新日本プロレス:Best of NJPW September 2021の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@US王座戦:棚橋弘至(ch)vs.飯伏幸太(9/4/21)
色々あった中での復帰となる飯伏。
これを暖かく迎え入れる棚橋。
感傷的になっている飯伏を
執拗なヘッド・ロックという型の中で
しっかり受け止める棚橋の父子性がにくい。
棚橋の脚攻めはいつもより控えめで
攻防の質は大一番のそれに劣りますし、
今回のは年齢の衰えを上手く隠せていないものの
攻防に個人的なやり取りをのせることこそこの試合の本義。
不完全な部分もありますが、この試合で飯伏が救われた所は大きい。
好勝負に届かずも中々良い試合。
AJr.ヘビー級王座戦:ロビー・イーグルス(ch)vs.高橋ヒロム(9/5/21)
軽快な演舞は定番ですが、
そこからヒロムが間を置いて目を引きにかかります。
その変調に対しロビーは流れるように動きたいので、ズレてしまいます。
ミスに見えるレベルでしたが、ここから歩み寄ってズレが生まれにくいように両者調整したのは流石。
ヒロムが得意の大技をベースに後半リード。
ロビーも膝攻めにより存在を食われないワーク。
最後のフィニッシュはヒロムがタップアウトしつつ気迫を見せ、
ロビーもテクニカルさをアピールできて、
この試合単独で終わらない印象を残した良いものでしたね。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:9/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@US王座戦:棚橋弘至(ch)vs.飯伏幸太(9/4/21)AJr.ヘビー級王座戦:ロビー・イーグルス(ch)vs.高橋ヒロム(9/5/21)