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新日本プロレス:Best of NJPW 2010 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 G1 Climaxリーグ戦:中邑真輔vs.潮崎豪(8/15/10)

Jr.タッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(10/11/10)

タッグ王座戦:プリンス・デヴィット、田口隆祐(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(11/17/10)

@G1 Climaxリーグ戦:中邑真輔vs.潮崎豪(8/15/10)
 潮崎と中邑の初対決。
 静かな立ち上がり。
 微妙に決まらない状態のグラウンドで格式を作り上げました。
 そこからは額を突き合わせての打撃の打ち合いがベース。
 何故そのベースに立ち戻るのか、に関しては無目的で段階付けは形式的だし、
 そこからどう動くかは試行錯誤な部分がありますね。
 潮崎の脚攻めは中々使い分けが利いています。
 しかし脚へのチョップはやりすぎでしょう。
 何もかも自分の形に持っていかなくても個性は出せるはずです。
 しかし序盤の雰囲気の上に成り立つ絵の部分は素晴らしいものがある。
 中邑が中盤から出す倦怠感は色気に昇華されていきますし、気合の発散の仕方も上手い。
 後半バランスの良い投打締から最善の選択をしていいましたが、
 終盤はやや引き出しが足りなくなって詰まった形ですね。
 一種の総合格闘技的風景で戦っていた中で
 潮崎の丸め込みはやや過剰だし、中邑は悪癖の唐突アーム・バーで時間切れ無視のアクションを起こしてしまいました。
 細かい粗はあるものの一つの絵に融合しお互いの可能性が爆発した内容。
 数え歌となる初戦としては理想的といって良い。
 文句なしに好勝負。 
 (執筆日:3/?/11)

A金本浩二、永田裕志vs.青木篤志、潮崎豪(10/11/10)
 対抗戦らしい火花の散らし方。

 安易に毛に回りにくい階級差の組み合わせも適切に処理しています。

 セコンドも良い形で火花を散らしていますね。
 
 ただ対抗戦の雰囲気重視で、
 序盤/中盤代わり映えせず。

 終盤に階級差対決を普通に真っ向から攻防として織り込みましたが、
 それがまた戦略性の弱さを強調する格好に。

 もう一作り込みできた印象があります。

 中々良い試合。 
 (執筆日:8/?/25)

BJr.タッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(10/11/10)
 ポージングが利いているし、流れるように動くけれど序盤は一般的な枠を超えないレスリングです。
 孤立も日本式で戦略性要素が薄いですね。
 しかし孤立役のデヴィットは心得たもので中々細かい一進一退を刻んでいました。
 1対2スポットを皮切りに終盤へと突入していきます。
 同時技のタイミングが本当に同時だったりと
 神がかったスポットが幾つか見られ、雪崩式も迫力がありました。
 94年頃の新日Jrタッグが復活したとでもいうような驚異的なインテンシティーを誇る内容です。
 ただし世界的に見た時にその独創性、ボリューム、チーム間の攻防は絶賛する程のレベルではありません。
 今の新日の他団体を受け入れる懐の広さあっての試合ではあるけれども、
 だからといってJr、タッグの壁をぶち壊して年間最高試合を獲得させるような試合でもあるまい。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/29/10)

Cタッグ王座戦:プリンス・デヴィット、田口隆祐(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(11/17/10)
 ポージングが利いているし、流れるように動くけれど序盤は一般的な枠を超えないレスリングです。
 孤立も日本式で戦略性要素が薄いですね。
 しかし孤立役のデヴィットは心得たもので中々細かい一進一退を刻んでいました。
 1対2スポットを皮切りに終盤へと突入していきます。
 同時技のタイミングが本当に同時だったりと
 神がかったスポットが幾つか見られ、雪崩式も迫力がありました。
 94年頃の新日Jrタッグが復活したとでもいうような驚異的なインテンシティーを誇る内容です。
 ただし世界的に見た時にその独創性、ボリューム、チーム間の攻防は絶賛する程のレベルではありません。
 今の新日の他団体を受け入れる懐の広さあっての試合ではあるけれども、
 だからといってJr、タッグの壁をぶち壊して年間最高試合を獲得させるような試合でもあるまい。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/29/10)