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新日本プロレス:NJPW Matches 2002の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@伊藤栫A中西百重vs.堀田祐美子、豊田真奈美(5/2/02)
 全女が新日本プロレスに提供試合をしたことがあったとは。

 ゴングが鳴るなり4人入り乱れると
 ハイ・フライ、ハード・ヒット、連携技をまんべんなく混ぜて
 圧倒的アクション量を見せます。

 一方で自ら行うそのアクションに埋没せず
 フックをかけるポイント作りは弱い印象。

 ただ全盛期には及ばずとも華のある豊田を中心に
 しっかりリード・ラインと攻防への訴求に繋げていて
 概ね成功した試合といって良い内容になっています。

 平均的な良試合。
 (執筆日:2/?/20)

B蝶野正洋vs.三沢光晴(5/2/02)
 やっていることは基本から抜け出ない
 高度とは言えない普通のプロレスなのですが、
 上手く雰囲気感を作っていますね。

 団体を背負う者として鏡合わせで建前を作りながら
 双方の価値を高く維持しています。

 三沢の疲弊感の表現も素晴らしい。

 技を温存できたので後半はスポットで盛り上がり。
 
 ターン・バックルを外した金具や花道での攻防など
 00年代前半のエンタメを意識した工夫も+に働いています。

 一方で最後まで鏡合わせに当て込み、
 予定調和な時間切れに収まった所に当然限界はありますね。

 勝敗はともかく、そこまで表面的に取り繕う必要があるのか、と
 当時の肌感が分からない者としては疑問に思ってしまう内容でした。

 中々良い試合。
 (執筆日:11/?/20)

BBotSJ決勝:金本浩二vs.田中稔(6/5/02)
 前年に比べると田中が積極的に仕掛けているのが目立ちます。
 金本の落ち着いた対処にも簡単に怯まず
 中々の鬩ぎ合いを実現させています。
 しかし金本が田中の手数に圧倒されていく。
 金本らしい真っ向の打ち合いさえ押し負ける始末。
 それぞれの見せ場に対するテンポがずれているので
 後半の流れが掴めずフィニッシュもかなり唐突に感じてしまいます。 
 まあまあ良い試合。
(執筆日:2/?/12)

CG1公式戦:佐々木健介vs.高山善廣(8/3/02)
 7年前のUインターを思わせるレスリングから始まったかと思いきや、
 急転させてパワー・ファイターの潰しあいに。
 健介が花道でパワー・スラムを決めた後、
 敢えて高山を放ってリングに戻り
 待ち受けるシーンが格好良かったですね。
 高山もオーソドックスなものながら
 会場の熱を落とさないテンポの良い試合運びが良い。
 終盤においては熱の入った打撃の耐えあいがありましたね。
 試合時間が12分なのでもう少し見たかったという欲はあります。
 シンプルなどつきあい。
 中々良い試合でした。
 (執 筆日:1/?/15)

DG1準決勝:西村修vs.高山善廣(8/10/02)
 久しぶりに再視聴しましたが印象は変わらずですね。
 高山の体格差で圧迫するサブミッションに
 西村はつらそうに見せていて
 雰囲気は凄く良いですね。

 ただレスリングの中にお互い消耗させ合って、西村が少し優位に立つ、という以上の
 ストーリーが含まれていない。

 打撃解禁後から西村が足攻め。
 高山の一発一発の重みを引き立たせていて、これまた表現は素晴らしい。

 ただ広がらないんですよね。
 スーパー・ヘビーにやられる軽量級みたいな図式。
 卍固めに打開策を絞ったことで演出されたピンチもあるけれども
 それで攻防が狭まったのも事実。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/25)