新日本プロレス:Best of NJPW 2012 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | IWGPヘビー級王座戦:棚橋弘至(ch)vs.田中将斗(7/22/12) G1公式戦:オカダ・カズチカvs.内藤哲也(8/2/12) G1公式戦:小島聡vs.棚橋弘至(8/4/12) G1公式戦:中邑真輔vs.オカダ・カズチカ(8/5/12) |
@IWGPヘビー級王座戦:棚橋弘至(ch)vs.田中将斗(7/22/12)
マウント・パンチを打ち合った後、
棚橋が脚攻めのカードを切り、田中は反撃で場外投げ。
それぞれ緩急をつけた意味づけが素晴らしく、
またお互いのスポットが活きるように積み重ね合っています。
同じ団体内にいないにも関わらず
ここまで綺麗に理解し合えるかと感心しますね。
終盤も見応えがあり素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)
AG1公式戦:オカダ・カズチカvs.内藤哲也(8/2/12)
まずは基本的な演舞ながら軽量級に引けを取らない高さとスピードがあり掴みはOK。
内藤の低空ドロップ・キックに対しオカダが首狙いに強制転換。
飄々としながらよく観客の動きを見ていますね。
内藤も最高スピードを活かした試合運びは完成されている。
環境を使ったドロップ・キックも体を張っていて素晴らしい。
オカダが膝を使ってのネック・ブリーカーで反撃。
これにより相互の部位ダメージが上手く調整されました。
技のたたみかけ、威力上昇に関して
観客が完全に一致できるほど技の配置、打ち方が文句なし。
それでいて観客に読ませるよりも鋭い緩急で攻防を繰り広げました。
IWGP王座戦と負けじ劣らずの内容。
文句なしに好勝負です。
(執筆日:11/1/12)
BG1公式戦:小島聡vs.棚橋弘至(8/4/12)
小島は体勢の見せ方が上手く絵を作っていますね。
その分相手との攻防が一呼吸遅れているものの十分お釣りは来る。
棚橋がプランチャから腕攻め。
小島は余り棚橋と接点を持ちませんが
数少ないそれ、DDTを決めるタイミングはジャスト・タイミング。
エプロンDDT、場外DDTの流れを敢えて断ち切り、二部構成へとつなげたのも面白い挑戦です。
エルボーの打ち合いから棚橋がドラスクによる腕攻めVer2。
いつもの脚攻めの方法論を腕攻めにも適用させていますね。
強設定のラリアットを各種場面で使うことでドラマを作り出し、
去年の王座戦に比類する素晴らしい一戦を作り上げました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/9/12)
CG1公式戦:中邑真輔vs.オカダ・カズチカ(8/5/12)
(途中から。カットあり。16分中7分)
シングル初対決。
オカダがポーズを取って生意気さを表現すれば
中邑が余裕を醸しつつのハードな蹴りで対等じゃないだろ、とスタンスを表明。
そこにオカダも受けに回り続けず
早い段階で反撃し意地をぶつけていきます。
中邑の素晴らしくキレている攻めの緩急、受身の妙に
オカダのスケールのある技が加わって面白くならない訳がありません。
終盤もカウンターが冴え渡り王座戦相当の盛り上がりを生みました。
このカードの初対決をフルで放送していない(?)ことが信じられない。
半分以下を見た限りでも好勝負は間違いないと思わせる程なだけに惜しまれる。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:3/2/13)
DG1公式戦:棚橋弘至vs.矢野啓太(8/7/12)
矢野はスポットが足りない欠点を持ちますが
棚橋となら一進一退の精度の高さでそれを補って余りある。
矢野自身も背中攻めのシーン中で
上手くヒールでありながら観客と一体感を生み出していました。
終盤のレフェリー気絶などを加えた
エンターテイメントな攻防も試合にフィットしている。
王座戦と同等のクオリティでした。
好勝負に少し届かず。





