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新日本プロレス:Best of G1 Climax 2017 part.4の分析


名勝負 G1公式戦:石井智宏vs.永田裕志(8/1/17)
好勝負 G1公式戦:飯伏幸太vs.棚橋弘至(8/1/17)

@G1公式戦:石井智宏vs.内藤哲也(7/29/17)
 初対決。
 内藤は永田相手に既に上手い形を見つけているので
 それを相手の体力を加味してブラッシュ・アップすれば良いだけ。
 ただ前半、石井は反撃を最小限にしていましたね。
 そこまで押さえ込む必要性は感じなかったけれど。
 後半、攻防の作り方が似通っているので安定的に攻防を供給。
 内藤の緩急聞かせた連撃が利いてきます。
 これに対し石井が耐えに耐えて自分の王道を譲らない
 生き様を見せてくれたのも盛り上がりました。
 好勝負に少し届かず。

AG1公式戦:オカダ・カズチカvs.ジュース・ロビンソン(7/30/17)
 まずは場外椅子へのドロップ・トー・ホールドで掴み。
 オカダが脚攻めにいきます。
 平凡なやり口ですがジュースは機動力が武器なので
 オカダがそこを攻めにいくるのはロジカルですね。
 エプロンでオカダがリバース・スープレックスを決め、
 レインメーカー狙い、と盛り立てていきます。
 ここでジュースもしっかり比類する反撃を見せれましたね。
 攻めている際に脚の痛みも丁寧にセルできています。
 オカダがジュースを引き上げて見ごたえのある試合になりました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

BG1公式戦:石井智宏vs.内藤哲也(7/29/17)
 初対決。
 内藤は永田相手に既に上手い形を見つけているので
 それを相手の体力を加味してブラッシュ・アップすれば良いだけ。
 ただ前半、石井は反撃を最小限にしていましたね。
 そこまで押さえ込む必要性は感じなかったけれど。
 後半、攻防の作り方が似通っているので安定的に攻防を供給。
 内藤の緩急聞かせた連撃が利いてきます。
 これに対し石井が耐えに耐えて自分の王道を譲らない
 生き様を見せてくれたのも盛り上がりました。
 好勝負に少し届かず。

CG1公式戦:オカダ・カズチカvs.ジュース・ロビンソン(7/30/17)
 まずは場外椅子へのドロップ・トー・ホールドで掴み。
 オカダが脚攻めにいきます。
 平凡なやり口ですがジュースは機動力が武器なので
 オカダがそこを攻めにいくるのはロジカルですね。
 エプロンでオカダがリバース・スープレックスを決め、
 レインメーカー狙い、と盛り立てていきます。
 ここでジュースもしっかり比類する反撃を見せれましたね。
 攻めている際に脚の痛みも丁寧にセルできています。
 オカダがジュースを引き上げて見ごたえのある試合になりました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

DG1公式戦:石井智宏vs.永田裕志(8/1/17)
 基本は打撃で真っ向からのぶつけあい。
 歳で衰えの見える永田が一度は引きますが、
 石井の挑発で想像を超える奮起。
 この反撃を石井も上手く潰さずに受け止め、
 偏執的な打撃戦へと発展させていきます。
 永田のアーム・バー白目も繋ぎではなく
 ビッグ・スポットとして場を事前に整えることができています。
 今年のG1初勝利を目指して一夜限り完全復活の永田。
 石井が真っ向から受け止めた死闘を演出しました。
 ぎりぎり名勝負。

EG1公式戦:飯伏幸太vs.棚橋弘至(8/1/17)
 それぞれの得意技でストレートに構築。
 序盤は手探り感がありますね。
 定番の棚橋の脚攻めを経て後半戦。
 ギアがかかってきて飯伏がドラゴン・スープレックスを打てば
 棚橋も即座にジャーマンを打ってとヒート・アップ。
 今は少し位置づけが違うにしても
 エースを背負った者同士にふさわしい攻防。
 即座に打ち返すことで強い対抗意識を感じさせます。
 非常に強烈な技の決め方で白熱の一戦を演出しました。
 ぎりぎり好勝負。


(執筆日:11/?/17)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@G1公式戦:石井智宏vs.内藤哲也(7/29/17)
AG1公式戦:オカダ・カズチカvs.ジュース・ロビンソン(7/30/17)
BG1公式戦:石井智宏vs.内藤哲也(7/29/17)
CG1公式戦:オカダ・カズチカvs.ジュース・ロビンソン(7/30/17)
DG1公式戦:石井智宏vs.永田裕志(8/1/17)
EG1公式戦:飯伏幸太vs.棚橋弘至(8/1/17)