TOP日本のプロレス年度ベスト版 →Highspots:Best of the 2000's Disc 3:2003 Part 1

Highspots:Best of the 2000's Disc 3:2003 Part 1の分析


名勝負 IWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)vs.クリス・ヒーロー(IWA-MS 2/7/03)
好勝負 インターナショナルJrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ(Zero-One 1/5/03)

Highspots製。

@インターナショナルJrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ(Zero-One 1/5/03)
 生意気な小僧というキャラならAJはヒールとしての可能性がありますね。
 セコンドがいない、Zero-Oneにおいてロウ・キーが既に実績を残し格上という状況も後押ししてはいますけど。
 序盤は具体的な見所はないけれど綿密なやり取りですね。
 その後は分かりやすく、ちょっと前の動きを踏まえての攻防を入れる一方で
 想像だにしなかった攻防も同時に繰り出して作っている。
 技がアメリカに比べるとぴったりの使い方ではないけれど激しくハード・ヒッティング。
 必殺技を返しあうクライマックスでありながら
 他の大技もフィニッシャーとしての可能性を持っていました。
 ぎりぎり好勝負。

Aカズ・ハヤシ、ジミー・ヤンvs.フエゴ、スーパー・ドラゴン(全日本プロレス 1/13/03)
 フエゴはアメージング・レッド。
 スパドラと組んだ事があったとは思いませんでしたね。
 このシングルも見たかったなぁ。
 TAROみたいにきっとハマッたはず。
 という事で試合にも期待していたんですが・・・
 確かに練習生として分を超えた暴れっぷり、というか
 いきなりダイブから始めたり持ち前の高い身体能力、過激な技を披露していますが
 フエゴもスパドラも完成一歩手前という感じ。
 シングルの絡みでは無茶やっているのに
 控えが関わるようなタッグ要素はやや消極的でした。
 逆に個で華に欠けるカズ、ヤンはWCW時代に組んでいるので連携力で勝負してましたね。
 平均的な良試合。

BIWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)vs.クリス・ヒーロー(IWA-MS 2/7/03)
 前回と同じくじっくりとしたグラウンドで始まるが、
 細かいやり取りで陰影を加えようとする鮮明な意図があります。
 グラウンドで決まっている際どのような形になっているかも意識している。
 またパンクは視線の置き方も意識していて色気が出てきましたね。
 TLマッチから一年足らずで静の魅せ方をしてくるとは恐れ入る。
 一方でハンマー・ロックを食らった状態で
 コーナーを蹴り上げ裏に回ったりと動の見せ場もしれっと織り交ぜている。
 15分経過した所でパンクは腕に狙いをつけ、
 ヒーローはクラバットで首へのダメージ蓄積を図っている事が明確になる。
 攻めの目的意識も前回なかったものですね。
 戦いの中で後で活きてくる伏線も張り巡らしている。
 サブミッションで絡まったまま逆さまになって握手した所で20分経過。
 試合時間の配分も上手いですね。
 中盤は優れたレスリングの切り返しを見せ、
 さっきのものに+1して攻防を発展させていきます。
 グラウンドで優位に立つためにこの技をやる必要がある、といった
 按配にその攻防には思考がある。
 退屈しないよう大技も打撃も抑えながらも
 要所では攻防に活用し約45分ぐらいした所で一度仕切ります。
 前の試合でも45分経過時に均衡は崩れていませんでしたが、
 その事実のために犠牲を払った前回と異なり、
 今回は充実させて面白くさせてまだ決まらない、って状態ですからね。
 同じニュートラル状態でもその意味合いは大きく違う。
 ヒーローのトペから一気に決着へと動き出し、パンクが先取します。
 この時点で53分。
 1本勝負としても名勝負と言えるでしょう。

 2本目。
 消耗はしていますが決してグダグダにはせず
 ヒーローの力強さを前面に押し出しています。
 パンクがヒーローズ・ウェルカムを返したり、
 ロープ・ブレイクで際どい所を逃れたりしている内に遂に60分経過です。
 今度はパンクが決めるもヒーローが雪崩式ペプシ・プランジを決めて追いつきます。
 リベンジという色合いがあるように、数え歌の中で2戦目は何をするか、という考えに基づいて2本目を行っている。

