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新日本プロレス:Best of NJPW 2010 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 Jr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.プリンス・デヴィット(1/30/10)

Jr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.金本浩二(3/5/10)

Jr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(4/4/10)

@棚橋弘志vs.潮崎豪(1/4/10)
 棚橋はゆるく縄を張りながらも
 主導を離さずに試合を構築しており
 中邑戦がまぐれではなく成長に裏打ちされた物だったと証明しました。
 潮崎もしっかり脚の痛みを表現しながらの攻めで良し。
 細かいニュアンスも加えれていますね。
 ただ両者共に特別なレベルに到達させるには今一歩足りない。
 それはやっぱり団体がこのカードを盛り立てて補佐すべきだったと思いますね。
 エース対決として煽ってメインに持ってくるべき。
 こんな位置でやるなら不透明決着の方が良かったですよ。
 せっかく2人が色気を纏えているんだから。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:1/6/10)

AJr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.プリンス・デヴィット(1/30/10)
 レスリングには余白を持たせつつ
 ポイントで切れ味鋭い身のこなし。
 目に見えているもの以上の雰囲気を醸しますね。
 
 上質なJr.の攻防。
 丸藤の良さが十分に出ています。
 スター性がありムーブも凄い。
 他団体のレスラーながら天晴と思わせた所でちょっとしたヒール・ムーブ。
 これで終盤に向けての求心力を加速させましたね。

 終盤プリンスの反撃が丸藤の領域に届いていない印象があり、
 名勝負には届かなかったもののJr.ヘビーのトップ・クラスの内容です。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:3/?/25)

BJr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.金本浩二(3/5/10)
 セット・アップがバグりがちな金本。
 今回は比較的丁寧なのと
 歪な変化をしても丸藤が瞬間的な発想でフォローするアイディアを出せるのが大きいですね。

 ハード・ヒットの積み重ね。
 観客の応援を試合運びに組み込んだ単純なもので、
 試合時間の長さを売りにしているのはどうかとも思いますが、
 長くてクオリティが落ちるものでもなく、まあ良いか。

 切り返しは良く、
 金本のアンクル・ロック地獄の見せ方も丸藤の+αで更に見応えのあるものに仕上がっています。

 30分を超える激闘でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/25)

CJr.ヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.獣神サンダー・ライガー(4/4/10)
 動ける丸藤に対しライガーがすぐ返す事で差を埋め、良いレスリングを生んでいます。
 素早い攻防も経験量で読む事で速い反応速度を可能とし、
 ライガーがまだまだいけると上手くアピールできています。
 また場外投げの連打等、はしたない技のオンパレードで大雑把ではありましたが
 エネルギッシュでドラマチックな流れを生み出しました。
 終盤も気持ちは途切れずに技一発、一発に気合が入っていて、
 同時にテーズ・プレスなど渋い技チョイスも見せる。
  もうライガーは無理だと思っていたけど
 予想を遥かに覆して素晴らしい活躍を見せてくれました。
 合わせる為の表現がイマイチながら今の新日Jrのレベルでは御の字所ではない内容です。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/?/10)

DBotSJ XII公式戦:ケニー・オメガvs.フジタJr.ハヤト(6/2/10)
 ハヤトは無理に複雑化させず
 自分の良さをストレートに押し出し蹴りの連打。

 ハード・ファイト大好物のオメガもキレある技で展開させ
 分かりやすい腰攻めで追い込みます。

 シンプルな良さが際立つ内容。
 
 どちらも受けに回ってもそのままにせず
 時間をおかずに反撃し一進一退量は多め。
 そのため試合時間は10分前半なものの
 しっかりやりきった感を残しましたね。

 グー・パンチ合戦にも手を出す感覚はやや理解に苦しみますが、
 一線を越えて出したくなる程のシンパシーもあったか。
 最後のフィニッシャーも強烈でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (再視聴日2/?/21)