新日本プロレス:Best of NJPW 2024 part.5の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | BotSJ準決勝:石森太二vs.TJP(6/3/2024) BotSJ準決勝:エル・デスペラードvs.DOUKI(6/3/2024) TV王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.石井智宏(6/9/2024) BotSJ決勝:エル・デスペラードvs.石森太二(6/9/2024) ハードコア・マッチ:クリス・ブルックスvs.エル・ファンタスモvs.MAO vs.竹田誠志(6/10/2024) |
@BotSJ準決勝:石森太二vs.TJP(6/3/2024)
変則的な織り込みの思考は似ていますね。
石森が腕攻めと首攻め。
双方を構築的に使いこなしますが、
二兎を追ったことでTJPのセルが不十分に。
ただ攻防の判断は的確で、
アクションとしては切り返し合いがかなり面白いものに仕上がっています。
多少の改善点を含むもののスイングした素晴らしい試合です。
ぎりぎり好勝負。
ABotSJ準決勝:エル・デスペラードvs.DOUKI(6/3/2024)
DOUKIが自分のスタイルを貫き
ジャベも使って追い込みます。
デスペが両膝から落として脚攻め開始。
間をおいて緩急適切に使いこなしていますね。
デスペのダメージ表現が良く
DOUKIの覇気も引き出しました。
やはりDOUKIが一番輝く相手はデスペですね。
ぎりぎり好勝負。
BTV王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.石井智宏(6/9/2024)
ショルダータックルの耐え合いから始まり、
交通事故のような激突になっています。
石井はどの試合もパフォーマンス高く、この試合も例外ではありません。
終盤に向けたラッシュも見応えがありました。
ぎりぎり好勝負。
CBotSJ決勝:エル・デスペラードvs.石森太二(6/9/2024)
石森が早々に鉄柱に肩からデスペをぶつけます。
決勝としての雰囲気作りがなく拙速か。
中盤はそれぞれ適正配置で
部位攻めの布石も良い感じに打って行きます。
終盤はデスペが記憶にのこるフックを入れ、
ダメージ感を出しながらの技打ち。
決勝として飛び抜けているわけではないが上質な激闘でした。
ぎりぎり好勝負。
Dハードコア・マッチ:クリス・ブルックスvs.エル・ファンタスモvs.MAO vs.竹田誠志(6/10/2024)
デスペラードによる興行ということで
他団体も参加してこのユニークなカードも実現。
DDTハードコア色強めで、
そのユーモアの中にキャラやアクションの魅力も入れます。
後半は4ウェイとしてカット合戦で派手な攻防。
ハードコアな試合も増えてきたNJPWですが
この内容は普段ないテイストで本流では見られないでしょうね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/24)