TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:G1 Climax 24 Day Six 7/31/14

新日本プロレス:G1 Climax 24 Day Six 7/31/14の分析


名勝負 なし
好勝負 G1公式戦:棚橋弘至vs.石井智宏

@G1公式戦:ドク・ギャロウズvs.バッドラック・ファレ
AG1公式戦:永田裕志vs.デイビー・ボーイ・スミスJr.
BG1公式戦:高橋裕次郎vs.真壁刀義

CG1公式戦:小島聡vs.柴田勝頼 
 小島がヘビー級として優位性を確立しチョップで盛り上げます。
 柴田が気の強さを見せ意地のぶつかり合いに。
 シンパシーを感じ合う中で
 それぞれが適切にカウンターを入れてせめぎ合いを演出しました。
 アクセントは入れるものの無駄にそれることなく
 最後まで求めらている、真っ向からの熱い攻防を見せてくれました。
 中々良い試合。

DG1公式戦:後藤洋央紀vs.カール・アンダーソン
 カールは技の後の余韻付がもう少し欲しいですね。
 鉄策を投げたりとラフ・ファイトで
 味付けしようという意識は良いのだけど。
 試合運びは教科書にのっとった綺麗なもの。
 お互い同じような行動を合わせて+で積み重ねる構築です。
 ハードなスポットを経て、
 最後は充実の切り返し合いで良い感じにまとまりました。
 中々良い試合。

EG1公式戦:鈴木みのるvs.ランス・アーチャー
FG1公式戦:シェルトンXベンジャミンvs.中邑真輔

GG1公式戦:天山広吉vs.AJスタイルズ
 AJの初手モンゴリアン・チョップというキャッチーな出だし。
 これに対して天山も決して悪くはない試合運び。
 AJが天山のベースに合わせながら
 スポットとキャラで味付けし、
 それでいながら天山を自分の領域まで引っ張り上げました。
 天山も思いの外良い働きだったし、
 AJが特別仕様の技づかいで
 天山を立てた妙技にも感心しました。
 中々良い試合。

HG1公式戦:矢野通vs.オカダ・カズチカ

IG1公式戦:棚橋弘至vs.石井智宏
 序盤から細かく攻防。
 石井がパワー・スラムを先に決めて主導権を取ると腰攻め。
 トップ・スターの棚橋がアンダードッグの石井相手に
 受け手に回る形ですが、上手くバランスを取って成立させていますね。
 脚攻めを絡めてスピード感もコントロールしていく。
 石井も棚橋に依存しすぎることなく
 自主的に自分の強みを織り込んでいく。
 最後が少し切り捨てるイメージで勿体ないが、
 それぞれ自分の良さをだし、相手を受け切った内容。
 ぎりぎり好勝負です。

DVD Rating:★★★★☆
(執筆日:8/?/14)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@G1公式戦:ドク・ギャロウズvs.バッドラック・ファレ
AG1公式戦:永田裕志vs.デイビー・ボーイ・スミスJr.
BG1公式戦:高橋裕次郎vs.真壁刀義
CG1公式戦:小島聡vs.柴田勝頼 
DG1公式戦:後藤洋央紀vs.カール・アンダーソン
EG1公式戦:鈴木みのるvs.ランス・アーチャー
FG1公式戦:シェルトンXベンジャミンvs.中邑真輔
GG1公式戦:天山広吉vs.AJスタイルズ
HG1公式戦:矢野通vs.オカダ・カズチカ
IG1公式戦:棚橋弘至vs.石井智宏