新日本プロレス:NJPW Matches 2001の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
@IWGPヘビー級王座トーナメント準決勝:川田利明vs.天山広吉(1/4/01)
天山が事前に語っていた通り早期決着狙い。
ヘッド・バッドで自ら軽く血を流しつつ攻めますが、
技量を感じさせないラッシュですね。
1日で複数試合するトーナメントの構成上仕方ないのか
展開で負荷軽くした10分試合なので、
特筆すべきこともない内容でしたね。
平均レベル。
(執筆日:5/?/21)
AJr.ヘビー級タッグ王座戦:金本浩二、田中稔(ch)vs.ドクトル・ワグナーJr.、シルバー・キング(2/3/01)
メキシコは場を上手く使って構成。
立体感があって王者が追い込まれていく
シチュエーションを分かりやすく見せます。
メキシコの構成意識に対し、
日本は勝敗を巡る攻防に見せ方の目が向いていますね。
それは補い合っているとも言えるし、
同じ領域での高め合いが不十分になっているとも言えます。
王座戦としてはもう少し伸びたかったか。
中々良い試合。
(執筆日:8/?/25)
BBotSJ決勝:獣神サンダー・ライガーvs.田中稔(6/4/01)
序盤は普通のレスリング。
リアルな技術を使おうというのなら
もっとMMA的緊張感を生み出したいですね。
そう、2年前のカシンのような形です。
田中が必殺のサブミッションを先に見せるも
ライガーが落ち着いて対処したために
それが武器になりきらずライガー>田中という
当たり前の構図のまま特にひっかかりもなく試合が進行していきました。
ライガーが力の入った技を放つので盛り上がっていますが
稔はまだこの土俵に立つべきレベルにないことは明らか。
後にスタイルが変わっていないように
只々経験・能力が足りないのです。
試合時間が長いので一定のクオリティがある。
それだけ。
平均的な良試合。
(執筆日:5/?/21)
C武藤敬司vs.馳浩(6/6/01)
Xとしてサプライズ登場した馳。
探り合いながらじっくりとしたレスリング。
動かない時も探り合いがあり見応えがありますね。
一方でしっかりとしたベースを作りつつも
メリハリをつけて動き出そうとして
ブレーキをかける展開が続きます。
設定試合時間が長いのは分かるけれども、
少しベース・ラインに引っ張られ過ぎですね。
武藤が一歩一歩積み重ねる脚攻め。
馳も低空ドロップ・キックを打ち込みプランチャと反撃。
徐々に盛り上げていく中で、
馳の会場を引き込む間や武藤も良さも出てきます。
何をするかわからないワクワク感と
王道の積み上げを適切にミックス。
ただ試合のストーリーの訴求力は弱く、
40分という試合時間は間延びしていました。
93年のように夢の時間が流れるとはいかなかった。
平均的な良試合。
(執筆日:5/?/21)
DIWGP王座戦:藤田和之(ch)vs.永田裕志(6/6/01)
当時の新日らしくMMAを意識したファイト・スタイルなのですが
これより良いものをUWF、RINGSは量産してきました。
それに比べこの試合が勝っていることといったら
それを行なう彼らの体がヘビー級に属する大きさだということだけです。
ボクシングなど階級が決められているように
体が大きい、体重が重いほど強いという単純な式は間違いではありませんから
彼らの体が大きいということは確かに1つの魅力ではあります。
いやはや、とはいっても
仕切りながら構成した後、
仕掛ければ100%決まる浅い攻防で、
また仕掛けた後で、受けて側が特に発展的対応を見せないのだからどうしようもない。
普通に良い試合です。
しかしここから何を上乗せして一線を越えて行くか。
まったく出来ていません。
こんなのをMOTYにしていてはプロレスの発展的可能性を全否定するようなものです。
まあまあ良い試合程度。
(執筆日:3/?/12)





