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Highspots:1993 Wrestling's Greatest Matches...Ever!の分析


名勝負 WWWAタッグ王座戦、3本勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.ダイナマイト関西、尾崎まゆ み(全日本女子プロレス 4/11/93)

TOTSJ決勝:ワイルド・ペガサスvs.エル・サムライ(新日本プロレス 6/15/93)

スタン・ハンセンvs.小橋健太(全日本プロレス 7/29/93)
好勝負 世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川 田利明、田上明 (全日本プロレス 12/3/93)

Highspots製です。
1枚約2時間15分です。

@WWWAタッグ王座戦、3本勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.ダイナマイト関西、尾崎まゆ み(全日本女子プロレス 4/11/93)
 1本目は不意打ちから通天閣スペシャルを決めわずか12秒。
 始動から炸裂までラグがあるし、普通のプロレスの終盤で繰り出される必殺技並みにセールしていて違和感がありましたね。
 2本目。
 豊田はムーブをしっかりこなし、新たな技を試す余裕もありますが、まだ本調子ではない印象を受けましたね。
 また今回主導権の奪い合いよりも、盛り上げ勝負の側面が強くなっているので、
 それに伴う連携技強化でAJW側は個のパワーをタッグという枠で閉じこめてしまっている所があります。
 JWPが勢いで押すというストーリー以上にJWPに引っ張ってもらったというのが2本目終盤までの実情です。
 豊田の驚異的な技から始まる終盤は
 0−1という背水の陣が見事に成功し、物凄く盛り上がる攻防。
 ドラマ性も技のインパクトも双方最高レベルです。
 このクライマックスをいきなりのジャーマンにより3本目にそのまま引き継ぎます。
 一度サブミッション合戦で落ちた所もありますが、全体的に2本目のそれから
 不可能と思われた更なる極限の高みにまで上り詰めています。
 同一カード他2試合に比べクオリティは多少劣るが、
 終わりよければ全て良しの印象付けによって他を圧倒して輝いている名勝負です。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:9/13/10)

A三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.スタン・ハンセン(全日本プロレス 5/21/93)
 チャンカンでハンセンに連敗するというストーリーがありますけれども
 シングルとしてのハンセンの時流は既に過ぎてしまったのは否定できま せん。
 試合を作るのにかなり苦戦してますからね。
 三沢は最後フェイス・ロック連発しすぎですし。
 しかしハンセンはそこまで重厚感を失っていないし
 一極攻めを見せる事で対応、ウェスタン・ラリアートも安売りもしなかったのは流石と言える。
 中々良い試合。

BTOTSJ決勝:ワイルド・ペガサスvs.エル・サムライ(新日本プロレス 6/15/93)
 一見すると非常 に高いレベルを保っていながら
 特別な攻防や盛り上がり、仕掛けがありませんが
 この試合はフロー感がとてつもなく高く、そして特殊な形態をとっています。
 一般的に所謂良い試合はエネルギーの集約、無から有への方向性を持っているもの。
 逆に発散されれば方向性を見失った、ぐだぐだな試合になる訳ですからね。
 しかしこの試合は仕切り直しを多用して同じ分野で競い合うなど典型的な展開を取っていながら
 エネルギーを発散し有から無への方向性を持っており尚且つ同じ目的を達成している。
 前者はキリスト教的で後者は仏教的と言えるか。どちらにせよ良く分からない例えですね。
 具体的に言うならば間の集合体の間が優れているのであり
 それが頭で考えて生まれたのではなく体の底から生まれていてフィットしているって事。
 これはまったくもって素晴らしく名勝負といわざるを得ません。
 文句なしに名勝負。
 
Cスタン・ハンセンvs.小橋健太(全日本プロレス 7/29/93)
 さてAでハンセ ンのシングルは厳しくなっている、と書きました。
 逆に言えばタッグではまだまだ通用するという事。
 なぜならばその肉弾力、迫力に隠れがちですが
 非常に素晴らしいインサイド・ワークを持っているからなんですね。
 このインサイド・ワーク、これを今回最大限に使ったために
 全盛期と同じなんて言わずハンセンのキャリアの中でも一押しの名勝負が生まれたのです。
 具体的に見ていくと全体的な基調はラフ・ファイト。
 序盤はハンセンがリングと場外の間の境界性を上手く使い
 (HBKvs.ラモンのラダー初戦が近いですね)
 特別な土台を作ると小橋が執拗なヘッド・ロックに引き継ぎます。
 小橋がこれを使うと絶対外れませんね。
 この2つはコンセプトというソフト面な訳ですけどハード面も素晴らしい。
 今回、両者は打撃という技種に対しての感性が研ぎ澄まされていて
 それが観客に与える効果を分かっているんですね。
 概念を理解し、それを実際に具現化してみせる。脱帽です。
 ところでクオリティの高さと記憶に残るかが必ずしも正比例しないのは
 年間最高試合の例を見てもお分かりの通り。
 しかしこの試合はその点についてもぬかりなし。
 フィニッシュ・シーンがコーナー上の小橋にウェスタン・ラリアート炸裂というオリジナル・ワンになっています。
 ハンセンの異質なファイトが小橋という最高の卵と融合して産まれた歴史的名勝負。

