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新日本プロレス:NJPW Matches 2008の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@IWGP王座戦:中邑真輔(ch)vs.棚橋弘至(3/30/08)
 がむしゃらで何も起こさない鬩ぎあい。
 悪くはないが深みを見せることができていません。
 凡庸な小技を使ってしっかり構築しているのは
 基本ができているなとは思うものの
 王座戦としてはそんなこじんまり作っても仕方ない。
 棚橋がドラスクからの脚攻めで反撃も
 現在のものと比べると無駄に疲労感があり緩急が不十分。
 停滞の感もあります。
 中邑はアピールや痛がり方は良く、
 後のクネクネからのブレイクに繋がる可能性を見せています。
 終盤においても脚攻めを絡めて細かく攻防は作れているが
 スケール感がその後の棚橋絶対王者時代と比べて絶対的に足りない。
 打撃に気迫を込める、そんな単純な方法でしかギアをあげれず、
 最後も唐突過ぎるアーム・バーでフィニッシュ。
 まあまあ良い試合程度。

AZero-One世界ヘビー級王座戦:田中将斗(ch)vs.金本浩二(4/13/08)
 打撃のシバキ合い。
 ヘビー級の色気のある遺恨のちら見せと比べると深みが足りないですね。
 中盤は場外で粗野な乱闘。
 目の前で打撃を打つのは良いファン・サービスだが
 金本が蹴りを打つので乱闘の勢いは失われている。
 普通に田中のハードコア性を見せて田中ターンへの契機とするのが鉄板だったか。
 リングに戻り金本がフェイス・ウォッシュを連発。
 田中が反撃にいきますが、田中は金本を見て後手で動き、また受けすぎですね。
 腰の低い構築が新日への定期参戦につながってはいるのだろうけれど、
 自分の価値を出してこそ相手も乗り越えがいがあるというもの。
 ましてや田中は王者の位置づけなのです。
 田中が場外テーブルに転落したスポットを挟んで終盤へ。
 テンポの良い大技で盛り上げると
 アンクル・ロックなどを加えた変調と
 勢いある技の連発を交えて盛り上げました。
 平均的な良試合。 

BBotSJ決勝:金本浩二vs.井上亘(6/15/08)
 序盤はレスリングですが
 井上は移行を一つ一つ確認するように動いていて
 金本が受けてやっている感が強いですね。
 金本が蹴りで優位に立つも
 井上がダイブ、エプロンからのダイビング・ニーで
 主導権を簡単に渡さなかったのは良かった。
 駄目なんだけど安定していてずれているので
 ある意味個性になっているし、要所でここまで思いっきりの良い技を見せてくれれば
 まあ良いか、となりますね。
 後半も格好がついておらずドタバタしていますが
 腕に執拗に狙いをつけています。
 例え完成度が低くても方向性があってれば何とか見れるものです。
 試合も長時間化させて、決勝っぽさは一応ありました。
 平均的な良試合。
 (執筆日:?/?/12)

CG1公式戦:棚橋弘至vs.真壁刀義(8/11/08)
 棚橋がラフに接して
 真壁がヒール・ワークをしやすい環境を整える。

 真壁は身振りだけでなく
 言葉でも良い感じに煽り立てます。

 G1ではありますがチェーンやテーブルも使って演出。
 両者の魅力が活きる形で盛り上がりました。
 
 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/25)