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新日本プロレス:Best of NJPW 2012 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 BotSJ公式戦:ブライアン・ケンドリックvs.ロウ・キー(6/6/12)

G1公式戦:オカダ・カズチカvs.内藤哲也(8/2/12)

@IC王座戦:後藤洋央紀(ch)vs.石井智弘(5/20/12)
 クローズラインの同時打ち、エルボーの打ち合いから激しくスタート。
 耐え、根性からゆったりとした打撃の打ち合いに落とします。
 打撃メインながら上手くペースを操り、戦場を移していますね。
 同ロープ走りも含めて加速。
 中盤から気合による投げの打ち合いにシフトし相同の打ち合いへと持っていきます。
 終盤は間と要所のヘッド・バッドでまとめながら
 過激技によるニア・フォールで盛り上げました。
 後藤らしい過激的思考に石井もついていき、ふさわしいメインに仕上げました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/18/12)

ABotSJ公式戦:プリンス・デヴィットvs.KUSHIDA(5/27/12)
 最初のレスリング。
 一部動きを落として抑え込む攻防を混ぜていますが上手く機能していますね。
 KUSHIDAの前転も綺麗です。
 デヴィットは基本的な試合運びですが
 グラウンド・サブミッションが単なる形式になっていません。
 エプロン、ダイブを含んだスピーディーな攻防において
 レスラー自身よりも流れ優先で理が少し飛んでいたものの後半は概ね素晴らしい。
 両者全体の枠の中で工夫を施して、
 齟齬を起こさずに細かく一進一退を繰り返していきました。
 2人のレスラーの充実度を感じさせる一戦。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:6/15/12)

BBotSJ公式戦:ブライアン・ケンドリックvs.ロウ・キー(6/6/12)
 レスリングの定番の流れにありつつも
 ロウ・キーは相手の動きによってはそこからオリジナルに踏み込む意欲を見せています。
 ケンドリックはニヒル・キャラが成功し上手く外して行きます。
 それでもロウ・キーが跳躍力とハードなチョップで先に主導権を握る。
 ケンドリックのらしい挑発にも余裕を持った対応を表現しています。
 ここで一転ケンドリックはへたれに転換。
 ロウ・キーのチョップをアクセント良く響かせます。
 上手くへたれを利かせた後、伸びのあるトペを見せたものだから
 試合の展開としての緩急はばっちりですね。
 主導権を奪い返したケンドリックが背中攻め。
 この日のケンドリックのの距離感は素晴らしく
 その後の終盤の攻防も機能的に作り上げていました。
 単なる元WWE対決かと思いきやBOSJでも屈指の内容に。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/15/12)

CBotSJ公式戦:プリンス・デヴィットvs.Pac(6/6/12)
 序盤のレスリングは探りあいの意味が強く、
 ちょっとずつ自分のできることを加え、読み合いの体裁を取っています。
 まだまだ両者の魅力をミックスするベストの形ではありませんが
 新日ファンはPacを見慣れていないのか対して
 一つ一つの動きに新鮮で大きな反応を示しています。
 それぞれの活躍により初対決にしてライバル対決という位置づけか
 それぞれが自分の形に持って行こうとかわしあう展開。
 大きな枠組みで関係性を作りました。
 その後も高いクオリティを保っています。
 飛びぬけて高いレベルではないものの
 観客とレスラーの見せ方が最初から一致しているのでMOTY級の盛り上がりでしたね。
 終盤の攻防は試合時間を延ばすことを意識してか適度に調整されオーバー・ヒートしておらず良かったですね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:6/15/12)

DIC王座戦:後藤洋央紀(ch)vs.中邑真輔(7/22/12)
 中邑の仕草での余韻作り。
 それはシンプルな後藤と対比的で、
 両者の魅力を引き立て合っています。

 後半に向けた布石を打ちながらハード・ヒット。
 
 中邑はダメージ表現が良くなりましたよね。

 終盤の後藤の攻めがちょっと単純で
 もう少し幅があれば膨らんだ気がして惜しまれますが、充実の一戦。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/25)