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新日本プロレス:Best of NJPW August 2021の分析


名勝負 なし
好勝負 NEVER無差別級6人タッグ王座戦:石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(ch)vs.鈴木みのる、ザック・セイバーJr.、タイチ(8/1/21)

高橋ヒロム復帰戦:高橋ヒロムvs.DOUKI(8/27/21)

@NEVER無差別級6人タッグ王座戦:石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(ch)vs.鈴木みのる、ザック・セイバーJr.、タイチ(8/1/21)
 ポイントでトリオとして絵を入れているのは良いですね。
 この要素の底上げは十分に出来ています。

 一方でトリオといっても構造的にはタッグ要素で作っていく訳ですが、
 そこがどうしても弱く、最後にやっぱりシングルとしての推しに終着していて、
 試合時間30分越に凄い試合を目指す手段を求めてしまう。
 ここは中々改善されませんね。
 
 今回はどのシングルもかなり魅力的だったので、
 欠点を抱えた上でぐんぐん盛り上がりましたが、
 逆の意味ではこの方法論だとこの試合が限界MAXにも思えます。

 ぎりぎり好勝負。

ANEVER無差別級6人タッグ王座戦:石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(ch)vs.内藤哲也、SANADA、BUSHI(8/10/21)
 LIdJの繋ぎが素晴らしいですね。
 メンツが入れ替わってもテンポ感、流れが失われずフィットします。

 王者も連続防衛しているだけあって安定感あるワークです。

 中盤の底上げが出来ている一方で切り替え点をどう作るかという問題がありますが、
 シングルからタッグの連携にシフト、
 また一人Jr.であるBUSHIに焦点を当てることでこなしていますね。

 最後は適切に絵を作ってまとめあげましたが、
 36分もかけてこの試合内容にする必要があったかは疑問が残ります。

 好勝負に少し届かず。

B石井智宏vs.ムース(8/14/21)
 ムースが日本人以上の体格とあって
 いつもの細かな調整の振れ幅は大きい。
 また、石井の機動力によってムースの機動力にもスポットが当たります。
 好カードといって良いでしょうね。

 得意の武器を突き詰めつつ細かな調整。
 後半にかけて一進一退を減らしてダウンで為を作った後、気合受け。

 石井のいつのものスタイルに加えて
 ムースの外人ならではのスケール感が加わって
 非常に良い化学反応を示しましたね。

 ブッカーの期待値にストレートに応えた内容といえます。

 好勝負に少し届かず。

C高橋ヒロム復帰戦:高橋ヒロムvs.DOUKI(8/27/21)
 ヒロムの復帰戦。
 リング・インして寄せ書きを前にポーズを取ったヒロムをDOUKIが不意打ち。
 柵にぶつけあい場外でジョン・ウーも打ち込みます。

 少し過剰ではあるもののヒロムが全快であることのアピールを含み、
 またDOUKIは相手として力不足ではないかという
 下馬評を覆してベース・ラインにのせる工夫としてはOK。

 後半もDOUKIが柵へのサンセットフリップパワー・ボム、と
 ヒロムらしい過激な土俵に踏み込んで一進一退。
 DOUKIがヒロムっぽさに染まることで終盤も上げ続けましたね。

 気持ちという名の下に個性を損ねて形に落とし込んだ感はあるものの
 30分という試合時間制限に急き立てる別の軸が混ざったことで
 最終的な印象は良い形で終わりましたね。

 ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/21)

 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NEVER無差別級6人タッグ王座戦:石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(ch)vs.鈴木みのる、ザック・セイバーJr.、タイチ(8/1/21)
ANEVER無差別級6人タッグ王座戦:石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(ch)vs.内藤哲也、SANADA、BUSHI(8/10/21)
B石井智宏vs.ムース(8/14/21)
C高橋ヒロム復帰戦:高橋ヒロムvs.DOUKI(8/27/21)