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新日本プロレス:Best of NJPW 2000の分析


名勝負 永田裕志、飯塚貴史vs.川田利明、渕正信(12/14/00)
好勝負 なし

@G1決勝:佐々木健介vs.中西学(8/13/00)
 単純なパワーの競り合いで構成しようとするも
 中西はロープ・ワークという基本的の動作の緩急において
 その下手さを露呈してしまっている。
 健介がIWGP王者、先輩として立ちふさがる、そういう見せ方でいきたいところだが
 中西が下手なので健介が調整し受け手に回っていますね。
 それにより確かに一進一退になるけれど
 そうなると何もドラマのない下手の横づきです。
 そんなに時間を置かずに再び打撃の耐えあいへ。
 試合自体は微妙だが終盤の大男vs.大男の技の数々は
 決勝としての盛り上がりに相当するものがあります。
 しかし同じことを何度もやるのには辟易したし、
 唐突にサブミッションで締めたエンディングは拍子抜け以外の何物でもない。
 平均レベル。

A永田裕志、飯塚貴史vs.川田利明、渕正信(12/14/00)
 飯塚が序盤でいきなりスリーパーを仕掛け、
 控えが入ってのいざこざにさせて対抗戦の雰囲気を作り上げる。
 永田の蹴りに対し渕が痛がって引き立て、
 川田にタッチすることで上手くエース対決に持っていく。
 どちらのタッグも上下関係がしっかり機能している。
 川田と永田は膠着レスリングから始め
 不意をつく蹴りでヒートしていく。
 対抗戦だと相互の価値に関して神経質になるものだけど
 見事にお互いの価値を維持・向上させつつ
 試合にも悪影響を与えずに発展させている。
 中盤からはその下についた2人が存在感を強め底上げ。
 渕は見せ方、仕草が素晴らしくヒートを高め、
 孤立した飯塚は実直に立ち向かう様子が応援を引き出す。
 タッチできるかの見せ場は用意しないものの永田を要所で攻撃することで
 飯塚が一人で打開しなければいけない、という
 シチュエーションを作り上げたのは成功で
 中盤における渕、飯塚の価値向上を促進している。
 川田、渕の連携も素晴らしかったですね。
 タッチが成功すると永田と川田の対決。 
 タッグというとシングルに比べ一部分の戦いになってしまうことが常で
 そういうことから対抗戦の比率はタッグが多かったりするのだけど
 この試合はがっつりと攻防をやっていましたね。
 またエース対決、団体対決でありながら
 ここがNJPWだという事実を踏まえた両者のバランス感覚は極めて優れていました。
 最後まで濃厚な一戦。
 ぎりぎり名勝負です。
 (執 筆日:1/?/15)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@G1決勝:佐々木健介vs.中西学(8/13/00)
A永田裕志、飯塚貴史vs.川田利明、渕正信(12/14/00)