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新日本プロレス:Best of NJPW 2024 part.7の分析


名勝負 なし
好勝負 G1公式戦:KONOSUKE TAKESHITA vs.エル・ファンタスモ(8/7/2024)

G1公式戦:ゲイブ・キッドvs.ザック・セイバーJr.(8/8/2024)

@G1公式戦:KONOSUKE TAKESHITA vs.後藤洋央紀(8/4/2024)
 竹下が花道DDTにエプロンDDT、とまっすぐな構成で臨みます。

 後藤はそこを軸に変化で応対。

 ヘッド・バット同時打ちも後藤が押し勝つ
 印象的な絵でフィニッシュへ。

 意外に良い相性を見せていたので、
 そうすると最初に飛ばした構築必要だったのか等
 更に一段階上の試合に洗練できた可能性も。

 好勝負に少し届かず。

AG1公式戦:KONOSUKE TAKESHITA vs.エル・ファンタスモ(8/7/2024)
 ゆとりあるロープ・ワーク。

 ファンタスモがかわして腹にヘッド・バット入るシーンは分かりにくかったが、
 それを除けばスケール大きな技の攻防で
 テーブルまで出てくるサービスっぷり。

 激しい攻防という軸ではかなり高いレベルでまとまっていますが
 まだ化学反応の形は余地はあったか。

 ぎりぎり好勝負。

BG1公式戦:ゲイブ・キッドvs.ザック・セイバーJr.(8/8/2024)
 ゲイブのチョップですぐにセイバーの胸真っ赤に。

 セイバーは受けに回りつつ
 サブミッション・スタイルから
 真っ向に張り合うスタイルに変化し戻したりと
 様々に移り身を見せながらゲイブの軸を彩りました。

 様々な可能性を見せた攻防でした。

 文句なしに好勝負。

CG1公式戦:ザック・セイバーJr.vs.SANADA(8/12/2024)
 部位攻め。
 キレイに合わせて張り合います。

 ただバランスで言うとSANADAは受けに回って
 テクニックで対抗する絵図を取りません。

 それが解決しないままセイバーが押し切った形で〆。
 今の充実度の差がそのまま出たような内容で
 クオリティは高めながらモヤっとする所も。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

DG1公式戦Bブロック・プレイオフ:KONOSUKE TAKESHITA vs.辻陽太(8/15/2024)
 ブロック決勝に上がる為のプレイオフは初日メインの再戦。

 非常に可能性を感じたマッチアップでしたが、
 今回はかなりじっくりとした試合展開。
 
 竹下が場外で辻の上に椅子のせてセントーン打つ等
 サービスの演出もありましたが、
 この後の試合を意識し過ぎた内容。

 竹下が疲労感出して辻の強さを押し立てていて、
 決勝に向けて辻をアシストするように寄せています。

 初戦の方が戦いとしては自由で
 この試合はちょっと窮屈でしたね。

 好勝負に少し届かず。 

(執筆日:12/?/24)