D世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川 田利明、田上明 (全日本プロレス 12/3/93)
 9番ある第2戦 目。
 前回の終盤で見られたような攻防が早いうちから出たりと、
 技の選択が序盤、中盤、終盤と分けられず
 必殺技も形だけになるという興の無い四天王スタイルが色濃くなっています。
 試合時間が23分と一番短いのもあるんでしょうね。
 しかし多少の好き嫌いを吹っ飛ばす程
 この四天王タッグのタッグとしての完成度は極まった高さにありますね。
 前述の大技がどれも違和感なく溶け込んでいて
 初めて見た時は衝撃を受けましたよ。
 四天王プロレスの方向性にありながら
 えぐい投げに関しては見られませんでしたがそれでも満足できるクオリティで
 文句なしに名勝負です。

総評
 @、B、Cの3試合、どれも文字通りGreatestにふさわしい物。
 それぞれ1試合だけでもお釣りがきますよ。
 素晴らしいDVDです。
 (執筆日:12/13/08)
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

@WWWAタッグ王座戦、3本 勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.ダイナマイト関西、尾崎まゆみ
  4人が握手を交わそうとする。
  関西が不意を突いて山田にハイ・キック。
  尾崎も豊田の手を握るとコーナーに振りクローズライン。
  関西が山田にスプラッシュ・マウンテンで1,2,3!
  わずか12秒で1本目が決まってしまう。

