新日本プロレス:NJPW Matches 2012の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
@NJC2回戦:棚橋弘至vs.内藤哲也(4/5/12)
棚橋が初手丸め込みをするなど
内藤の先んじて牽制を仕掛けています。
内藤は前回程の特別な技のキレもなく
こうなると棚橋が上の上を行った印象を受けてしまいますね。
ただ試合自体は前回に見劣りしないものになっていて
どちらも脚攻めを行なう中で
微調整の利いた攻防は相手と齟齬を起こしていません。
どうしても小ぶりな内容になるものの
前回に比べ地に足のついた内容でした。
中々良い試合。
Aイリミネーション・マッチ:後藤洋央紀、棚橋弘至、カール・アンダーソン、内藤哲也vs.オカダ・カズチカ、中邑真輔、田中将斗、高橋裕次郎(5/5/12)
(オーバー・ザ・トップ・ロープ・ルールあり)
それぞれ抗争している組み合わせをベースに。
安定感はありますが、それで満足して流しがちになっていますね。
スムーズさ優先で単純に小から大へ並べて広げていく構成です。
まずは後藤が連携技をぶち破るパワフルさを見せて主張。
一方では試合のテンポを考えていて良い仕事をしていましたが中邑に道連れクローズラインを決め脱落。
誰かが脱落していかなければならないとはいえ、この2人が最初に抜けるのは残念でしたね。
観客が巻き込まれかねないワイルド・ブロウルで盛り上げた後、ヒールがリングを制圧して棚橋孤立。
ここでの問題は簡単にトップ・ロープ下から落としていることですね。
只ロープの下ではなく上になるだけで脱落するんです。
そこは落とすにしてもある程度の緊張感を持たないと最初の脱落シーンが報われない。
後半もシチュエーション優位で、その中でそれぞれの能力発揮は抑えられている印象です。
オーバー・ザ・トップ・ロープを上手く使った演出ではありましたけどね。
最後はオカダvs.カール。
見応えのある攻防でしたが、技をやや軽はずみに使うカールの悪い癖も出ている。
中々良い試合。
(執筆日:11/1/12)
BBotSJ公式戦:Pac vs.獣神サンダー・ライガー(5/27/12)
相手にも分かりやすい
オードソックスで質感のある試合運び。
その中でPacが凄いムーブで自己主張。
ライガーはベテランで勝負できる領域で試合に貢献します。
短い試合時間で出しきれなかったことはありますが
その中で満足いく内容にちゃんと仕上げました。
中々良い試合。
(執筆日:8/?/25)
C後藤洋央紀、棚橋弘至、内藤哲也vs.オカダ・カズチカ、中邑真輔、石井智弘、田中将斗、高橋裕次郎(6/10/12)
棚橋とオカダがいきなり切り返し合い。
そういうのが合っても良いですが、この試合のトップ・マッチがやるべきではないですね。
石井と後藤が単純明快な真っ向勝負で盛り上げた後ヒールが制圧。
孤立した後藤に合体技も決めて追い込みます。
後藤と石井の親和性の高い打撃戦、内藤の味方である棚橋への意識、棚橋のエースとしての華など
それぞれの個性がシチュエーションに合わせて発揮されています。
また6人マッチに必要なスムーズさも失われていません。
最後はややあっさり目にまとめました。
特にメインでもないので仕方ないでしょうね。
平均的な良試合。
(執筆日:11/1/12)
DBotSJ決勝:田口隆祐vs.ロウ・キー(6/10/12)
ロウ・キーのたいしたことのない奇襲に田口は黙ってしまいます。
手を出した数少ないことといったら
何故かロウ・キーの得意分野であるチョップという始末。
序盤から田口の株が下がりました。
場外投げから田口が主導権を取り返します。
頭部攻めとしてコーナー・マットにロウ・キーの頭をぶつけていきます。
決勝ということで普段しないことを見せて特別性を感じさせる必要がありますが
これは特別というよりも変則的過ぎる印象です。
ダイブを食らったロウ・キーが椅子を持ってくる展開も?。
テーブルへのドドンのダメージ設定といい、
わざわざ決勝に持ち込むには軽々しい取り扱い方です。
終盤はぎりぎりで踏みとどまる攻防。
ロウ・キーが頭部へのダメージで崩れる表現を見せますが
田口が適切にリアクションできず水を刺す。
去年の飯伏戦は素晴らしかったが
今年は田口にがっかりさせられた内容。
平均的な良試合です。
(執筆日:6/15/12)





