TOP日本のプロレス新日本プロレス 00年代の大会 → 新日本プロレス:Best of NJPW 2002 part.2

新日本プロレス:Best of NJPW 2002 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@G1公式戦:佐々木健介vs.高山善廣(8/3/02)
 7年前のUインターを思わせるレスリングから始まったかと思いきや、
 急転させてパワー・ファイターの潰しあいに。
 健介が花道でパワー・スラムを決めた後、
 敢えて高山を放ってリングに戻り
 待ち受けるシーンが格好良かったですね。
 高山もオーソドックスなものながら
 会場の熱を落とさないテンポの良い試合運びが良い。
 終盤においては熱の入った打撃の耐えあいがありましたね。
 試合時間が12分なのでもう少し見たかったという欲はあります。
 シンプルなどつきあい。
 中々良い試合でした。
 (執 筆日:1/?/15)

AG1準決勝:西村修vs.高山善廣(8/10/02)
 久しぶりに再視聴しましたが印象は変わらずですね。
 高山の体格差で圧迫するサブミッションに
 西村はつらそうに見せていて
 雰囲気は凄く良いですね。

 ただレスリングの中にお互い消耗させ合って、西村が少し優位に立つ、という以上の
 ストーリーが含まれていない。

 打撃解禁後から西村が足攻め。
 高山の一発一発の重みを引き立たせていて、これまた表現は素晴らしい。

 ただ広がらないんですよね。
 スーパー・ヘビーにやられる軽量級みたいな図式。
 卍固めに打開策を絞ったことで演出されたピンチもあるけれども
 それで攻防が狭まったのも事実。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/25)