新日本プロレス:Destruction 9/29/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ランバージャック・マッチ:棚橋弘至vs.プリンス・デヴィット IWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.小島聡 |
@YOSHI-HASHI、高橋裕二郎、飯塚高史vs.渡辺高章、BUSHI、タイガー・マスクIV
@アレックス・シェリー、KUSHIDAvs.タイチ、TAKAみちのく
ANWA王座戦:ロブ・コンウェイ(ch)vs.獣神サンダー・ライガー
Bマスカラ・ドラダ、キャプテン・ニュー・ジャパン、本間朋晃、真壁刀義vs.バッドラック・ファレ、レイ・ブカネロ、タマ・トンガ、カール・アンダーソン
C矢野通vs.鈴木みのる
D柴田勝頼、桜庭和志vs.中西学、永田裕志
Eランバージャック・マッチ:棚橋弘至vs.プリンス・デヴィット
デヴィットが凶器:松葉杖による記号で分かりやすくヒール・アピール。
スピーディな攻防を繰り広げる中で、
ランバージャックのルールを短時間に無駄なく伝えていきます。
頻繁に場外を挟みつつも的確にヒート・アップさせていたのは驚き。
またセコンドが場外に留まらないことで
試合展開にスピード感をつけた方法もお見事です。
ランバージャック・マッチというギミック・マッチは
USでも手に負えていない部分がありますが、それの一つの完成系を作り上げました。
最近、新日でよく見られるセコンド乱入合戦も上手くシンクロしました。
ぎりぎり好勝負。
F東京ドームIWGP王座挑戦権&NEVER無差別級王座戦:田中将斗(ch)vs.内藤哲也(co)
スピーディなレスリングから激しい打ち合い。
同等の一進一退は試合として面白いものがあります。
将来的に1/4でメインを張るレスラーとしてどうなのか、という部分はありますが、
G1の時にはなかった俊敏さは復活してきているし、
現在進行形でそのレベルまで押し上がろうというのがこのストーリーでしょうから問題はない。
田中がエプロンの内藤にラリアット、テーブル葬を叩き込み、
王者としてしっかり壁になってみせることを誇示。
スライディングDに対しプルマブランカの相性も良いため
素晴らしい攻防を最後まで繰り広げました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
GIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.シェルトンXベンジャミン
HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.小島聡
小島は体の厚みやパワーといった肉体の根幹的な強さを誇示。
オカダは捻りに走るかと見せかけ王者としてのゆとりを失わず対面。
重さのある一発一発を受けつつも
同じテンポで試合を運んでいきました。
ただついていくだけではなくルチャのジャベ要素で差別化していたのが良いですね。
適切に主導権を奪い返し合う中で
小島の存在感が右肩上がりで大きくなっていきました。
情熱的で真っ直ぐ。
レインメーカーを防いでのモンゴリアン・チョップ、アナコンダ・バイスという隠し味も大成功し
終盤は小島が完全にショーをスティールし熱狂させました。
ここまでやられればオカダは王者とはいえ
もっと泥臭くなった上で小島を仕留めても良かったですね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:11/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@YOSHI-HASHI、高橋裕二郎、飯塚高史vs.渡辺高章、BUSHI、タイガー・マスクIV@アレックス・シェリー、KUSHIDAvs.タイチ、TAKAみちのく
ANWA王座戦:ロブ・コンウェイ(ch)vs.獣神サンダー・ライガー
Bマスカラ・ドラダ、キャプテン・ニュー・ジャパン、本間朋晃、真壁刀義vs.バッドラック・ファレ、レイ・ブカネロ、タマ・トンガ、カール・アンダーソン
C矢野通vs.鈴木みのる(リングアウト)
D柴田勝頼、桜庭和志vs.中西学、永田裕志
Eランバージャック・マッチ:棚橋弘至vs.プリンス・デヴィット
F東京ドームIWGP王座挑戦権&NEVER無差別級王座戦:田中将斗(ch)vs.内藤哲也(co)(新チャンピオン!)
GIC王座戦:中邑真輔(ch)vs.シェルトンXベンジャミン
HIWGP王座戦:オカダ・カズチカ(ch)vs.小島聡