新日本プロレス:Best of NJPW January 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | アレハ、中嶋勝彦、拳王、征矢学、タダスケvs.BUSHI、高橋ヒロム、SANADA、鷹木信悟、内藤哲也(1/8/22) オカダ・カズチカ、棚橋弘至vs.武藤敬司、清宮海斗(1/8/22) エディ・キングストンvs.ガブリエル・キッド(STRONG 1/8/22) |
@アレハ、中嶋勝彦、拳王、征矢学、タダスケvs.BUSHI、高橋ヒロム、SANADA、鷹木信悟、内藤哲也(1/8/22)
全員でラフに仕掛けるノア。
今の勢いはあるも外様として
売り上げ規模差も考慮して新日を立てていますね。
その分は個で内藤が拳王に対して劣勢に回る形で帳尻つけています。
拳王の表情作りは良かった。
他、アレハがいることでヒロムとBUSHIが活きていますし、
タダスケの中盤下支えした貢献度は地味に高かったですね。
セコンドへの攻撃もコンスタントに混ぜて火花を散らし、
終盤も派手なスポットの打ち合いの一歩手前で抑えることで
お祭りではなく対抗戦の雰囲気を維持していました。
ぎりぎり好勝負。
Aオカダ・カズチカ、棚橋弘至vs.武藤敬司、清宮海斗(1/8/22)
清宮は相手に対して配慮をしているものの
対抗戦の中では自分を下げる見え方にもなっていますね。
特殊なシチュエーションでは経験の差が出てしまったか。
武藤、棚橋、オカダは先を見据えて動いており、
特に武藤は体が動かなくても見せ方だけで
新日に切り込むNoahの旗頭という仮初の位置づけをこなしており、
ここまで割り切って魅せてくると回りまわって天晴という感じ。
試合構成は清宮がやられ役に回りながら
綺麗にスポットが配置されていて、小綺麗な内容。
昔のピリピリした感じではないものの今風で良いのではないでしょうか。
清宮の物足りなさも清宮自身が感じて悔し涙を流したことで意味を持って、
それにより試合後に試合に対する特別感が付け加わりました。
ぎりぎり好勝負。
Bエディ・キングストンvs.ガブリエル・キッド(STRONG 1/8/22)
キングストンの細かな表現、打ち方。
その感情に完全に持っていかれます。
見事なテクニックですね。
肩紐を外してラフ度を高め、ギアをあげつつも
勢いで流さずキングストンらしさを丁寧に出していきます。
ガブリエルも素直なリアクションで
シンプルなムーブがエネルギッシュに見えましたね。
両者の魅力が出た内容で12分ながら大満足です。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@アレハ、中嶋勝彦、拳王、征矢学、タダスケvs.BUSHI、高橋ヒロム、SANADA、鷹木信悟、内藤哲也(1/8/22)Aオカダ・カズチカ、棚橋弘至vs.武藤敬司、清宮海斗(1/8/22)
Bエディ・キングストンvs.ガブリエル・キッド(STRONG 1/8/22)