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新日本プロレス:NJPW Matches 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@永田裕志、棚橋弘志vs.田中将斗、中邑真輔(4/19/11)
 どの組み合わせもヒートして見せていますが
 その分それぞれの配分、緩急への意識は薄れていますね。
 連携スポットから棚橋、永田が場外でやられ、
 永田が脚攻めで孤立する、というしっかりした流れ。
 ただ脚攻めは余り意味ある工夫ではありませんでしたね。
 田中、中邑が終盤に活かせるとは思えないし、
 永田を抑え込むのにそれが必要だと感じさせる程永田が抵抗している訳でもなかった。
 孤立後はテンポ良くそれぞれの技を出していきますが、
 ワン・オブ・ゼムから抜け出した攻防は少なかった。
 平均的な良試合。 
 (執筆日:12/6/11)

ABOSJ XVIII公式戦:TAKAみちのくvs.外道(5/28/11)
 まずは身振り(=技でない)の心理戦から
 丸め込みという技によるカウント2に持っていきます。
 観ていて翻弄される感覚が心地よいですね。
 中盤は外道の首攻め
 外道が打撃の打ち込みに抑揚をつけ、
 TAKAも食らってリアクションをつけているのは良いですね。
 ただ両者キャリアが長いせいか、何となしに行っている。
 形だけつけている感が否めないですね。
 TAKAがジャスト・フェイス・ロックを要所で試みるもそれを様々な形で逃れる等
 韻を踏みながら進めて終盤はアマレス的な技術を使った攻防。
 様々な形に切り替えしあう攻防は面白いですね。
 中々良い試合。

BBOSJ公式戦:ケニー・オメガvs.デイビー・リチャーズ(6/8/11)
 去年の米インディーにおけるトップ・ライバルが日本で実現。
 キレのある攻防からスタートし期待感が高まります。
 しかし試合時間のせいかオメガが焦る。
 様々なユニークな技を織り交ぜようと工夫をこらしているが
 成功しているとは言い切れず流れはいまいち。
 デイビーがエネルギッシュにラッシュをかけ
 クライマックスでもう一伸びあるかと思われましたが、
 そのままフィニッシュで試合時間は10分に足りず・・・。
 新日Jrの定番通り時間が足りない、という感想を抱かせる。
 平均的な良試合。

CG1公式戦:棚橋弘志vs.永田裕志(8/1/11)
 かわしあいで序盤を終えると
 永田がハードな蹴りを連打し、棚橋が脚攻め。
 IWGP王座戦に比べると工夫が絶対的に足りません。
 しかしそれぞれのスタイルを、手を抜かずにやっている事は確か。 
 終盤になると張り手の打ち合いなど
 気持ちに走らされる意味合いを持った攻防が見られましたね。
 3戦目のように仕掛けとして成功している、と単純には言い切れないが
 満足感を持って試合を終了させる事が出来ました。
 中々良い試合。
 (執筆日:12/6/11)

DG1公式戦:中邑真輔vs.後藤洋央紀(8/13/11)
 中邑のレスリング時逃れる際の見せ方、
 間に挟み込む身振りによる意味づけ、
 基本技ショルダー・タックルに対してさえ行きとどいた受け身。
 そしてそれらを統合する構築、と素晴らしい完成度を誇ります。
 抵抗の余地を残す一方で積極的に試合を支配します。
 只その中で後藤はその地位と比べると働きは弱い。
 天山と後藤。
 IWGP王座戦を務めあげられる後藤でしょう。
 しかし機能分担してコンパクトな試合にする際逆転現象が時に見られる。
 中々良い試合。
 (執筆日:?/?/12)