 となると3本目は3戦目、そう掟破りも含めた必殺技の鬩ぎ合いですね。
 疲れて技を決めれないというリアルな状況も混ざりながら最後の最後まで戦い抜いていく。
 気合で起き上がったり、ふらつきながらも起き上がって打ち返したりしながら豊かな攻防を重ねました。
 最後は雪崩式ライガー・ボムのダブル・フォールから
 サドンデスに突入した直後にヒーローがハングマンズ・クラッチを決め勝負あり。
 1本目で集大成的進化を見せ、2本目以降は数え歌的に作り上げるという盲点をついた正当な構築を見せました。
 構築が出来ているか云々の前に観ている人の集中力が
 どんな試合であれ60分が一つの限界だろうという所があり、
 それを考えるとクオリティ的には1本目のみで60分フルタイムやった方が高いクオリティをつけたかもしれません。
 それはともかく前の試合結果を受けてお互いを尊敬するようになったというストーリーの下、
 歴史に残る92分15秒の試合を中身の伴ってやってのけた事に只々賞賛の拍手を送りましょう。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:9/1/11)

総評
 IWA-MSなどの版権を手に入れたため
 以前のベスト版に米インディーを織り交ぜた内容になっており
 より幅が広がり興味深いものに仕上がっていると思います。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

@インターナショナルJr.ヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)対AJスタイルズ
  顔をつき合わせる。
  AJが軽く挑発。
  ゴングが鳴る。
  組むとロウ・キーが蹴り。
  AJがロープに押し込む。
  ロウ・キーは脚を腰に巻きつける。
  倒れる中でバックをとる。
  AJがもがいて逃れバックを取る。
  ロウ・キーが腕を取りハンマー・ロック。
  AJがハンマー・ロック。
  ロウ・キーが回転して腕を取る。
  AJが回転して飛び起きると腕を取る。
  ロウ・キーが逆立ちから蹴り。
  仕切りなおし。
  AJが脚を取って倒す。
  ロウ・キーがトライアングル・チョークを決める。
  AJが回転して逃れレッグ・ロック。
  フロント・ヘッド・ロックへ。
  ロウ・キーが逃れバックを取る。
  AJが回転して逃れる。
  仕切りなおし。
  組むとAJがバックを取る。
  ロウ・キーは腕を取り腰を落としていく。
  AJは体勢を変えるとバックを取る。
  ロウ・キーがロープに走りつかまる。
  AJはバク転しリープ・フロッグ。
  ロウ・キーがロープに走る。
  AJがドロップ・キック。
  ロウ・キーが場外に転落。
  AJがダイブを狙う。
  ロウ・キーがカウンターでジャンピング・キック。
  モンゴリアン・チョップ。
  柵に振ってぶつけようとする。
  AJは跳躍して避けアピール。
  ロウ・キーはリングに戻って待ち構える。
  AJがリングに戻る。
  ロウ・キーが組むと見せかけ蹴り。
  AJも蹴り返す。
  蹴りあい。
  同時に蹴り。
  ロウ・キーがウィール・キック。
  AJが転落。
  ロウ・キーは場外に下りるとチョップ。
  柵に振ってぶつけようとする。
  飛び越えたAJにジャンピング・キックで追撃。
  リングに入れる。
  カバー。カウント2。
  ロープに振りバック・エルボー。
  カバー。カウント2。
  スナップ・メア。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  チョップ。
  チョップ。
  コーナーに振り突進。
  AJがショルダー・スルーを狙う。
  エプロンに着地したロウ・キーに殴りかかる。
  ロウ・キーは避けると腰にショルダー・ブロック。
  ロープを使ったドラゴン・スリーパー。
  離すとカバー。カウント2。
  チョップ。
  ロープに振ろうとする。
  振り返そうとしたAJに低空ドロップ・キック。
  胸に蹴りを叩き込む。
  気合を入れて蹴りを放とうとする。
  AJがカウンターで払い蹴り。
  ロウ・キーの胸に蹴りを叩き込んでいく。
  気合を入れて蹴りを放とうとする。
  ロウ・キーがカウンターでジャンピング・キック。
  AJを起こしチョップ。
  ロープに振りリープ・フロッグへ。
  AJが股間へドロップ・キック。
  蹴り。
  ダウン状態からのハリケーン・ラナ。
  フォア・アームズ。
  チョップ。
  チョップ。
  ロープに振りバック・ブリーカー。
  ガット・バスターにつなぐ。
  カバー。カウント2。
  ムタ・ロック。
  ロウ・キーがクロス・フェイスをかけて外させる。
  AJはロウ・キーを中央に引っ張ると反らして変形チン・ロック。
  ロウ・キーもクロス・フェイスで外させようとする。
  両者同時に離す。
  AJが先に起き上がりロウ・キーを蹴りつける。
  ターン・バックルにぶつけフォア・アームズ。
  コーナーに振り突進。
  ロウ・キーがカウンターで蹴り。
  突進。
  AJがサンセット・フリップ。
  カウント2で返された反動を利用してスタイルズ・クラッシュへ。
  抵抗するロウ・キーを持ち上げようとする。
  担ぐ。
  ロウ・キーが抵抗し腕を取る。
  AJは崩れるもロープに脚をかける。
  ロウ・キーはAJをロープに振る。
  AJはセカンド・ロープにのるとそこから一回転しリバースDDT。
  カバー。カウント2。
  チョップ。
  ロープに振りバック・ブリーカーを狙う。
  AJは回転して着地するとフルネルソン・スープレックス。カウント2。
  キー・クラッシャーを狙う。
  AJがコーナーに押し込んで防ぐ。
  AJがロウ・キーを持ち上げフェイス・バスター。
  カバー。カウント2。
  AJはロウ・キーを起こすと殴りつけていく。
  ロープに振りハリケーン・ラナを狙う。
  ロウ・キーはパワー・ボムに切り返しブリッジ。カウント2。
  AJの頭部を蹴り上げていく。
  カバー。カウント2。
  キー・クラッシャーの体勢に持ち上げコーナーに叩きつける。
  カバー。カウント2。
  コーナーにのぼる。
  フェニックス・スプラッシュを狙う。
  起き上がったAJがキャッチしスタイルズ・クラッシュ。
  カバーに持っていくがカウントは2。
  ならばとコーナーに上がり飛び技へ。
  しかし避けられ自爆。
  ロウ・キーがコーナーのAJにスペース・ローリング・ジャンピング・キック。
  キー・クラッシャー。カウントは2。
  頭部を蹴り上げまくる。
  蹴り上げようとする。
  AJは避けるとジャーマン。
  そのまま起こしてフェイス・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ターン・バックルにぶつけるとコーナーに置き自身ものぼる。
  雪崩式スタイルズ・クラッシュを狙う。
  ロウ・キーはもがいて逃れると腹にヘッド・バッド。
  そのまま担ぎキー・クラッシャー。
  ドラゴン・スリーパーにつなぎる。
  AJはロープに逃げようとするも耐え切れずタップ・アウト!
  ロウ・キーの防衛!


BIWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)vs.クリス・ヒーロー
  パンクは脚に狙いをつける。
  ヒーローは脚を取らせずグラウンドへ。
  スロー・ペースで進みパンクが脚を取り逃げられた所で5分経過。
  ヒーローがベア・ハグ、アーム・ロックを決め体格差を生かして圧力をかける。
  10分経過。
  パンクは股下を通ることでようやくアーム・ロックを外す。
  仕切り直し後はパンクが腕を取り優位に立つ。
  力比べからヘッド・バッドの打ち合いになるが、これはヒーローの得意分野。
  ひるんだパンクに組み合ったままモンキー・フリップを決めるもボディ・シザースに捕らえられる。
  20分経過。
  ヒーローが試行錯誤するもパンクは中々外さない。
  両者逆さまになった所で握手し離れる。
  腕、バックの取り合いになるが、どちらも攻め手に欠く様子。
  グラウンドで均衡が崩れないまま30分経過。
  徐々に体格差で勝るヒーローが優位に立っていく。
  パンクが延髄切りから脚を取る。
  ヒーローが逆に脚を取って逃れる。
  ヒーローが不意をつきジャーマンを狙うも
  パンクは着地し顔を踏みつける。
  久しぶりにスタンディングに移行しチョップを浴びせる。 
  打撃を叩き込みブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  打撃に苦しむヒーローはわざと立ち上がらずグラウンドに誘う。
  仕切り直しした所で40分経過。
  腕を巻き込んでのチョークを決めあいお互い着実に相手の力を削っていく。
  丁度半分の45分が経過。
  パンクがフォア・アームズ、裏拳でカバー。カウント2。
  フェイス・ウォッシュを決めカバーするもカウント2。
  押されていたヒーローだったがクローズラインを決め5分に戻す。
  パンクを場外に落としてトペ・コンヒーロ。
  パンクはサンセット・フリップに行き、決められないと見るやロシアン・レッグ・スイープ。
  パンクがブレーン・バスターを決めたところで50分経過。
  ヒーローがパンクの攻撃をかいくぐりビッグ・ブーツ。
  クラベイト・カッターを狙う。
  パンクは逃れるとジャーマンを狙う。
  ヒーローはバックを取り返しジャーマン。カバーするもカウント2。
  パンクがバック・ドロップをブルドッグに切り返す。カバーするもカウント2。
  パンクがダブル・アーム・バック・ブリーカーを狙う。
  ヒーローの抵抗を退け決めるとシャイニング・ウィザードへ!
  避けられるも回転して戻ってくる!
  カバーし1,2,3!
  55分経過した所でパンクが先取!
  打撃戦になるもヒーローには1戦目のダメージが残っていて打ち負ける。
  パンクがダイビング・クロス・ボディへ。
  ヒーローは受け止めると振り回してバック・ブリーカー。
  カバーするもパンクの脚がロープにかかる。
  一進一退の攻防が続き1時間経過。
  ヒーローはブレーン・バスターを防ぐとネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ヒーローはボディ・シザースを決めると
  そのままローリング・クレイドルからハングマンズ・クラッチ。
  レフェリー・チェックになるもパンクは耐え切りロープに脚をかける。
  ヒーローが粘るパンクにヒーローズ・ウェルカムを決めカバー!しかしカウントは2!
  パンクにヘッド・シザースを食らったヒーローは場外に逃れる。
  パンクはエプロンから場外のヒーローにヘッド・シザースを決める。
  更にトペ・スイシーダ。
  パンクが雪崩式パワー・ボムを狙う。
  ヒーローはパンクを殴りつけ防ぐとペプシ・プランジ!
  カバーし1,2,3!
  69分経過した所でヒーローが追いつく!
  ヒーローがもう1回カバーするもさすがにカウント3とはいかない。
