新日本プロレス:G1 Climax 24 Day Twelve 8/10/14の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | G1優勝決定戦:中邑真輔vs.オカダ・カズチカ |
@田口隆祐、タイガー・マスクIV、小島聡、天山広吉vs.エル・デスペラード、TAKAみちのく、デイビー・ボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー
A高橋裕次郎、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレvs.BUSHI、中西学、永田裕志
BシェルトンXベンジャミン、飯塚高史、鈴木みのるvs.YOSHI-HASHI、桜庭和志、矢野通
Cキャプテン・ニュー・ジャパン、獣神サンダー・ライガーvs.マイケル・ベネット、アダム・コール
DJr.タッグ王座戦:タイム・スプリッターズ(アレックス・シェリー、KUSHIDA)(ch)vs.レッドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
序盤はベビーフェイスの技見せと決まっていますが、
レッドラゴンは初NJPWということで
その前にキレのあるムーブのできる選手だと観客に認知させます。
なぜかオライリーばかりだったのは良くわかりませんが。
続いてレッドラゴンが主導権を握って中盤。
タッチできるかできないかの見せ方でもう少し溜めたかったですね。
終盤、それぞれ連携技を繰り出した上で、
サブミッションで深みを出し、求められているラインを越えてきましたが、
この2タッグならもっともっと上にいこうと思えばいけるでしょう。
再戦を期待します。
平均的な良試合。
EG1スペシャル・シングル:内藤哲也vs.本間朋晃
FG1スペシャル・シングル:石井智晃vs.カール・アンダーソン
GG1スペシャル・シングル:後藤洋央紀vs.柴田勝頼
HG1スペシャル・シングル:AJスタイルズvs.棚橋弘至
AJがセンスある切り返しを早々に見せれば、
棚橋も分かりやすくスタイルズ・クラッシュ狙いで応じます。
前回から9年経っている中で、
それぞれ経験を積んで成長したことを端的に感じさせました。
中盤もどう相手に帰結させるか
良く考えているなと唸らされる攻防。
一方で考えすぎたか、体がついていかず
無為の間もちょくちょく見られます。
試合の経過と共にそのズレが修正されていくかと思いきや、
思いの外縮まっていかなかったのが残念です。
最後のフィニッシュも弱いかな。
中々良い試合。
IG1優勝決定戦:中邑真輔vs.オカダ・カズチカ
序盤の入りは特に引っ掛かりはないですね。
丁寧に積み上げていこうという意図のようで、
ニーを連続で食らったオカダが
カウント7で場外からリングに戻るシーンもあります。
中邑の優雅な間の取り方、オカダの綺麗なドロップ・キック、と
それぞれが自分の得意分野で貢献しながら試合を高めていきます。
とはいっても中邑が頭一つ抜き出ていましたか。
飛びつきアーム・バーでアクセント入れたり、
G1を通してそうでしたが今回も素晴らしい疲労感を見せたり。
オカダは中邑に少々のせられていたきらいもありますが、
最後はレインメーカーの前に
ショート・レンジ・ラリアットを2発入れるという
非常にインパクトのあるフィニッシュだったため
その印象を払拭した状態で試合がまとまりました。
公式戦に比べ試合時間を長くとった一方で、
密度が薄まっているところがあり、
熾烈なG1 24の決勝として"ふさわしい"とまで冠することまではできないが、
フィニッシュ含め素晴らしい試合ではありました。
ぎりぎり好勝負。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:8/?/14)
注目試合の詳細
なし試合結果
@田口隆祐、タイガー・マスクIV、小島聡、天山広吉vs.エル・デスペラード、TAKAみちのく、デイビー・ボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャーA高橋裕次郎、ドク・ギャロウズ、バッドラック・ファレvs.BUSHI、中西学、永田裕志
BシェルトンXベンジャミン、飯塚高史、鈴木みのるvs.YOSHI-HASHI、桜庭和志、矢野通(DQ)
Cキャプテン・ニュー・ジャパン、獣神サンダー・ライガーvs.マイケル・ベネット、アダム・コール
DJr.タッグ王座戦:タイム・スプリッターズ(アレックス・シェリー、KUSHIDA)(ch)vs.レッドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
EG1スペシャル・シングル:内藤哲也vs.本間朋晃
FG1スペシャル・シングル:石井智晃vs.カール・アンダーソン
GG1スペシャル・シングル:後藤洋央紀vs.柴田勝頼
HG1スペシャル・シングル:AJスタイルズvs.棚橋弘至
IG1優勝決定戦:中邑真輔vs.オカダ・カズチカ(優勝!)