  豊田が山田を気遣っている。
  山田が何とか立ち上がり2本目開始。
  関西は山田をロープに振るとハイ・キック。
  ボディ・スラムを決めるとセカンド・ロープからのバック・エルボー・ドロップへ。
  山田は避けて自爆させると豊田にタッチ。
  豊田はロープに走るとドロップ・キック。
  2発。
  3発。
  4発。
  5発。
  ミサイル・キックを決める。
  ボディ・スラムからムーンサルトへ。
  関西が避けて自爆させる。
  控えの山田が関西に襲いかかりボディ・スラム。
  豊田がムーンサルトを決めるも尾崎が踏みつけカット。
  豊田がロープに振ろうとする。
  関西が振り返しショルダー・スルーを狙う。
  豊田は背中にのると変形バタフライ・ロック。
  関西の体が崩れる。
  豊田が離す。
  関西が不意を突いて払い蹴り。
  STFを狙う。
  豊田がロープに逃げる。
  関西は頭部を蹴りつけると尾崎にタッチ。
  尾崎は豊田をロープに振るとDDT。
  カバーするもカウント2。
  ドラゴン・スリーパー。
  起こすとフェイス・バスター。
  キャメル・クラッチに捕らえる。
  関西が胸を蹴りつけ援護。
  再びキャメル・クラッチに捕らえる。
  離すとブレーン・バスター。
  交代したボディ・スラムからエルボー・ドロップでカバー。
  豊田がカウント1でブリッジで起きる。
  関西がスリーパーを決める。
  豊田は後ろに倒れてカバーの状態に持っていこうとする。
  関西は防ぐとドラゴン・スリーパー。
  顔からマットに叩きつける。
  タッチし羽交い絞めにする。
  尾崎がコーナー上からトペ・アトミコ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振り打ち上げようとする。
  豊田がドロップ・キックを決めタッチ。
  ダブル・クローズラインを決めると豊田が尾崎を押さえつける。
  そこに関西が強烈な蹴り。
  ロープに振りドロップ・キック。
  ブレーン・バスターにサッカーボール・キック。
  ニール・キックに蹴り。
  尾崎が吹き飛ばされながらも山田にタッチ。
  両者牽制し合う。
  関西が距離をつめロー・キックを叩き込む。
  倒れた山田に蹴りを放っていく。
  山田がダウン。
  ロープを掴んで起き上がろうとした山田に蹴り。
  山田は耐えて立ち上がると蹴りを放つ。
  背中を蹴り頭部を蹴りつける。
  後頭部にスピン・キック。
  ダウンした関西の頭部に蹴りを放っていく。
  ロープに振りスーパー・キック。
  関西は崩れながらも尾崎にタッチしようつするが届かない。
  山田が関西にハーフ・ボストン・クラブ。
  控えの尾崎が山田の後頭部にビッグ・ブーツ。
  山田は先に回復すると関西にソバット。
  タッチした豊田がダイビング・ショルダー・タックルを決める。
  関西が倒れながらも尾崎にタッチしに行く。
  豊田が尾崎をロープに振る。
  尾崎がネック・ブリーカー・ドロップを決める。
  2発。
  3発。
  カバーするもカウント2。
  ハーフ・ボストン・クラブ。
  レッグ・ロック・ドラゴン・スリーパーに移行する。
  離すとロープに振り殴りつける。
  もう1発。
  豊田がロープに走り殴りつける。
  尾崎をロープに振り殴りつける。
  カバーするもカウント2。
  無理やりブレーン・バスターを決めカバー。
  関西が蹴りを入れカット。
  交代した山田がレッグ・ロック。
  関西が蹴りつけカット。
  連続で叩き込む。
  尾崎が這って関西にタッチ。
  関西が山田にパイル・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  シャープ・シューターを狙う。
  抵抗する山田の頭部を踏みつけシャープ・シューターを決める。
  尾崎が入り同時にドラゴン・スリーパーを決める。
  レフェリーに注意され戻る。
  山田がロープを掴む。
  交代した尾崎が山田をロープに振りフライング・クローズライン。
  続けてジャーマン。カウントは2。
  ロープに振ろうとする。
  山田は振り返すとヒップ・トスのような形で倒しカバー。カウント2。
  バック・ドロップを決めタッチ。
  豊田が変形バタフライ・ロックに捕らえる。
  コーナーに振りクローズラインへ。
  尾崎が避けると豊田に関西がクローズライン。
  尾崎が襲い掛かってきた山田にバック・ドロップ。
  関西が場外の豊田にトペ・スイシーダ。
  尾崎が場外の山田にトペ・コンヒーロ。
  関西は豊田をリングに戻すとダイビング・ヘッド・バッド。
  尾崎も同時にダイビング・ヘッド・バッドを決めカバーするもカウント2。
  尾崎がコーナー上へ。
  関西が豊田を尾崎のいるコーナーに振る。
  豊田が尾崎にドロップ・キックを決め落とす。
  関西は豊田をロープに振るとクローズラインへ。
  豊田は避けるとロープの上にのり場外の尾崎にムーンサルト。
  山田が関西にスーパー・キック。
  豊田は尾崎をリングに戻すとロープに振る。
  山田と協力してバック・ドロップ。
  山田がコーナー上へ。
  関西が突進して殴り落とす。
  豊田と尾崎のバックの取り合い。
  尾崎が関西の蹴りの援護を受けジャーマン。カウントは2。
  尾崎が関西にタッチ。
  関西がクローズラインへ。
  豊田が避けジャーマン。カウントは2。
  交代した山田が関西にスピン・キックを放つ。
  関西は避けるとジャーマン。カウント2。
  尾崎と協力してロープに振りダブル・クローズラインへ。
  山田は避けると関西のバックを取る。
  尾崎がビッグ・ブーツで防ぐ。
  関西が山田にスプラッシュ・マウンテンを狙う。
  豊田がクローズラインで防ごうとするも避けられる。
  尾崎が豊田を押さえつける。
  関西が持ち上げる。
  山田は後ろに逃れるとジャーマン。カウントは2。
  豊田にタッチすると2人で関西にスプラッシュ・マウンテン。
  カバーするもカウントは2。
  豊田が関西にクロス・アーム・エレクトリック・チェアーを決め1,2,3!
  14分55秒で豊田が取る!
  
