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新日本プロレス:45th Anniversary 3/6/17の分析


名勝負 なし
好勝負 Jr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.田口隆祐

@邪道、外道、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀vs.TAKAみちのく、エル・デスペラード、デイビー・ボーイ・スミス、鈴木みのる
Aデヴィッド・フィンレー、タイガー・マスク、獣神サンダー・ライガー、永田裕志、真壁刀義vs.タンガ・ロア、タマ・トンガ、高橋裕次郎、バッドラック・ファレ、ケニー・オメガ

BJr.タッグ王座戦:六本木ヴァイス(ch)(バレッタ、ロッキー・ロメロ)(ch)vs.タイチ、金丸義信

Cブリティッシュ・ヘビー級王座戦:柴田勝頼(ch)vs.ザック・セイバーJr.
 セイバーの俊敏さ任せの動きに対して
 優雅さを持って対応する柴田の身のこなし。
 2017年柴田はこの日も良いですね。
 セイバーは得意の腕攻めを端的に、そして印象的に。
 柴田も呼応する動きで盛り立ててエネルギッシュな攻防へ。
 ただ終盤間を大きく空けるシーンの意味性が弱く、
 また良くも悪くも唐突過ぎるサプライズ・エンドが興を冷まします。
 中々良い試合。

Dタッグ王座戦:石井智宏、矢野通(ch)vs.小島聡、天山広吉
EKUSHIDA、ジュース・ロビンソン、マイケル・エルガン、棚橋弘至vs.BUSHI、EVIL、SANADA、内藤哲也

FJr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.田口隆祐
 ヒロムが田口のヒップ・アタック・ムーブの物真似。
 そのムーブを上手くユーモアを絡めれているのは
 メキシコで大人数の観客をやってきた経験のなせる業か。
 中盤は弱いものの田口がキャリアの優位性を見せ、
 ヒロムがカウンターの一発の威力で対抗する、
 という図式はしっかりできていたのはグッド。
 ヒロムはこれまでの試合で過激技を前面に押し出したので
 田口の脚狙いからのアンクル・ロック攻めが大きく占める
 今回の終盤戦は終盤らしさを感じるには足りない部分があります。
 アンクル・ロックで決まりえることを
 もう一工夫して伝えた上で終盤に突入したかった。
 ぎりぎり好勝負。

Gオカダ・カズチカvs.タイガー・マスクW
 序盤の導入は2人としてどうするか見えていません。
 ただ岡田の大きな技にタイガーが鋭い受けを見せるので見栄えは良い。
 徐徐にチャレンジ・マッチとしての色合い、方向性が見え始めます。
 しかしタイガーのフライング・クロス・チョップは
 TVでも見せる得意技なのだろうけれどもリアルのこの手の試合では不向き。
 岡田もダウン受けまでするかは疑問です。
 中途半端に軽量級の要素が入っていないか。
 終盤。
 タイガーが荒っぽい打撃。
 タイガー・マスクWがアニメのオリジナル・タイガー・マスクのように
 正義のヒーローではない暗く破壊的なキャラクターとしても描かれているかは知らないが、
 どちらにせよアニメのマスクを被ったキャラとしう時点で
 そういうのは成立しにくい印象があります。
 オカダもこの荒っぽさに特に回答は用意せず、
 その後は攻防としては素晴らしいものを見せました。
 一定以上の面白さ、クオリティはあるものの
 この試合の魅力の部分はオカダvs.飯伏に由来していて
 オカダvs.タイガー・マスクWとしては不完全かな。
 好勝負に少し届かず。
 
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:5/?/17)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@邪道、外道、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀vs.TAKAみちのく、エル・デスペラード、デイビー・ボーイ・スミス、鈴木みのる
Aデヴィッド・フィンレー、タイガー・マスク、獣神サンダー・ライガー、永田裕志、真壁刀義vs.タンガ・ロア、タマ・トンガ、高橋裕次郎、バッドラック・ファレ、ケニー・オメガ
BJr.タッグ王座戦:六本木ヴァイス(ch)(バレッタ、ロッキー・ロメロ)(ch)vs.タイチ、金丸義信(新チャンピオン!)
Cブリティッシュ・ヘビー級王座戦:柴田勝頼(ch)vs.ザック・セイバーJr.(新チャンピオン!)
Dタッグ王座戦:石井智宏、矢野通(ch)vs.小島聡、天山広吉(新チャンピオン!)
EKUSHIDA、ジュース・ロビンソン、マイケル・エルガン、棚橋弘至vs.BUSHI、EVIL、SANADA、内藤哲也
FJr.ヘビー級王座戦:高橋ヒロム(ch)vs.田口隆祐
Gオカダ・カズチカvs.タイガー・マスクW