TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:Invasion Attack 4/5/15

新日本プロレス:Invasion Attack 4/5/15の分析


名勝負 なし
好勝負 IWGP王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.飯伏幸太

@タイム・スプリッターズ(アレックス・シェリー、KUSHIDA)、キャプテン・ニュー・ジャパン、小松洋平、永田裕志vs.獣神サンダー・ライガー、中西学、田口隆祐、田中翔、タイガー・マスク
A天山広吉、小島聡、本間朋晃vs.コーディ・ホール、タマ・トンガ、高橋裕次郎

BJr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.六本木ヴァイス(ロッキー・ロメロ、トレント・バレッタ)
 自爆芸、アピール技での温めは日本ということで効果薄目。
 ヤング・バックスの帰る振りしてからの
 バレッタを孤立させたシーンは
 ポイントを広範に渡って抑えており、
 タッチ後のロメロらしい独自のテンションも相まって
 良質な中盤となっていましたね。
 派手に広げた上でコンパクトにまとめましたが
 もう少しショー・アップしても良いのではという印象。
 第3試合目のボリューム感に抑えられました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

CJr.ヘビー級王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.マスカラ・ドラダ
Dタッグ王座戦:バレット・クラブ(ドク・ギャロウズ、カール・アンダーソン)(ch)vs.ザ・キングダム(マイク・ベネット、マット・テイヴェン)
E後藤洋央紀、内藤哲也、真壁刀義vs.
中邑真輔、YOSHI-HASHI、石井智宏
F桜庭和志、矢野通vs.棚橋弘至、柴田勝頼

Gオカダ・カズチカvs.バッド・ラック・ファレ
 オカダが間を調整し、
 ファレはそれに従いつつ
 自分の良さであるパワー・ファイトと
 身についてきたヒール・アピールを披露します。
 試合の構成、終盤の攻防の作り方、と
 抑えるべきツボをしっかりこなした内容となっています。
 オカダをスランプとして一時トップから下げさせる
 理由づけとしてまさしくふさわしい相手でしたね。
 クオリティは中々良い試合程度ですが、
 それ以上にブッキングの妙に感心する。

HIWGP王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.飯伏幸太
 最初は出来ることで形をつけた印象。
 それでも良い形に発展させていきます。
 飯伏の伸びのある動きを上手く取り込みながら
 AJが過激な技をピンポイントで織り交ぜます。
 飯伏のムーンサルトを前転でかわし
 場外マットにジャーマンしたシーンは素晴らしかったですね。
 中盤はAJが脚を攻めて支配。
 良い形で落ち着かせました。
 飯伏は反撃すると一方的に技を連発しますが、
 手の怪我も活かして攻めている側なのに
 悲壮感があったのは上手いですね。
 技後の間がそれを演出していました。
 終盤は改善の余地あり。
 カーブ・キラーを凌いだ後に
 飯伏が即座にカウンターを入れた方が良かっただろうし、何よりフィニッシュ。
 フェニックス・スプラッシュを受け止め、
 スタイルズ・クラッシュに決めるというもの。
 オメガがエプロンにあがって時間を稼いだこともあって
 練習した体操的な動きを本番で再現した感あり。
 難易度の高い動きではあるだろうけど
 オメガが絡まないでできるくらいでないと
 実際にやる必要は余りないかな、と思いますね。 
 ぎりぎり好勝負。


DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:4/?/15)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果


@タイム・スプリッターズ(アレックス・シェリー、KUSHIDA)、キャプテン・ニュー・ジャパン、小松洋平、永田裕志vs.獣神サンダー・ライガー、中西学、田口隆祐、田中翔、タイガー・マスク
A天山広吉、小島聡、本間朋晃vs.コーディ・ホール、タマ・トンガ、高橋裕次郎
BJr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.六本木ヴァイス(ロッキー・ロメロ、トレント・バレッタ)(新チャンピオン!)
CJr.ヘビー級王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.マスカラ・ドラダ
Dタッグ王座戦:バレット・クラブ(ドク・ギャロウズ、カール・アンダーソン)(ch)vs.ザ・キングダム(マイク・ベネット、マット・テイヴェン)(新チャンピオン!)
E後藤洋央紀、内藤哲也、真壁刀義vs.中邑真輔、YOSHI-HASHI、石井智宏
F桜庭和志、矢野通vs.棚橋弘至、柴田勝頼
Gオカダ・カズチカvs.バッド・ラック・ファレ
HIWGP王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.飯伏幸太