新日本プロレス:Best of NJPW 2025 part.11の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | G1公式戦:ザック・セイバーvs.YOSHI-HASHI(8/13/2025) G1決勝トーナメント進出決定戦:KONOSUKE TAKESHITA vs.デイヴィッド・フィンレー(8/14/2025) G1決勝トーナメント進出決定戦:海野翔太vs.辻陽太(8/14/2025) G1クライマックス準決勝:KONOSUKE TAKESHITA vs.ザック・セイバーJr.(8/16/2025) |
@G1公式戦:ザック・セイバーvs.YOSHI-HASHI(8/13/2025)
セイバーがメリハリをつけるため打撃に受けて引いて。
それを頭でイメージするのは出来ても
これだけ実行に移してて完成度高めるこのプロセスが出来るのは素晴らしい。
サブミッションも視覚的説得力素晴らしい。
対するヨシハシも構成として適切にポイントを作ります。
後藤のアピール・ポーズを使う演出も良かったでうsね。
ダメージ量を積み上げるだけの見せ方ではないので
巧みにどのスポットも最大限活きて盛り上がりました。
ぎりぎり好勝負。
AG1決勝トーナメント進出決定戦:KONOSUKE TAKESHITA vs.デイヴィッド・フィンレー(8/14/2025)
フィンレーが竹下をコーナー上から突き落とし脚攻め。
決定戦ながらフィンレーが一方的にやりたい放題する捻った展開。
フィンレーがパワー・アピールを上手く織り込んでいて、
一方的な攻めでも退屈させないフックを作っています。
竹下も一発のエネルギッシュさを演出し、
感情をしっかりのせる試合運びでした。
巧みな攻防で盛り上がったクライマックスでした。
文句なしに好勝負。
BG1決勝トーナメント進出決定戦:海野翔太vs.辻陽太(8/14/2025)
アーム・ドラッグを空振りさせると踏みつけて挑発する辻。
そこに表面的なリアクションをせず
試合の重みをのせて応対する海野も良いですね。
新三銃士という関係性を感じさせる雰囲気作りですね。
この舞台を意識した振る舞いにもなっています。
中盤は海野が徹底的に脚攻め。
変に観客を見ずにやったのも良し。
中盤後半は攻防の水増し出来ていますが、
もう少し取捨選択するとより洗練されたものになったか。
海野のビッグ・マッチはもう少し試合時間設定を削るだけで
良くなるはずなのに、という印象がありますね。
辻の巧みな引き出しも光って、
それでも先の試合と張り得る内容になっています。
ぎりぎり好勝負。
CG1クライマックス準決勝:KONOSUKE TAKESHITA vs.ザック・セイバーJr.(8/16/2025)
今の新日を代表するセイバーを立てつつ、
適切なアンサーをポイントで竹下が返します。
竹下は丁寧なダメージ表現で
自身の攻めの中でも受けた部位攻めの影響を見せているのが良いですね。
セイバーの巧みな攻めで、
クイック/サブミッションもフィニッシャー級になり、
見応えのある終盤に仕上がっています。
レベルの高い内容でしたが、
もう一方の準決勝側がEVILの為、クオリティ的には実質決勝戦で、
そうすると更にもっとを求めてしまう所も。
ぎりぎり好勝負。
DG1決勝:KONOSUKE TAKESHITA vs.EVIL(8/17/2025)
竹下に帯同したのはロメロ1人に対し、
EVILにはHOTの面々がズラリ。
リングサイドから出て試合開始するも
早速介入があり、それでEVILは主導権を掴む形。
竹下はEVILの鼻を掴んでやり返したりしますが、
この仕返し展開はそんなに観客に受け入れられていないですね。
フェイスながら外様という立場から抜けられないのか。
竹下がHOTらにトペコンを決めた所でロメロらがHOTを連れて行き追い出しますが、
この時のヒート感のなさ…。
成田乱入、ザックによる追放を直後に加えますが、
それを特別視として扱うならこの位置ではない訳で、
基本はそこからシリアス・モードという様子ですが、
介入とか嫌いだから後半は完全に無しにしましたよ、という
観客へのおもねり感が半端ないですね。
その割に竹下の印象コントロールも成功しておらず。
規格外の強い竹下で押し出すのはダメなんでしょうか。
そこら辺のズレは解決策が見えないものの
試合のクオリティ的には一定のものがあります。
一進一退量があって、
竹下のダメージ表現も優れていますからね。
終盤のニア・フォールの見せ方も効果的でした。
予想通り決勝としての特別感はなかったけれども。
中々良い試合程度。
(執筆日:8/?/25)