  関西はまだダメージが残っている様子。
  3本目が始まるなり豊田が関西にジャーマン。カウント2。
  交代した山田はロープに振ろうとする。
  振り返されるもニール・キック。
  ロープに橋っては蹴りつけていく。
  コーナー上からダイビング・エルボー。
  カバーするも尾崎がカット。
  山田が首に脚をかけてレッグ・ロック。
  持ち上げると回して落とす。
  交代した豊田がミサイル・キック。
  もう1発。
  3発目を狙う。
  尾崎が殴りつけて落とすと柵にぶつける。
  関西が山田を柵にぶつける。
  関西と豊田がリングに戻る。
  関西が豊田にスーパープレックスを決めカバー。
  豊田がカウント2でブリッジ。
  尾崎がダイビング・ボディ・プレスを決めるもカウント2。
  コーナーに振りクローズライン。
  ロープに振る。
  豊田がスプリングボード式クロス・ボディ。カウント2。
  卍固めに捕らえる。
  カバーに行くがカウント2。
  交代した山田が尾崎をロープに振りサイド・スラム。カウント2。
  尾崎が不意を突いてボディ・シザースの丸め込み。カウント2。
  山田がバックを取る。
  尾崎はヘッド・ロックに捕らえると自陣に持って行き交代。
  関西が頭部に蹴りを放っていく。
  バック・ドロップでカバー。カウント2。
  コーナーに振りクローズライン。
  ノーザンライトを決めるもカウント2。
  交代した尾崎がSTF。
  山田がロープに逃げる。
  尾崎がレッグ・ロック。
  山田がロープに逃げる。
  フェイス・バスターを決め関西に交代。
  関西がブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  ドラゴン・スリーパー。
  山田がロープに脚をかける。
  関西がサッカーボール・キック。
  蹴りを放つ。
  交代した尾崎が山田をロープに振る。
  山田がビッグ・ブーツ。
  フォア・アームズで関西を落とすと尾崎をコーナーに振りクローズライン。
  蹴りつけていく。
  スナップ・スープレックス。
  もう1発。
  交代した豊田がロープに振りドロップ・キック。
  ダイビング・クロス・ボディ。
  2発目。カウント2。
  ノーザンライト。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  耐えられスクール・ボーイへ。
  尾崎はアーム・バーに捕らえタッチ。
  関西は豊田をロープに振る。
  ハリケーン・ラナを狙った豊田にパワー・ボムを決めるとボストン・クラブ。
  山田が蹴りを放ってカット。
  関西は体勢を建て直し再び締め上げる。
  コーナーに振る。
  豊田がセカンド・ロープから飛びつく。
  受け止められるもDDT。
  卍固めを狙う。
  尾崎がカットし押さえつける。
  そこに関西がクローズラインを狙うも避けられ誤爆。
  山田が関西にバック・ドロップ。
  豊田が関西にスプリングボード式ムーンサルト。カウント2。
  交代した山田がロープに走り後頭部へジャンピング・キック。
  もう1発。
  ロープに走る。
  クローズラインを避けて3発目。
  カバーするもカウント2。
  豊田のミサイル・キックの援護からジャーマンを狙う。
  関西が強烈なバック・エルボー。
  山田はゆらぐもバックを取り直しジャーマン。尾崎がカット。
  山田がダイビング延髄切り。
  コップ・キラーを狙う。
  尾崎がカット。
  再びコップ・キラーを狙う。
  関西がエレクトリック・チェアーに切り返す。
  交代した尾崎が山田にドロップ・キック。
  もう1発。
  3発目。
  山田がハイ・キックへ。
  尾崎が受け止めレッグ・ロック。
  山田が近くのロープを掴む。
  尾崎がパワー・ボム。カウント2。
  続けて変形スワントーン・ボムを狙う。
  山田は避けて自爆させるとコップ・キラーを狙う。
  関西が蹴りを入れる。
  これで腕のロックを外すことができた尾崎は持ち上げられるもヴィクトリー・ロール。カウント2。
  交代しようと自陣へ。
  豊田が関西にドロップ・キックを決めて落とす。
  豊田と山田が協力して尾崎を投げる。
  カバーするもカウント2。
  2人で同時にダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。カウントは2。
  エプロンに上がった関西を山田が蹴り落とす。
  尾崎をコーナー上にのせると2人で雪崩式バック・ドロップを狙う。
  尾崎がバック・エルボーで2人を落とす。
  関西がリングに入り2人を押さえつける。
  尾崎がコーナー上からトペ・アトミコへ。
  しかし避けられ誤爆。
  山田が関西を蹴り落とす。
  2人で尾崎に雪崩式バック・ドロップ。
  豊田がジャーマンを決めるも関西がカット。
  山田が関西を落とし場外へ。
  豊田は尾崎にローリング・クレイドルを狙う。
  崩されるももう1度狙ってローリング・クレイドル。
  関西が山田を柵に振る。
  ローリング・クレイドルのカウントはカウント2。
  豊田が尾崎にダブル・アーム・ロック・ジャーマン。カウントは2。
  もう1発狙う。
  関西が豊田の後頭部にクローズライン。
  交代すると豊田にハイ・キック。
  背中にも蹴り。
  スプラッシュ・マウンテン。
  起こそうとする。
  山田が関西に襲いかかりコーナーに振る。
  クローズラインへ。
  関西は避けると豊田にクローズライン。
  山田にもクローズライン。
  タッチすると豊田にドゥームス・デイ・デバイス。
  関西は豊田を起こすとスプラッシュ・マウンテンの体勢に。
  尾崎がダイビング・ネック・ブリーカー・ドロップで合体させ1,2,3!
  16分4秒で尾崎、関西の勝利!
  新チャンピオンとなる!


