新日本プロレス:Best of NJPW 2024 part.4の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | IWGPヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.ジョン・モクスリー(4/12/2024) NEVER無差別級王座戦:鷹木信悟(ch)vs.ゲイブ・キッド(5/4/2024) BotSJ公式戦:高橋ヒロムvs.ロビー・イーグルス(5/26/2024) BotSJ公式戦:TJPvs.エル・デスペラード(5/26/2024) |
@IWGPヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.ジョン・モクスリー(4/12/2024)
モクスリーがラフに寄せて
内藤がアクションせずとも試合を作れる方法を模索します。
それに伴いモクスリーの攻めが続きますが、
それを退屈にさせないため場を広く使っていますね。
モクスリーは数少ない内藤の反撃に流血してスケール・アップ。
かなり苦しい台所事情が見えますが
それでも出来上がりとしては一定の合格点に届いている。
ぎりぎり好勝負です。
ANEVER無差別級王座戦:鷹木信悟(ch)vs.ゲイブ・キッド(5/4/2024)
ゲイブはNEXT石井ですね。
チョップの耐え合い等真っ向からのスタイル。
鷹木は晩年で下り坂になっていることは否めないものの
この試合ではゲイブの熱量にあてられて
無駄なところ削ぎ落として常にハード・ヒット。
ゲイブも細かく反撃入れ一進一退のタフ・マッチで魅了しました。
文句なしに好勝負。
BBotSJ公式戦:エル・デスペラードvs.藤田晃生(5/13/2024)
アンクル・ロックをかけあって場外に転がり出たり
デスペがフジタのスタイル理解した上で攻防を作っていますね。
デスペが適正に脚攻め。
フジタは脚の痛み表現は良いものの
ちょっと切り返しのアイディアが少ない印象。
このスタイルなら切れ味の良いカウンターが欲しいですね。
伸びしろのある内容。
好勝負に届かずも中々良い試合。
CBotSJ公式戦:高橋ヒロムvs.ロビー・イーグルス(5/26/2024)
ヒロムがチャントを要求し和やかな雰囲気と思いきや、
ロビーが脚攻めで先手を取りヒロムは防戦一方。
ロビーの徹底的な脚攻めは素晴らしく、
ヒロムも数少ないカウンター・ベースに組み立て。
見事なコンセプト試合でした。
ぎりぎり好勝負。
DBotSJ公式戦:TJPvs.エル・デスペラード(5/26/2024)
一進一退の中で細かな止めも含めて緩急。
飛ばさない選択が出来ていますね。
腕を痛めつけ合う展開ですが、
そこの細かなダメージ蓄積レースも見せれています。
両者後半も相互理解深く、
どのような試合にしたいかイメージしながら実現させています。
文句なしに好勝負。
(執筆日:12/?/24)