新日本プロレス:G1 Climax 23 Day Four 8/4/13の分析
名勝負 | G1公式戦:石井智宏vs.柴田勝頼 |
好勝負 | G1公式戦:中邑真輔vs.飯伏幸太 |
@G1公式戦:矢野通vs.高橋裕二郎
AG1公式戦:カール・アンダーソンvs.天山広吉
BG1公式戦:永田裕志vs.シェルトンXベンジャミン
CG1公式戦:小島聡vs.デイビー・ボーイ・スミスJr.
DG1公式戦:石井智宏vs.柴田勝頼
笑ってしまうほど真っ直ぐな打撃戦。
しかもその熱気をポージングによるシーン作りで固定する。
柴田に触発され、石井も自分の持ち味である
粘り腰で持って柴田に見劣りしない表現を見せて行きました。
また柴田に対抗して蹴りを積極的に
攻め手として織り交ぜたのも新しい可能性を提示していて面白かった。
柴田が中盤から技での魅せも加えて行きます。
無理のないカウント1といった気合による見せ場を使い、
自由発想のタイミングの作り方で攻防を繰り広げました。
最後の持って行き方も良かったですね。
連続的な表現が見られた素晴らしい試合。
ぎりぎり名勝負です。
EG1公式戦:ランス・アーチャーvs.後藤洋央紀
FG1公式戦:内藤哲也vs.鈴木みのる
GG1公式戦:棚橋弘至vs.プリンス・デヴィット
HG1公式戦:真壁刀義vs.オカダ・カズチカ
真壁は自分のパワフルさを打撃で表現。
形骸化してしまうことが多いのですが今回は良いですね。
これならもう少しオカダが受けで盛り上げても良かったところ。
オカダが柵攻撃から腰攻めで主導権を握ります。
伸びやかな基本技で
非常に良い間を持たせながら試合を運んでいきました。
真壁が引き続きパワフルさを保ちながら
劣勢の立場に上手く位置づけられています。
レインメーカーポーズで仕切り、エルボーの打ち合い。
技の攻防を適切に混ざ良い盛り上がりを生みました。
王座戦に比べると若干コンパクトだが
決して見劣りしない素晴らしい出来栄え。
中々良い試合。
IG1公式戦:中邑真輔vs.飯伏幸太
緊張感ある蹴りの交錯でスタート。
中邑が戦う技術を見せれば飯伏はハイ・フライヤーとして魅了。
自分の得意分野で
相手の土俵際になってもしっかり対抗できています。
主導権を握った中邑がスター性を発揮し、
飯伏が素晴らしい受身でサポートします。
中邑は完全に優位に立った形ですが
攻め手を緩めず情熱的に攻め立てました。
飯伏も反撃すると一発一発芸術品の技の数々。
攻防の混ぜ方はそこまでレベルの高い方法は取っておらず
ドリーム・マッチが目の前で成功した形で繰り広げられている、
その事実に私自身含め観客が酔っている所はあるものの終始ワクワクさせてくれました。
必殺技が出た後に、キレて更なるクライマックスにつながったのもナイス。
文句なしに好勝負。
(執筆日:8/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@G1公式戦:矢野通vs.高橋裕二郎AG1公式戦:カール・アンダーソンvs.天山広吉
BG1公式戦:永田裕志vs.シェルトンXベンジャミン
CG1公式戦:小島聡vs.デイビー・ボーイ・スミスJr.
DG1公式戦:石井智宏vs.柴田勝頼
EG1公式戦:ランス・アーチャーvs.後藤洋央紀
FG1公式戦:内藤哲也vs.鈴木みのる
GG1公式戦:棚橋弘至vs.プリンス・デヴィット
HG1公式戦:真壁刀義vs.オカダ・カズチカ
IG1公式戦:中邑真輔vs.飯伏幸太