The Ultimate Jushin Thunder Liger Disc Twenty Threeの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 獣神サンダー・ライガー、愚乱・浪花、グラン浜田vs.TAKAみちのく、船木勝一、ディック東郷(みちのくプロレス 8/18/96) 獣神サンダー・ライガーvs.グレート・ムタ(10/20/96) |
@獣神サンダー・ライガー、愚乱・浪花、グラン浜田vs.TAKAみちのく、船木勝一、ディック東郷(みちのくプロレス 8/18/96)
まずはライガーがいきなり完成度の高さを基本的な攻防で示します。
他も負けじと序盤の攻防の中で自分の資質を競い合うように証明する。
自己を示す一方で、この試合のタッチ・ワークのスムーズさは際立っている。
交代しても流れがまったく淀んだりせず感嘆するばかりです。
TAKAと浪花の張り合う攻防から戦いに焦点を移し、ライガーの孤立。
海援隊が鉄板の連携技アピールでブーイングを巻き起こします。
孤立終了と同時にダイブ・シークエンス。
終盤の大技の打ち合いはやや軸がなかったものの
団体のストーリーにのっていない試合なので仕方ない部分もありましょう。
それでも濃厚で心地よい一戦でした。
ぎりぎり好勝負。
A獣神サンダー・ライガーvs.ワイルド・ペガサス(9/23/96)
(後半1/3のみの収録)
まずは復帰戦となるライガーが復調したことを示した後、
敢えてスポットなくペガサスのターンに映ることで
それでも最前線と戦ってきたペガサスと差があることを見せる。
実に納得のいく展開です。
ペガサスはライガーがが復帰したばかりだからと手を抜くことなく
いつも通りハードに技を打ち込んでいきます。
ただ試合がエスカレートしすぎないようには気を使っていますね。
花道、場外のスポットによる段階付けで構成すると
これを食らっては危ないと観客に思考させた上でのカウンター合戦。
復帰戦で出来ないことがあるならその中で逆にストーリー・テリングで勝負しようという狙いです。
実に見事でそこいらのJrの試合よりも惹きつけられましたね。
終盤もライガーが体がついていかない中での工夫を見せて一進一退を繰り広げました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/4/12)
B獣神サンダー・ライガー、武藤敬司、リック・スタイナーvs.蝶野正洋、天山広吉、ヒロ斉藤(10/14/96)
C獣神サンダー・ライガーvs.グレート・ムタ(10/20/96)
ライガーがマスクを引き裂かれると
スティングのようなペイントをしており
ムタみたいに毒霧を出すし狂乱ファイトを見せる、という
驚きの展開にばかり目がいきがちですが
上手く場外を使って試合を積み立てていっているように
彼らの技術が前提にあるというのが重要です。
ただし所々で緩い雰囲気になっており
見せ方という面ではまだまだ甘い点がありますね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:?/?/09)
D獣神サンダー・ライガー、エル・サムライvs.大谷晋二郎、平田淳嗣(10/25/96)
E獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(10/28/96)
F獣神サンダー・ライガー、エル・サムライvs.大谷晋二郎、保永昇男(11/1/96)
(執筆日:3/4/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@獣神サンダー・ライガー、愚乱・浪花、グラン浜田vs.TAKAみちのく、船木勝一、ディック東郷(みちのくプロレス 8/18/96)A獣神サンダー・ライガーvs.ワイルド・ペガサス(9/23/96)
B獣神サンダー・ライガー、武藤敬司、リック・スタイナーvs.蝶野正洋、天山広吉、ヒロ斉藤(10/14/96)
C獣神サンダー・ライガーvs.グレート・ムタ(10/20/96)
D獣神サンダー・ライガー、エル・サムライvs.大谷晋二郎、平田淳嗣(10/25/96)
E獣神サンダー・ライガーvs.保永昇男(10/28/96)
F獣神サンダー・ライガー、エル・サムライvs.大谷晋二郎、保永昇男(11/1/96)