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新日本プロレス:Best of NJPW 2001の分析


名勝負 Jrヘビー級王座戦:田中稔(ch)vs.村浜武弘(4/20/01)
好勝負 川田利明vs.小島聡(6/6/01)

G1TL優勝決定戦:天山広吉、小島聡vs.ジム・スティール、マイク・バートン(12/11/01)

@IWGPヘビー級王座トーナメント準決勝:川田利明vs.天山広吉(1/4/01)
 天山が事前に語っていた通り早期決着狙い。
 ヘッド・バッドで自ら軽く血を流しつつ攻めますが、
 技量を感じさせないラッシュですね。

 1日で複数試合するトーナメントの構成上仕方ないのか
 展開で負荷軽くした10分試合なので、
 特筆すべきこともない内容でしたね。

 平均レベル。

AJrヘビー級王座戦:田中稔(ch)vs.村浜武弘(4/20/01)
 村浜は個人的にレスラーとしては好きではないのですが
 格闘家としての優れた才能をこの試合で発揮し
 キャリア・ベストの試合をやってのけました。
 まだプロレスのお約束的流れには不慣れでしょうが
 そんな知見は必要ないとばかりに
 序盤から圧倒的なスピードを見せました。
 フェイントを織り交ぜたサブミッションも見応えあるし、
 なれないプロレスにも関わらず
 手応えを感じ余裕を醸す度胸はそれだけでキャラとして通用する。
 レスラーとして幅が限られているので
 上質なレスリングをじっくり行なってくれました。
 稔も村浜相手に特別な舞台を用意。
 シュート・プロレス的感覚で試合を構成していますね。
 村浜が膝十字も耐え切り終盤は予想以上のボリュームに。
 避けあい、丸め込みを挟んで気持ちの勝負へ。
 稔のアクシデントによる眦から流血もドラマチックな雰囲気を高めました。
 ぎりぎり名勝負。

B川田利明vs.小島聡(6/6/01)
 当日行なわれた新日と全日5番勝負の最終戦であり、
 川田と小島の初対決でもあります。
 挑発及び花道を使った特別な技を
 お互い打っていくという正調の同格構築。
 王道真っ直ぐの内容ですね。
 意外性には乏しいがこの舞台にはふさわしい。
 考え抜いたコンビネーションと
 顔面を捉えたハード・ヒッティングで盛り上がり、
 終盤はラリアットなどヘビー級ならではの攻防を使って
 気力を振り絞った激突を表現しました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執 筆日:1/?/15)

CIWGP王座戦:藤田和之(ch)vs.永田裕志(6/6/01)
 当時の新日らしくMMAを意識したファイト・スタイルなのですが
 これより良いものをUWF、RINGSは量産してきました。
 それに比べこの試合が勝っていることといったら
 それを行なう彼らの体がヘビー級に属する大きさだということだけです。
 ボクシングなど階級が決められているように
 体が大きい、体重が重いほど強いという単純な式は間違いではありませんから
 彼らの体が大きいということは確かに1つの魅力ではあります。
 いやはや、とはいっても
 仕切りながら構成した後、
 仕掛ければ100%決まる浅い攻防で、
 また仕掛けた後で、受けて側が特に発展的対応を見せないのだからどうしようもない。
 普通に良い試合です。
 しかしここから何を上乗せして一線を越えて行くか。
 まったく出来ていません。
 こんなのをMOTYにしていてはプロレスの発展的可能性を全否定するようなものです。
 まあまあ良い試合程度。
 (執筆日:3/?/12)

DG1TL優勝決定戦:天山広吉、小島聡vs.ジム・スティール、マイク・バートン(12/11/01)
 スティール、バートンはそんなに実績もないですが、
 全日の背景を背負っているのでシチュエーションにより舞台は整っています。

 またアメリカン・プロレスの経験も当然ありますから
 全体構成に対する意識も一定あるので、
 変にヒールに依らずとも、
 ホーム団体のテンコジを立てることができている。
 天山孤立シーンは上手く盛り上がっていましたね。

 テンコジもテンポ良い試合運びで、
 ポイント、ポイントで華を添え、
 それぞれの役回りをしっかりこなしている。

 個の攻防で言うとスティール、バートンは弱いですが、
 この面子の中で貢献度が劣っていた
 バートンがアピール力で盛り返し、
 終わってみれば想像以上に実の伴った、決勝にふさわしい試合でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@
AJrヘビー級王座戦:田中稔(ch)vs.村浜武弘(4/20/01)
B川田利明vs.小島聡(6/6/01)
CIWGP王座戦:藤田和之(ch)vs.永田裕志(6/6/01)
DG1TL優勝決定戦:天山広吉、小島聡(優勝!)vs.ジム・スティール、マイク・バートン(12/11/01)