新日本プロレス:Best of NJPW May 2022 part.2(Best of the Super Junior)の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | BotSJ公式戦:エル・リンダマンvs.エル・デスペラード(5/24/22) BotsSJ公式戦:ウィーラーYUTA vs.エル・デスペラード(5/22/22) BotSJ公式戦:高橋ヒロムvs.YOH(5/25/22) |
@BotSJ公式戦:ティタンvs.エル・デスペラード(5/17/22)
デスペが相手のペースにさせずマスク引き裂き。
ティタンは必ずしもスタイル・フィットしていなくて
試合運びに異文化の距離感を覚えますが、
それぞれがやるべきことを的確にやっていて適正な方向性にあります。
分かりやすいシチュエーションは
ティタンが脚を攻められ、また逆に脚を攻め返す展開の中で、
補強されつつ複雑な攻防に発展。
終盤は両者の同じ方向のスキルが一致し、
深いレベルでの交錯が見られました。
好勝負に少し届かず。
ABotSJ公式戦:エル・リンダマンvs.エル・デスペラード(5/24/22)
リンダマンが不意打ちトペコン。
デスペは受けつつもポイントで反撃していて
どんな相手、どんな展開にも対応する懐の深さを見せます。
リンダマンが腕狙い。
攻防しやすいように攻め方を使い分けていますね。
デスペラードも脚狙い。
両者の部位狙いが相乗効果をうみだしています。
リンダマンはGLEATを背負うエースとして魅了しましたね。
ぎりぎり好勝負。
BBotsSJ公式戦:ウィーラーYUTA vs.エル・デスペラード(5/22/22)
ラフさを強調するYUTAの打撃。
デスペラードはダメージ表現が良いので、
良い形で引き込みましたね。
デスペラードがYUTAの足に狙いをつける際も
ちゃんと腕の痛みを程よく残してディテールを作っています。
両者攻防の地味なところでの調整も上手くいっていますね。
それぞれが部位攻めしあう中で
小さくまとまらない工夫が効いて
緩急、インパクトの出し方も素晴らしかった。
ぎりぎり好勝負。
CBotSJ公式戦:エース・オースチンvs.アレックス・ゼイン(5/25/22)
エースのカードによる指切り裂きに対して
ゼインがカードを奪う展開をその手前に置いたりと
そのキャラを豊かに見せる演出は
アメリカン・マット同士の対決ならでは。
攻防も期待値にただ応えるのではなく
時に焦らしたりとコントロールが上手くいっています。
細かな切り返し合いはポイントで
もう少し抑える所は抑えたら更にメリハリついて良かったですね。
好勝負に少し届かず。
DBotSJ公式戦:高橋ヒロムvs.YOH(5/25/22)
YOHが脚攻め。
場外に一度出るもトペ等を決めないで
移行したのが逆にフックになっていますね。
ヒロムは部位攻めに耐え凌ぐ姿で魅せつつ
攻防も超短期ではない一定期間でまとめあげます。
後半もYOHは脚攻めに拘り、
BotSJの中では異色の内容になっていますが、
アピール、ダメージ表現で単調にならずに仕上がっています。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:5/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@BotSJ公式戦:ティタンvs.エル・デスペラード(5/17/22)ABotSJ公式戦:エル・リンダマンvs.エル・デスペラード(5/24/22)
BBotsSJ公式戦:ウィーラーYUTA vs.エル・デスペラード(5/22/22)
CBotSJ公式戦:エース・オースチンvs.アレックス・ゼイン(5/25/22)
DBotSJ公式戦:高橋ヒロムvs.YOH(5/25/22)