A三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.スタン・ハンセン(5/21/93)
  ゴングが殴り両者相手目がけ突進。
  重量で勝るハンセンが押すが
  三沢もエルボー・ドロップを避けるとエルボーに蹴り連打。
  ハンセンは場外に出て、たまらず逃げていく。
  ハンセンはリングに戻ると拳を叩きこむ。
  三沢がエルボーで反撃。
  ハンセンがロープに振ろうとする。
  三沢は振り返しクロス・ボディ。カウント2。
  背中を中心に攻める。
  キャメル・クラッチを食らっているハンセンは
  後ろに倒れこんで逃れると脚に狙いをつける。
  三沢が延髄切りを決める。
  場外に転がり落ち戻ろうとしたハンセンを蹴りつけエルボー。
  ハンセンは蹴りを入れると三沢の頭部をマットに叩きつける。
  パワー・ボムを狙う。
  三沢がリバース・スープレックスに返しドロップ・キック。
  ジャンピング・キックを入れるとハンセンが落ちる。
  ハンセンはリングに戻ろうとする。
  迎え撃とうとした三沢の腕を掴みロープを使って伸ばす。
  場外に引き摺り下ろし三沢の腕を柵に、鉄柱に叩きつける。
  放送席の箱を叩きつけもする。
  リングに戻っても腕攻めは続く。
  三沢は蹴りつけて逃れる。
  ハンセンが無理矢理スープレックスを決めカバー。カウント2。
  再び腕攻め。
  DDTを決めカバー。カウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  三沢がロープに手をかけ耐える。
  ハンセンは三沢をロープに振りバック・エルボー。
  三沢がエルボーにスピン・キック。
  フライング・エルボーへ。
  ハンセンがカウンターでエルボーを入れる。
  ロープを使ってのエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  もう1発狙う。
  三沢は避けて自爆させるとダイビング・エルボー・アタックへ。
  これまたハンセンがカウンターのエルボー。
  パワー・ボムが決まるもカウント2。
  ショルダー・タックルを決めに行く。
  三沢がスピン・キック。
  もう1発。
  ハンセンが受け止め投げ捨てる。
  ショルダー・タックルへ。
  三沢はかわすと同時に延髄切りを入れ場外に落とす。
  エプロンからエルボー・アタックにいくも避けられ自爆。
  ハンセンがブレーン・バスターを狙う。
  三沢が耐え逆にブレーン・バスター。
  リングに戻しもう1発。
  フェイス・ロックへ。
  ハンセンがスナップ・メアに切り返す。
  再び三沢がフェイス・ロックを狙い決まる。
  ハンセンが何とかロープを掴む。
  ロープに振られそうになったハンセンは抵抗し腕を取ろうとする。
  三沢がエルボーを入れスリーパーへ。
  スナップ・メアに切り返されるも再びスリーパー。
  髪をつかまれるも離さずフェイス・ロックへ移行。
  ハンセンがロープに手を伸ばす。
  三沢は中央に戻してフェイス・ロック。
  途中で外しダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ハンセンが立ち上がり張り手にヘッド・バッド。
  ショルダー・タックル。
  そしてウェスタン・ラリアートへ。
  三沢は避けるとスリーパー。
  ハンセンがバック・ドロップに切り返す。
  三沢が先に起き上がりフェイス・ロック。
  カバーするもカウント2。
  フェイス・ロック。
  ハンセンがニーを叩きこんで逃れる。
  三沢が突進。
  ハンセンは抱えるとコーナーに横たわらせニーを叩き込む。
  三沢がコーナーに上がりダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ロープに走るもカウンターで蹴りを食らう。
  再びロープに走る。
  蹴りが放たれるも受け止めローリング・エルボー。
  カバーし1,2,3!
 

