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新日本プロレス:Best of NJPW 2024 part.9の分析


名勝負 なし
好勝負 グローバル・ヘビー級王座戦:デヴィッド・フィンレー(ch)vs.YOSHI-HASHI(9/29/2024)

IWGP世界ヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.ザック・セイバーJr.(10/14/2024)

SJTL公式戦:バレット・クラブ・ウォー・ドッグス(クラーク・コーナーズ、ドリラ・モロニー)vs.イチバン・スウィート・ボーイズ(藤田晃生、ロビー・イーグルス)(10/27/2024)

SJTL決勝:キャッチ22(フランシスコ・アキラ、TJP)vs.イチバン・スウィート・ボーイズ(藤田晃生、ロビー・イーグルス)(11/4/2024)

@Jr.ヘビー級王座戦:DOUKI(ch)vs.石森太二(9/11/2024)
 石森がDOUKIを肩から鉄柱ぶつけコーナー・マット外し。

 DOUKI痛がりが小物に見えますが、
 テクニックでバランス補正して整えています。

 最後のフィニッシュは素晴らしく、
 フィニッシュが良いと全体の印象も一段良くなる見本でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Aグローバル・ヘビー級王座戦:デヴィッド・フィンレー(ch)vs.YOSHI-HASHI(9/29/2024)
 フィンレーのヒールっぷり。
 ヨシハシのアンダードッグと噛み合っていますね。
 
 場外で激しい攻防やシレイリの攻防など
 目を引くスポットをポイントで混ぜながら攻防を変化させていきます。

 クイックも機能して右肩上がりに。
 ヨシハシの感情を終盤もっと出せれば更に盛り上がりましたね。

 ぎりぎり好勝負。

BIWGP世界ヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.ザック・セイバーJr.(10/14/2024)
 寝転んでアピールする内藤にアーム・バー。
 ザックの豊かなレスリング・テクで
 内藤の出来ない所をフォローして他にない程広げます。

 それも攻めでコントロールだけでなく
 受け続けている中でもニュアンスで内藤のフォローも出来ていて見事ですね。

 内藤のコンディションゆえ凄い試合にはなりませんでしたが、
 内藤vs.モクスリーと同じく王座交代劇として十分に格好はついています。

 ぎりぎり好勝負。

CSJTL公式戦:バレット・クラブ・ウォー・ドッグス(クラーク・コーナーズ、ドリラ・モロニー)vs.イチバン・スウィート・ボーイズ(藤田晃生、ロビー・イーグルス)(10/27/2024)
 場外乱闘は観客席にも入り込んで荒々しく。
 その中でバレット・クラブがフジタに椅子攻撃。

 軽めながらそこから流れ作ります。

 それぞれタッグとして動いて、
 攻防にも広がりがある。

 最後も控えのカットを織り込んだ上での激しい攻防で〇。

 ぎりぎり好勝負です。

DSJTL決勝:キャッチ22(フランシスコ・アキラ、TJP)vs.イチバン・スウィート・ボーイズ(藤田晃生、ロビー・イーグルス)(11/4/2024)
 相互理解の深い攻防。

 軽快な演舞から見栄えのする連携技。
 バランスよく入れつつ徐々にギアをあげていきます。

 控えが攻守ともに上手く機能していますね。
 NJPWでここまで有機的に結びついたタッグは珍しく、
 決勝として最高のパフォーマンスです。

 文句なしに好勝負。


(執筆日:12/?/24)