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新日本プロレス:Best of NJPW 2017 Septemberの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@IC王座戦:棚橋弘至(ch)vs.ザック・セイバーJr.(9/16/17)
 序盤は時間稼ぎのレスリング。
 棚橋は腕にサポーターを巻いている状況ですし、
 セイバーのサブミッションは
 棚橋に対するストレートなリアクションとして活かす事で
 本来もっと印象化できるはずなんですが、
 回りまわって少々まどろっこしくなっていますね。
 棚橋が提案の脚攻めで反撃。
 そこから乱入合戦などの演出で盛りたてていますが
 技術戦としてもエンターテイメント・マッチとしても不十分で
 一線は越えることができませんでした。
 中々良い試合。

AUS王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ジュース・ロビンソン(9/24/17)
 ジュースが前半からハイ・フライを惜しみなく出していきます。
 オメガが凌ぐべくジュースの背中を攻めます。
 理は通っていて決して悪くはないのですが、
 G1の神がかっていたコンディションと比べると見劣りしますね。
 ジュースが脚攻め。
 疲労感の演出は良いものの
 脚攻めをしながらもう少しテンポも意識したかったところ。
 ジュースが場外でリバースDDTを決めれば
 オメガも断崖式ブレーン・バスター。
 過激なスポットですが、
 試合全体としてはこんな無理した技でなくても良かったですね。
 ジュースはまだ疲労感の調整が不十分なところもありますし。
 30分試合を成立させたことで
 ジュースとしてはまた新しいキャリア・アップになったでしょうが、
 トップ・レスラーになるにはまだ少し足りない所もある。
 中々良い試合。
 (執筆日:11/?/17)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@IC王座戦:棚橋弘至(ch)vs.ザック・セイバーJr.(9/16/17)
AUS王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ジュース・ロビンソン(9/24/17)