TOP日本のプロレス新日本プロレス 00年代の大会 →新日本プロレス:Best of The Super Jr. XVI Finals 6/14/09

新日本プロレス:Best of The Super Jr. XVI Finals 6/14/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間(CM含)です。
SlamBamJam製。

@菊地毅vs.吉橋伸雄
 菊地が珍しく沈黙モードでベテランの強さを見せつけ軽く終了。
 悪い試合。

A田口隆祐vs.タイチ
 ミラノの作戦によりスーパー・キック1発で終了。

B準決勝:金本浩二vs.青木篤志
 いつもの戦術として青木が腕狙いを出すと
 金本もアンクル・ロックで対抗。
 しかしそれだけで終わるとは思わなかった。
 金本はアンクル・ロックだけで脚攻めをしていたしなぁ。
 悪くない試合。 

C準決勝:プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太
 デヴィット良いですね。
 新日以外で見ない選手なのであなどっていましたが
 基本が出来た上で捻った、もしくはハードな動きをしていて
 米インディーでも通用する能力を持っています。
 普段見ないのか飯伏の動きに対しても
 大きな反応が、というか本来それぐらい受けてしかるべきなんですが、起こっています。
 両者共に自身が作った観客の盛り上がりにのって
 激しく、素晴らしい攻防を繰り広げました。
 惜しむべくは試合時間が8分しかない事です。
 黄金時代はどの試合も全力って感じだったけど最近はこうなんですかね。
 中々良い試合。

Dタイガー・マスク、獣神サンダー・ライガー、AKIRAvs.ブラック・タイガー、邪道、YAMATO
 タイガーと黒タイガーが抗争中。
 それ以外伝わらない4分ない試合です。
 ひどい試合。
 試合後黒タイガーが平然と日本語でインタビューに答えているのはなんだかなぁ。
 
E中邑真輔、矢野通、飯塚高史、石井智宏、カール・アンダーソンvs.天山広吉、真壁刀義、井上亘、ミラノ・コレクションAT、本間朋晃
 中邑をリーダーにしてヒール軍としての絵は出来ていますが
 10人タッグという事でそれ以上ではない、適当な内容になっています。
 しかし個々の悪い部分もそんなに出てはいない。
 悪くない試合。

F棚橋弘至、後藤洋央紀、岡田かずちかvs.中西学、永田裕志、平澤光秀
 シングルを3つ合わせたカード。
 その中で棚橋−中西、後藤−永田は良いですね。
 他の組み合わせに関しては岡田が積極的に行いましたが
 それに対する対応がいまいちで空振り気味でした。
 平均レベル。

G決勝:金本浩二vs.プリンス・デヴィット
 2年連続で怪我して棒に振っているデヴィットに
 ダイブ連続自爆をやらせるなんて鬼ですよ。
 というより金本のアンクル・ロック含め展開が矢継ぎ早すぎます。
 そのためにデヴィットの反撃とセルが一致しない事態になっています。
 決勝という事で大技、過激な技に頼っているので
 このぐらい不感症な方がうんざりしないで済んでいますけど、
 準決勝で上がったデヴィット株を少し下げる事になった内容でした。
 まあまあ良い試合。

総評
 準決勝の時間が短く、脱落組みのトリオが手抜きで、時間を取られた決勝は問題あり。
 ヘビー級で話題を作れているのだから
 Jrヘビーは内容で勝負といきたかったなぁ・・・。
 (執筆日:12/26/09) 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@菊地毅vs.吉橋伸雄
A田口隆祐vs.タイチ
B準決勝:金本浩二vs.青木篤志
C準決勝:プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太
Dタイガー・マスク、獣神サンダー・ライガー、AKIRAvs.ブラック・タイガー、邪道、YAMATO
E中邑真輔、矢野通、飯塚高史、石井智宏、カール・アンダーソンvs.天山広吉、真壁刀義、井上亘、ミラノ・コレクションAT、本間朋晃
F棚橋弘至、後藤洋央紀、岡田かずちかvs.中西学、永田裕志、平澤光秀
G決勝:金本浩二(優勝!)vs.プリンス・デヴィット