新日本プロレス:NJPW Matches 2010 part.1の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
@Jrヘビー級王座戦:タイガー・マスクIV(ch)vs.丸藤正道(1/4/10)
序盤は軽やかな攻防。
丸藤が適切に外していて、
比較的地味ですが、しっかりしたレベルで進行していきます。
中盤は丸藤が技をばらまく構築。
不知火もあっさり決まりますね。
タイガーは相変わらず受けで魅せれないので攻めを切り口に交わっていく。
この2人の絡みとして試合を盛り上げるにはこういう方向しかないのだろうけれど
それにしたって技に頼り過ぎです。
雪崩式タイガー・ドライバーといった過激な技に走り、
最後は安易なタイガー・フロージョンという新技でフィニッシュ。
どんなに評価したってまあまあ良い試合が限度でしょう。
(執筆日:11/11/11)
AGHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.後藤洋央紀(1/4/10)
杉浦は強さのイメージを纏ってからスタイルが硬くなりましたね。
後藤が最初に見せた合気道要素を仮にスタイルにまで反映させていたら面白くなったのだろうけど
王座に絡めないのもさもありなん、という淡白気味な試合運びで
流行に安易にのっかった攻防を見せていきます。
この2人が同ロープ走りなんかしてどうするのでしょう。
平均より少し上。
(執筆日:1/6/10)
BIWGP王座戦:中邑真輔(ch)vs.高山善廣(1/4/10)
依然として重さは残る高山ながら
間を取っているときのヨタヨタ感はひどいですね。
そしてその残された重さという武器も一方的な展開の構築によりこれっぽちも活きていません。
一方の中邑も反撃する武器、スピードとか手数とか
何も出せないままでこちらも一方的な展開に甘んじます。
最後は微妙に当たりが浅い劣化Verでグー・パンチ合戦を再現し、
ボマイエの連発で激戦を気取っています。
悪い試合。
(執筆日:1/6/10)
CIWGP王座戦:中邑真輔(ch)vs.中西学(2/14/10)
中西は受け身の出来に左右されないパワーが素晴らしいですね。
また中邑よりよっぽど基本の出来たパワーの見せ方、緊張感の出し方もしている。
カリスマ性は動かない事で創出し、試合は動く事で作り上げる。
非常にトータル・パッケージに近い状態にあります。
これにより中邑は大変厳しい状況に、逆に言えば面白い状況に置かれたんだけど
相変わらずニー中心で変わらず、
それ以外の細かい部分でもちゃんとインパクトを与えれていません。
勝利への道筋を立てる事は出来ませんでしたね。
スリーパーやフロント・ヘッド・ロックを使っていたけれど
かつての唐突アーム・バーの方がまだ良かったですね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:5/20/10)
D1回戦:棚橋弘志vs.ストロング・マン(3/14/10)
流石新日。
当代一の塩をデビュー戦でメインに持ってくるという博打。
ストロング・マンは簡単にウィップされなかったり、
チョップで十分な音を出したりと意外にキャラを活かしています。
棚橋も同じ知能レベルで向かい合い、勝ち目がない中での試行錯誤を見せます。
実質エースとしては丸め込みもカウント2で返された後で
どうフィニッシャーにまで持っていくかが見たかったけれど
ストロング・マンをこれからも使っていく事を考えるとこの辺で抑えて正解なんでしょうね。
少し悪い試合。
(執筆日:5/20/10)





