日本プロレス:Best of JWA 1967の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@インターナショナル・ヘビー級王座戦、3本勝負:ジャイアント馬場(ch)vs.ジーン・キニスキー(8/14/67)
(1本目40分弱経過時から)
馬場が体躯の大きさが目立つグラウンド
キニスキーはリズムの伴った打撃で主導権を掴もうとします。
迫力ある打撃の打ち合いから16文で馬場が先取。
2本目はキニスキーの腕狙いから。
完全にやり方を心得た打撃の打ち合いを挟んでキニスキーの首絞めといったラフ・プレイに移ります。
両者ダウンを挟んでキニスキーがダイビング・ニーを連発し1対1。
3本目は再び打撃の打ち合いからクロー。
ここからは適当な織り交ぜですね。
立ち上がったキニスキーが馬場に引っかかってこけたのも間抜けでした。
特に大きなうねりがないまま60分時間切れを迎えます。
しかしこの試合はここからが本番。
5分延長となると、技の大盤振る舞いで盛り上がりました。
2発目のダイビング・ニー・ドロップを自爆させてのハーフ・ボストンで絵を作って5分時間切れ。
終わりよければ全て良しで素晴らしい試合だった印象を生み出しました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:3/?/12)