BTOTSJ決勝:ワイルド・ペガサスvs.エル・サムライ(新日本プロレス 6/15/93)
  ペガサスが胸を突けばサムライも胸を突く。
  サムライが蹴りつけロープに振ろうとする。
  ペガサスは振り返すと持ち上げようとする。
  サムライが後ろに逃れオコーナー・ロール。
  カウント2で返された反動でロープに走るもロープを掴んで止まる。
  仕切り直し。
  腕の取り合い。
  ハンマー・ロックに捕らえられたサムライが頭を掴んで跳び上がり首投げ。
  仕切り直し。
  力比べへ。
  ペガサスが押し込みブリッジしたサムライの上にのる。
  サムライは耐えると持ち直し押し込む。
  ペガサスは五分に戻すと丸め込み。カウント1。
  仕切り直し。
  サムライがドロップ・トー・ホールドから変形キャメル・クラッチ。
  ペガサスは脚を取って倒し逃れると同じ技をかける。
  サムライが脚を取って倒し逃れる。
  仕切り直し。
  腕の取り合い。
  サムライがペガサスをマットに押し付け腕にニー・ドロップ。
  腕狙いでクロス・フェイス等に捕らえていく。
  ペガサスは起き上がるとニーを入れ逃れる。
  ロープに振りクロス・チョップ。
  バック・ドロップを決めカバー。カウント1。
  腰に狙いをつけシャープ・シューターに捕らえていく。
  サムライを起こすと殴りつける。
  サムライがロープに走りフォア・アームズ。
  ペガサスが起き上がり蹴りつける。
  ブレーン・バスター。
  ロープに振りバック・ブリーカーを狙う。
  サムライが丸め込みに返す。
  ペガサスがカウント2で返し蹴りつける。
  サムライが場外に転がり出る。
  ペガサスがサムライを柵に振りぶつける。
  リングに戻る。
  戻ってきたサムライにジャーマン。カウント2。
  パワー・ボムを決める。カウント2。
  ボディ・スラムを決めるとセカンド・ロープからダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  サムライを起こそうとする。
  サムライが不意をつき腹にパンチ。
  ツームストンを決めカバー。カウント2。
  ロシアン・レッグ・スリープから変形アーム・バー。
  ペガサスが何とか外す。
  サムライが再びロシアン・レッグ・スイープから変形アーム・バー。
  ペガサスが何とかロックを外す。
  サムライはボディ・スラムからダイビング・ヘッド・バッドへ。
  ペガサスは避けて自爆させるとコーナー上へ。
  ダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  両者同時に起き上がる。
  ペガサスが蹴りつけロープに振ろうとする。
  サムライは振り返すとベリー・トゥー・ベリー。
  たまらず場外に出たペガサスにスライディング・キックからトペ・コンヒーロ。
  リングに戻る。
  ペガサスがエプロンに上がってくる。
  近づいてきたサムライを蹴りつけるとコーナーを使ってヘッド・シザース。
  ロープの上に腹から落とし、続けてクローズライン。
  場外に落ちたサムライへダイビング・ボディ・アタック。
  リングに戻る。
  エプロンに上がってきたサムライにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  サムライが後ろに着地しジャーマン。カウント2。
  バックを取る。
  ペガサスがバックを取り返しドラゴン・スープレックス・ホールド。カウント2。
  ノーザンライト・スープレックスからカバーするもカウント2。
  再びドラゴン・スープレックスを狙う。
  サムライがすり抜け丸め込み。カウント2。
  ペガサスがサムライをロープに振る。
  サムライはペガサスの股下を潜り抜けると蹴りつけようとする。
  受け止められるも丸め込み。カウント2。
  ロープに走る。
  ペガサスがカウンターでクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ
  サムライが捕らえ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  変形パワー・ボムを決める。
  続けて雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  スーパープレックスを狙う。
  ペガサスが雪崩式パワー・ボムに切り返し1,2,3!
  ペガサスが優勝!


