TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:Invasion Atttack 4/6/14

新日本プロレス:Invasion Atttack 4/6/14の分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座戦:棚橋弘至(ch)vs.中邑真輔

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.飯伏幸太、エル・デスペラード
A桜庭和志、永田裕志、真壁刀義vs.タイチ、TAKAみちのく、鈴木みのる
BNWAタッグ王座戦:ロブ・コンウェイ、ジャックス・ダン(ch)vs.小島聡、天山広吉
C飯塚高史、矢野通vs.ホーレス・グレイシー、ダニエル・グレイシー
D田口隆祐vs.プリンス・デヴィット
Eオカダ・カズチカ、YOSHI-HASHIvs.バッドラック・ファレ、タマ・トンガ

FNEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.内藤哲也
 打撃の張り合いから内藤がヘッド・バッドを繰り出すと、
 生意気な態度で観客に喧嘩を売ります。
 石井の打撃に対する受け方はヒールっぽく仮想的な受けを意識しているのだろうけど
 打撃の打ち合いを見所に持ってくるならちょっと変ですね。
 序盤の出だしは前回の試合に良くも悪くも引きずられた感がある。
 ただスピーディな攻防は上手くいっていて後半はマイナスな部分も特になく面白い。
 激しい一進一退を行っているだけではなくて
 エクスプロイダーをDDTに切り返したりと切り返しの妙がスパイスとして利いている。
 中々良い試合でした。

Gタッグ王座戦:ドク・ギャロウズ、カール・アンダーソン(ch)vs.柴田勝頼、後藤洋央紀

HIC王座戦:棚橋弘至(ch)vs.中邑真輔
 静かに始めるならもう少し動きを落としても良いですね。
 棚橋がロープ際で膝にエルボーを入れたり、
 フェイクから中邑が蹴りを叩き込んだりと
 隙を突いて攻めないと主導権を握れない感じを出したのも面白い。
 このライバルならではの攻防という印象を与えます。
 棚橋が中邑の脚を鉄柱にぶつけ、ニー・ストライクを柵に自爆させ主導権。
 脚攻めの展開になる中、能動的低空ドロップ・キックから
 挑発的意味合いを込めて棚橋王者、中邑挑戦者の背景を思い起こさせました。
 永遠のライバルという認識を観客は持っていますから
 上下関係をつける必要性は必ずしもなかったけれども
 今年3度目の対決の中で差別化させる方法としては大変に有効でした。
 一気に飛ばさず考えながら中盤のペースで攻防を構成。
 棚橋がドラスクを使って脚攻め第2ステージへ。
 その延長で終盤の攻防へと入っていきます。
 得意技から両者ボロボロになり消耗感を高めます。
 ここからどうクライマックスを見せるかですが、
 見せ場への予告が甘く、もう一伸び足りなかった印象です。
 しかし数え歌としてしっかりメインは締めました。
 ぎりぎり好勝負。
 
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:4/?/14)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Jr.タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.飯伏幸太、エル・デスペラード
A桜庭和志、永田裕志、真壁刀義vs.タイチ、TAKAみちのく、鈴木みのる
BNWAタッグ王座戦:ロブ・コンウェイ、ジャックス・ダン(ch)vs.小島聡、天山広吉(新チャンピオン!)
C飯塚高史、矢野通vs.ホーレス・グレイシー、ダニエル・グレイシー
D田口隆祐vs.プリンス・デヴィット
Eオカダ・カズチカ、YOSHI-HASHIvs.バッドラック・ファレ、タマ・トンガ
FNEVER無差別級王座戦:石井智宏(ch)vs.内藤哲也
Gタッグ王座戦:ドク・ギャロウズ、カール・アンダーソン(ch)vs.柴田勝頼、後藤洋央紀
HIC王座戦:棚橋弘至(ch)vs.中邑真輔(新チャンピオン!)