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新日本プロレス:NJPW Matches 2009 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@IWGP 王座戦:棚橋弘至(ch)vs.中西学(5/6/09)
 (カットあり)
 再戦を先に見てしまったため劣化版のイメージしかないですね。
 棚橋、鉄板の脚攻めですが
 前半は結構放す割りに中西がぐったりして思ったように動かず。
 技の使い方も適所とはいいかねますね。
 後半はしつこ過ぎます。
 中西の性質上脚攻めを上回る野人ファイトを見せる訳だけど
 それを前にして1つの戦略に拘るのは負けフラグ。
 脚攻めを中心にするにしてもクイックやハイ・フライングで相手の視点をずらさないと。
 中西に王座移動するはずがない、と思っているからクライマックスとして通用していますけどね。
 結果で爆発的盛り上がりが生まれた、まあまあ良い試合程度。
 カットなしで見 てたら、もう1ランク上げたかもしれませんがこのレベルでは重要ではない。
 (執 筆日:12/12/09)

ABotSJ準決勝:飯伏幸太vs.プリンス・デヴィット(6/14/09)
 序盤は一般的なレスリング。
 そこに細やかなカウンターを加えていきますが、
 観客に驚きを与えるカウンターとベース部分に大きく落差があり、
 試合という体裁を保ちきれていないのが問題です。
 また中盤で観客席にもつれ込む程のスプリングボード式ムーンサルトがありましたが
 それを出す程の状況が事前に紡がれていた訳ではありません。
 飯伏が信じられないような動きを連発し盛り上がるも、
 クライマックスは対等な位置づけに従った単純な技起き。
 初遭遇はある要素が大いに欠如し看過できない内容でした。
 また試合時間も8分と短め。
 平均より少し上。

B決勝:金本浩二vs.プリンス・デヴィット(6/14/09)
 2年連続で怪我して棒に振っているデヴィットに
 ダイブ連続自爆をやらせるなんて鬼ですよ。
 
 というか2回目は普通に受け止める予定が出来なかったミスか。
 その後の展開矯正強引でしたしね。

 序盤が全く接続できず、そこ見るとその後どんなにバチバチしていても評価できません。

 金本のアンクル・ロック含め展開が矢継ぎ早すぎて、
 デヴィットの反撃とセルが一致しない事態になっています。
 決勝という事で大技、過激な技に頼っているので
 このぐらい不感症な方がうんざりしないで済んでいますけど、

 準決勝で上がったデヴィット株を少し下げる事になった内容でした。

 平均的な良試合。
 (執筆日:12//26/09)(再視聴:?/?/25)

CIWGP王座戦:棚橋弘志(ch)vs.杉浦貴(7/20/09)
 杉浦のスタイルのせいで
 リズムという物はなく、凸凹の金属面を
 力押しで組み合わせていくようなギシガシした流れですね。
 対抗戦ですし、杉浦は微妙な間が挑発的に見える程充実しているのでこれ自体は問題ではないですね。
 試合のストーリーもついていました。
 問題は棚橋ですね。
 カート戦と同じく脚攻めが控えめです。
 それだけで”新日の中で最も安心して見られるはずの男”はもうそこにいません。
 試合の筋にしがみつけず、あっぷあっぷの状態。
 杉浦の強さを悪い意味で壊すと
 空を切る大技の連発で試合を閉じる紐はするりと抜け落ちました。
 ここら辺がアンチ棚橋もいる理由になっているのでしょうね。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:1/4/09)

DG1公式戦:永田裕志vs.中西学(8/11/09)
 永田のリードが冴え渡っていますね。
 自ら変化してリズムも請け負っています。
 両者がぶつかる時は雑に見えるというか
 口撃もあって雰囲気がコミカルなのが玉に瑕ですけれども
 観客ものっていますし、その世界の中でしっかり歯車は回っています。
 ビッグ・マッチではないけれど
 メジャーに行って偶然こういう試合が見れたら良いなぁ、と思うようなにくめぬ内容です。
 終盤もエルボーで技を防ぐような
 レベルは高くない攻防なんですが、
 中西の下手な表現がある種の見得になっていたりして面白かったです。
 中々良い試合。
 (執筆日:1/4/09)