Cスタン・ハンセンvs.小橋健太(全日本プロレス 7/29/93)
  ハンセンは苛立っていたのかテープを回収しようとした若手を踏みつける。
  小橋がその隙に襲いかかる。
  ハンセンが場外に転がり出る。
  小橋は追うと張り手の連発にDDT。
  エプロンからフライング・ショルダー・タックルを決める。
  リングに戻そうとする。
  ハンセンが防いで張り手を連発。
  小橋はチョップを打つと張り手を返しラリアット。
  ハンセンがふらつきリングに逃げようとする。
  小橋は防ぐと鉄柱にぶつける。
  リングに戻すと蹴りつける。
  腕折り。
  ハンセンがヘッド・バッド。
  小橋がロープに走りラリアット。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・ロック。
  ハンセンは起き上がるとバック・ドロップに切り返す。
  しかし小橋はロックを離さない。
  カバーに移行。
  ハンセンはカウント2で返すと場外に転がり出る。
  小橋が追いビッグ・ブーツ。
  喉元を踏みつけリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  サッカーボール・キック。
  ブレーン・バスターでカバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  ハンセンがロープに掴まりもたれかかる。
  小橋はレッグ・ドロップでロープに叩きつけるとスライディング・キック。
  チョップを浴びせリングに戻す。
  ハンセンがロープに走る。
  小橋がショルダー・スルーを決めカバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  ハンセンは起き上がると腹にパンチ。
  小橋がフォア・アームズを浴びせブルドッグ。
  カバーするもハンセンがロープに脚をかける。
  チョップ。
  チョップ。
  ハンセンがパンチ。
  小橋がパンチ。
  パンチ。
  蹴る。
  蹴る。
  崩れ落ちたハンセンにタックルしようとする。
  ハンセンがカウンターで蹴りを入れる。
  小橋がたまらず場外に転がり落ちる。
  ハンセンがエプロンからダイビング・ボディ・プレス。
  パワー・ボムも決める。
  エプロンからエルボー・ドロップ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  背中を蹴りつけ後頭部にエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ハンセンがチョップ。
  小橋がビッグ・ブーツ。
  ハンセンが張り手。
  小橋、ダウン。
  ハンセンは後頭部にニー・ドロップを決めカバーする。カウント2。
  背中にニーを入れる。
  チョップ。
  小橋もチョップ。
  もう1発。
  ハンセンが張り手。
  小橋も張り手。
  2発。
  3発。
  ビッグ・ブーツで倒す。
  小橋が這ってカバーに行く。カウント2。
  ミサイル・キックへ。
  ハンセンは避けて自爆させるとカバー。カウント2。
  セカンド・ロープからダイビング・ボディ・プレスを決めるもカウント2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  小橋が蹴り上げスーパー・キック。
  続けてドロップ・キック。
  コーナーのハンセンにビッグ・ブーツ。
  ニー・ストライク。
  マシンガン・チョップを決める。
  セカンド・ロープに脚をかける。
  ハンセンが押し飛ばす。
  サッカーボール・キック。
  起き上がった小橋に張り手連発。
  小橋も張り手を連発。
  ハンセンが頭部を掴んで倒す。
  小橋が起き上がり吼える。
  ハンセンがヘッド・バッドからビッグ・ブーツ。
  小橋が耐えラリアット。
  DDTを決めカバー。カウント2。
  ハンセンを起こそうとする。
  ハンセンが不意をついてラリアットを放つ。
  小橋は避けスリーパー。
  ハンセンがスナップ・メアで逃れる。
  小橋は蹴りつけるとスリーパー。
  ハンセンがロープを掴む。
  小橋がハンセンの背中にニー・ストライクを入れカバー。カウント2。
  ヘッド・ロックを決めるとロープを使おうとする。
  その動きを利用してハンセンがバック・ドロップに切り返す。
  カバーするもカウント2。
  ハンセンがショルダー・タックル。
  エルボー・パッドを直しウェスタン・ラリアートへ。
  小橋はドロップ・トー・ホールドを決めるとレッグ・ドロップ。
  2発目。
  ロープを使って3発目。
  ダイビング・レッグ・ドロップでカバー。カウントは2。
  もう1度カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムを決めるとレッグ・ドロップ。
  そしてムーンサルト。
  カバーするもカウントは2。
  ハンセンを起こそうとする。
  ハンセンが不意をつきニー。
  殴りつけ延髄切り。
  両者ダウン。
  先に回復した小橋がコーナーに向かおうとする。
  脚にしがみついてきたハンセンに張り手を浴びせ蹴りつける。
  ネック・ブリーカー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  サンセット・フリップを決めるもカウントは2。
  スクール・ボーイもカウント2.
  インサイド・クレイドル。カウント2。
  もう1発。カウント2。
  ロープに走りラリアット。
  カバーに行くがカウントは2。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルトを狙うべくコーナー上へ。
  ハンセンが起き上がり殴りつけ体勢を崩す。
  エプロンに出る。
  小橋がハンセンの頭部をターン・バックルにぶつける。
  ハンセンがチョップを浴びせる。
  小橋がバック・エルボー。
  ハンセンがヘッド・バッドを決めラリアート。
  小橋がコーナー上から転げ落ちる。
  ハンセンがリングに戻りカバーで1,2,3!
  ハンセンの勝利!


