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新日本プロレス:Best of NJPW 2018 Decemberの分析


名勝負 ケニー・オメガ、飯伏幸太vs.棚橋弘至、ウィル・オスプレイ(12/15/18)
好勝負 なし

@NEVER無差別級王座戦:後藤洋央紀(ch)vs.飯伏幸太(12/9/18)
 しっかりスポットを置くべき場所で
 重みのある技を打ち込んでいるので下地は十分。
 後半にエルボーの打ち合いを持ってきて
 改めて体重差を感じさせると共に
 飯伏の力強さを強調しているのは上手い。
 ただ全体的に演舞をしようと無理していますね。
 NEVERなのだから切り返し合いよりも
 耐えあいで作れば良いのに
 飯伏の蹴りを思ったように活かしていなかったのは疑問。
 最後こそニーにヘッド・バッドで
 NEVERらしさを出してきましたが、
 それをもっと出して欲しかった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 
Aケニー・オメガ、飯伏幸太vs.棚橋弘至、ウィル・オスプレイ(12/15/18)
 1.4前の前哨戦という位置付けながら
 カードとしてはビッグ・マッチ。
 序盤は控えめ。
 オスプレイ/棚橋が一応連携の技とアピールを出して
 一応タッグとしての盛り上げを作ります。
 中盤にかけては米インディーみたいなスポットを実行。
 2人でダイビング・クロス・ボディをキャッチして場外に投げ捨てたり、
 サンセット・フリップ・パワー・ボムで相手の控えにぶつけたり。
 点の盛り上げで繋ぐ、まずまずの内容でしたが、
 後半に入ると劇的に変わっていきます。
 MOTYを狙える各カードが本気を出して、
 試合をスティールしにいきます。
 タッグとしてまとまりきるまでに時間はかかりましたが、
 それ以上にお釣りの来るハート・ビート。
 オスプレイが魅せる絵作りを見せれば、
 飯伏もハードな打撃で気持ちを込め、
 オメガx棚橋も1.4まで出し惜しみしない
 トップ・クラスのぶつかり合いに。
 そこにタッグ技がのっかり最高の相乗効果。
 怒涛の畳掛けで終盤は異常な盛り上がりでしたね。
 ぎりぎり名勝負。

 (執筆日:12/?/18)

 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NEVER無差別級王座戦:後藤洋央紀(ch)vs.飯伏幸太(新チャンピオン!)(12/9/18)
Aケニー・オメガ、飯伏幸太vs.棚橋弘至、ウィル・オスプレイ(12/15/18)