  ならばとクラベイト・カッターを決めカバー。カウント2。
  70分経過。
  ヒーローがタイガー・スープレックスを狙う。
  パンクはアーム・ドラッグに返すとシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2!
  最後の力を振り絞りフォア・アームズを打ち合う。
  何とか打ち勝ったヒーローが丸め込むもカウント2。
  ヒーローズ・サンドウィッチからカバーするもカウント2。
  打つ手の無いヒーローはクラベイトでパンクを弱らせることにする。
  パンクが反撃しスプリングボード式ドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・シザースを決める力も残っていないパンクはハングマンズ・クラッチで攻める。
  80分経過。
  掟破りのヒーローズ・ウェルカムからカバーするもカウント2。
  パンクがスリーパーで落とそうとする。
  ヒーローがジョー・ブリーカーを決めても離そうとしない。
  3発目で腕が離れるもパンクがすぐさまスリーパーを決める。
  立ってバック・ドロップに返そうとするも
  パンクが背後に着地しまたもやスリーパー。
  ヒーローはバック・ドロップで遂に逃れると
  もう1発バック・ドロップを決めレッグ・ロック・バック・ドロップ!
  カバーするもパンクの脚がロープにかかる!
  85分経過。
  ヒーローズ・ウェルカムを2連発するもカウント3にはならない!
  もう1発狙う!
  パンクが体勢を入れ替えお返しのヒーローズ・ウェルカム2連発!
  カバーするもカウント2!
  執念でビッグ・ブーツを打ち合う。
  残り3分。
  フォア・アームズを打ち合うがどちらも倒れない。
  ヒーローがローリング・フォア・アームズを決めパンクを倒す。
  そしてカバーするもカウント2。
  残り2分。
  ヒーローがパワー・ボムを狙う。
  抵抗するパンクを蹴りつけていくが決まらず。
  ならばとヒーローズ・ウェルカムに狙いを変える。
  パンクが逃れてロール・アップ。カウントは2。
  ヒーローがコーナー上のパンクを捕まえる。
  残り30秒。
  そして雪崩式パワー・ボムが炸裂!
  ヒーローが腕を乗せるも同時にパンクの腕がヒーローにかかっておりダブル・ピンフォール!
  89分53秒で引き分け・・・かと思ったら
  イアンが現れサドンデスを指示!
  パンクが最後の力を振り絞り
  低空ドロップ・キックからシャイニング・ウィザード!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  パンクは脚をひたすら攻めギブ・アップさせようとする。
  ヒーローが一瞬の隙をつきハングマンズ・クラッチ!
  パンクがたまらずタップしヒーローが新IWAチャンピオンに!
  他のレスラーがリングに現れる。
  観客からはHero!Hero!
  IWA!IWA!CM Punk!CM Punk!Thank You!Thank You!
  ヒーローとパンクはお互いを称え握手。
  イアンから2人に感謝の言葉が送られる。
  パンクが自らの手でヒーローにベルトをまいてやる。
  パンクはマイクを取ると何も言うことはないよと言って去っていく。
  公式発表では試合時間は92分15秒であった。

試合結果

@インターナショナルJrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ(Zero-One 1/5/03)
Aカズ・ハヤシ、ジミー・ヤンvs.フエゴ、スーパー・ドラゴン(全日本プロレス 1/13/03)
BIWA王座戦、90分3本勝負:CMパンク(ch)vs.クリス・ヒーロー(新チャンピオン!)(ダブル・ピン→サドンデス)(2-3)(IWA-MS 2/7/03)