D世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(12/3/93)
  三沢対田上で試合開始。
  三沢が田上の上を行き連携ドロップ・キック。
  場外に逃れた田上にフェイク・ダイブでエプロンに着地しダイビング・エルボー。
  お互い受け手に回ってもすぐ交代し捕まらない。
  小橋が捕まる。
  小橋を場外に落とし控えの川田がチープ・ショット。
  田上が小橋に。
  チョーク・スラムを狙う。
  三沢がカットし逃れた小橋がロープに走る。
  田上はビッグ・ブーツで迎撃するとチョーク・スラムでカバー。カウント2。
  川田が小橋の首にチョップ連発。
  小橋が打ち返すも川田は容赦なく頭部をけりまくり張り手連打。
  しかし脚を少し痛めた様子。
  小橋は川田の脚を取ると脚を殴りまくる。
  川田が延髄切りを決める。
  小橋が自陣に這っていく。
  田上が入ってきてタッチする前に三沢を殴り落とす。
  三沢は田上を殴りつけると小橋とタッチ。
  三沢が川田に襲い掛かりタイガー・ボム。カウント2。
  タイガー・スープレックスを狙う。
  田上のカットで助けられた川田はラリアットを決め交代。
  田上が三沢を投げ飛ばしていく。
  助けに来た小橋も投げ飛ばす。
  三沢にチョーク・スラムを狙う。
  耐える三沢に川田がビッグ・ブーツ。
  チョーク・スラムへ。
  三沢がアーム・ドラッグに切り返す。
  しかしバック・ドロップ+チョーク・スラムの合体技を食らう。
  カバーするも小橋がカット。
  三沢は2人にエルボーを叩き込むと交代。
  小橋が田上に猛攻を見せる。
  ムーンサルトを決めるもカウント2。
  ボディ・スラムを狙う。
  田上は抵抗するとラリアットを決め交代。
  川田がバック・ドロップを決めるも脚を痛めた様子でカバーにいけない。
  もう1発狙う。
  しかし小橋が脚を絡めたため川田もダメージを受ける。
  交代した三沢がスピン・キック。
  川田もスピン・キックを決め、更にジャーマン。カウント2。
  ストレッチ・プラグに捕らえる。
  カットしようとした小橋に田上がスリーパー。
  崩れ落ちた三沢をカバーする。カウント2。
  再びストレッチ・プラグ。
  小橋は田上に延髄切りを決めカットする。
  川田がパワー・ボムを狙う。
  三沢が体重をかけて潰すと交代。
  小橋は低空ドロップ・キックからテキサス・クローバー・リーフ。
  カットしようとした田上に三沢がフェイス・ロック。
  川田がロープを掴む。
  小橋が川田にパワー・ボムを決めるもカウント2。
  ムーンサルトへ。
  しかし避けられ自爆。
  チョップを打ち合う。
  川田がヘッド・バッドを叩き込み自陣へ。
  小橋は脚をつかんで防ぐと交代。
  三沢がフロッグ・スプラッシュを決めるもカウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  リバース・スープレックスに返されるも着地しタイガー・スープレックス。カウントは2。
  交代した小橋は田上を落とすと川田にフライング・ショルダー・タックルを狙う。
  川田は飛び蹴りで迎撃すると延髄切り。
  小橋はふらふらになりながらもラリアット。
  ジャーマンを狙う。
  カットしようとした田上を三沢が捕らえ同時にジャーマン炸裂。カウント2。
  小橋がパワー・ボムを狙う。
  川田がリバース・スープレックスに返す。
  田上が入ってきて小橋にバック・ドロップ。
  三沢が田上を追い出すと川田にローリング・エルボー。
  そして川田に投げっぱなしジャーマン。
  場外の田上にはトペ・スイシーダ・エルボー。
  小橋が川田を抱え起こしバック・ドロップ・ドライバーで1,2,3!
  小橋、三沢が初優勝し新タッグ・チャンピオンに!
  小橋が思いを語る。

試合結果

@WWWAタッグ王座戦、3本勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.ダイナマイト関西、尾崎まゆみ(新チャンピオン!)(全日本女子プロレ ス 4/11/93)
A三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.スタン・ハンセン(全日本プロレス 5/21/93)
BTOTSJ 決勝:ワイルド・ペガサス(優勝!)vs.エル・サムライ(新日 本プロレス 6/15/93)
Cスタン・ハンセンvs.小橋健太(全日本プロレス 7/29/93)
D世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太(新チャンピオン!)vs.川田利明、田上明 (全日本プロレス 12/3/93)