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新日本プロレス:Dominion 6/19/16の分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座戦、ラダー・マッチ:ケニー・オメガ(ch)vs.マイケル・エルガン

@真壁刀義、ヨシタツ、キャプテン・ニュージャパン
vs.バッドラック・ファレ、高橋裕二郎、ハングマン・ページ
A石井智宏、YOSHI-HASHI vs.SANADA、BUSHI
B後藤洋央紀vs.EVIL
CJr.タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:リコシェ、マット・サイダル(ch)vs.ロッキー・ロメロ、バレッタvs.ヤング・バックスvs.カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ
DJr.ヘビー級王座戦:KUSHIDA(ch)vs.ウィル・オスプレイ
Eタッグ王座戦:タマ・トンガ、タンガ・ロア(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ
FNEVER無差別級王座戦:永田裕志(ch)vs.柴田勝頼

GIC王座戦、ラダー・マッチ:ケニー・オメガ(ch)vs.マイケル・エルガン
 エルガンのパワー・アピールからダイブを挟み乱入ネタ。
 冒頭からしっかり作りこんでいますが、
 ラダー・マッチにありがちな無暗な過激化はせず、
 抑制が利いていて尚且つ攻防でしっかり惹きつけています。
 現代プロレスにおいて正統派のラダーの試合として評価したい。
 中盤はラダーへ登るのを阻止する攻防へとシフト。
 ラダーを折るスポットを入れて迫力不足も回収していきます。
 観客を惹きつけ応援を引き出すのがフェイスの役割ですが、
 その点においてはエルガンのスター・パワーが少し足りないか。
 苦しい姿の見せ方やダメージ表現は適切なんですけどね。
 後、33分やや長く5分は間違いなく削らないといけない。
 スポットのための寄り道が見られました。
 しかしラダー・マッチの教科書にのるべき素晴らしい内容でした。
 文句なしに好勝負。

HIWGPヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.オカダ・カズチカ
 身体能力はトップ・アスリート・レベルの2人なだけに
 スピード感ある演武から得意のドロップ・キックへ。
 内藤も場外を使ったワーク、
 リングに戻ればロープ・ワークで翻弄し
 自分らしさを存分に発揮します。
 その上で、どっちが上かという見方を観客がしやすく工夫していますね。
 ただ終盤に欠けては良くも悪くもオカダの流れ。
 王座を戴冠するに当たって内藤が築いてきた強みが
 十分に見られなかったことが残念ですね。
 王座は陥落してしまいましたが、
 これで内藤もトップ・レスラーの一人として
 ビッグ・マッチで観ることが多くなりそうですから楽しみ。
 好勝負に少し届かず。


DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:5/?/16)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@真壁刀義、ヨシタツ、キャプテン・ニュージャパンvs.バッドラック・ファレ、高橋裕二郎、ハングマン・ページ
A石井智宏、YOSHI-HASHI vs.SANADA、BUSHI
B後藤洋央紀vs.EVIL
CJr.タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:リコシェ、マット・サイダル(ch)vs.ロッキー・ロメロ、バレッタvs.ヤング・バックス(新チャンピオン!)vs.レッドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
DJr.ヘビー級王座戦:KUSHIDA(ch)vs.ウィル・オスプレイ
Eタッグ王座戦:タマ・トンガ、タンガ・ロア(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(新チャンピオン!)
FNEVER無差別級王座戦:永田裕志(ch)vs.柴田勝頼(新チャンピオン!)
GIC王座戦、ラダー・マッチ:ケニー・オメガ(ch)vs.マイケル・エルガン(新チャンピオン!)
HIWGPヘビー級王座戦:内藤哲也(ch)vs.オカダ・カズチカ(新チャンピオン!)