりぎり好勝負。
Dグローバル・ヘビー王座戦:辻陽太(ch)vs.棚橋弘至(11/2/2025)
棚橋がクロス・ボディを決めエア・ギターに行った所を辻が追撃。
定番の流れに変調を加えることで上手く緊張感を加えましたね。
後半に向けても棚橋の脚攻めを絡めて軌道にのせる
誰もが取り組むテーマをこなした上で卓越したセンスを見せます。
掟破りのスリング・ブレイドを切るタイミング、
そしてハイフライ・フロー(1回目)に対して
スピアーで迎撃するのではないかという予感の見せ方が上手かったですね。
いま出来ることが少なく限界が見えている棚橋だからこそ
相対するレスラーの技量、センスで
試合の質感がこうも変わるのだなと改めて思わされました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/25)





