TOP日本のプロレス新日本プロレス 10年代の大会 → 新日本プロレス:NJPW Matches 2012 part.3

新日本プロレス:NJPW Matches 2012 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@G1公式戦:カール・アンダーソンvs.丸藤正道(8/8/12)
 打撃の打ち合いを起点として
 演舞を軽く挟んでどちらかの楔を打ち込みます。
 構成の仕方が同じなので親和性高く、
 綺麗に試合が作られていました。
 終盤のスピード感の切り返しも面白かった。
 10分以内に抑えたのが勿体無い内容。
 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/13)

AG1公式戦:棚橋弘至vs.鈴木みのる(8/8/12)
 年初の王座戦と同一カードということで
 気持ちの入れようも違うかなと動き上は思わされたのですが、
 余りに早い張り手合戦、低空ドロップ・キックでセット・アップが不十分。
 またNJPWは王座戦ではない一戦=ヒール要素、介入などを加えて
 チープさが増すだけに大抵陥りがちになっている印象がありますが
 この試合も例外ではありません。
 棚橋は技使いが散漫で無駄になったスポットが多いですね。
 みのるはキャラクター含めての試合運びなので
 そこまでぶれはしないものの、最後のスリーパーへの拘りはいくらなんでもくどい。
 特にMOTYの前兆を感じさせないいまいちな内容。
 まあまあ良い試合です。
 (執筆日:3/2/13)

BG1公式戦:棚橋弘至vs.永田裕志(8/11/12)
 最初のレスリング。
 すぐに動いて様式が作れていない上に、たいして高度でもありません。
 棚橋が若干のりきれていないものの永田の腕狙いへと展開。
 それぞれカウンターは良質ですが
 その中でこれにより主導権を握ったと納得感を抱かせるような
 大きなスポットが欲しいですね。
 スピード感をもって後半戦に突入すると
 それぞれシークエンスで魅力的なものを提示。
 単なる攻防ではなく技のシーン作りで、
 激戦とは違った形で観客を満足させる上手さが出ていますね。
 去年の試合には見劣りするものの決して悪くない内容です。
 中々良い試合。
 (執筆日:11/1/12)

C初代NEVER王者決定トーナメント準決勝:石井智宏vs.田中将斗(11/15/12)
 激しいエルボー戦からスタート。
 石井は田中や関本が戦場とする
 スピーディな肉弾戦を行えるだけの才能がありますからね。
 非常に期待感が高まりました。
 しかしハード・ヒットをベースに
 田中の気合起きなどを駆使した試合構成に田中は確かについていってはいるものの
 タフ・マンを
演じて特化試合にする気概がそこにはない。
 アンダーカード・レスラーとして日々過ごしているために
 どういうことをすれば良いのか分かっていない、
 そもそも今までの枠をぶち破る能力があることや、
 それを許されるレベルに自分が押しあがっていることが十分認識されていないように思えます。
 一歩踏み込めば激変する可能性は見たもののまだまだな試合内容。
 平均的な良試合です。

Dタッグ・リーグ公式戦:オカダ・カズチカ、YOSHI-HASHI vs.中邑真輔、石井智宏(11/21/12)
 見るからにオカダに傷をつけないために
 パートナーに抜擢されたようなYOSHI-HASHIですが
 この試合では石井と良い無骨なぶつかり合いを見せています。
 石井もYOSHI-HASHIが相手とあって対等な意識で試合を運んでいましたね。
 中邑とオカダの火花を散らした攻防は当然に良く、
 そこに深くはないものの煽りから合体技までタッグ要素をまんべんなく取り込んで、
 中々良い試合に仕上がっています。
 (執筆日:12/31/12)

E獣神サンダー・ライガーvs.鈴木みのる(12/23/12)
 ライガーが上半身裸、飾りなしのマスクで登場。
 かつてのvs.UWFプレイバックとばかりに
 意図的には引かないリアルなレスリングの攻防を繰り広げます。
 みのるがベースボール・スライドに対してアキレス腱固めに捕らえてからの
 後半戦はレスリングから抜け技の戦いになります。
 しかし打撃の位置づけが良く
 序盤のレスリングにおける緊張感が依然としてある。
 最後のフィニッシュも素晴らしい見せ方でした。
 中々良い試合。